クククの館

十字屋レイ(@crossssray)が書いたSSの書庫

二穂「ライブアライブだと?」モルガナ「ええ」








未完

【クロス・元ネタ 長編】




【クロス・元ネタ 短〜中編】



【クロス・元ネタ 小ネタ】
















唯憂


紬菫


恩那組





平梓


唯梓

もるがな「はあ……」

小織「……もるがな様 元気ないね。大丈夫?」

もるがな「ええ、別にまあ」

もるがな「ただ……」

もるがな「時々 全てがどうでもよくなります」

小織「?」



あから「もるがな様の様子がおかしい?」

小織「うん」

陽奈「えー、でもそれ割といつもの事じゃん?」

小織「ちょっと違う。元気なさそうだった」

あから「確かにもるがな様の発言は奇妙なことが多いが……いつも自信には満ちあふれていた。元気がないのは珍しいな」

陽奈「じゃ、ちゃちゃっと元気づけにいこっか?」



陽奈「もるがな様ー?どしたのー?」

あから「小織から元気がなさそうだと聞いていたんですが……何かボクらにできることがあれば力になりたい」

もるがな「ああ……心配かけたようですみませんね。別に私はいつも通りですよ」

小織「……無理して笑ってる」

もるがな「モルガナという存在は皆この顔なのですから、無理などしなくとも笑っていますよ」

陽奈「……ふーむ……」

あから「そんなことはない。ボクらにはわかります。元気がないのでしたら、どこかの境界に出かけてみるとか……任務を休めるようにティエラ先生に頼んでみましょうか」

もるがな「いえ、そこまでせずとも大丈夫です……」

あから「ですが……!」



陽奈「お姉、ちょい待ち。……そっとしといてあげようよ」

あから「しかし……いいのか?もしかしたら何か病気とかかもしれないのでは……」

陽奈「お姉、わかってないなあ。あれ多分、ココロの問題だよ」

あから「心の……?」

陽奈「小織にまかせて、ほっとこ?あんまりみんなでぎゃーぎゃー騒ぐと疲れちゃうから。ほら」

あから「あ、こら陽奈、手を引っ張るなって!」



小織「……」

もるがな「……ああ……」

小織「……」

もるがな「……はあ……?」

小織「……」

もるがな「……私は別に……」

小織(さっきから虚ろな目をしてひとりごとばかり言ってる……)

もるがな「……またですか……」

小織(誰かと話してる?)

もるがな「……実にくだらないですね……」

小織「もるがな様?」

もるがな「……誰も私を愛さない……」

小織「何言ってるの?」

もるがな「……はっ!これは失礼。少し呆けていたようです」

小織「うん」



もるがな「……」

もるがな「ええと、小織さん」

小織「……うん?」

もるがな「……いえ、何でもありません。些細な事ですので」

小織「……話したいなら、いいよ。聞いてるから」

もるがな「……では、ここからは独り言ということにしましょう」



もるがな「全てのモルガナは意識を共有しています」

もるがな「それはまるで、無数の細胞からなる脳神経のネットワークのように」

もるがな「あるいは、多数の人間が端末を通じて繋がっているソーシャル・ネットワークにも似ています」

もるがな「言うなれば、私は常に、全てのモルガナの思考回路に晒されている状態」

もるがな「想像してみてください。脳のどこかで、常に他人がやいのやいのと騒いでいる声が聞こえてくるのを」

小織「それは落ち着かないね……」

もるがな「はい……」



小織「他のモルガナ様たちは大丈夫なの?」

もるがな「はい。皆、神経の図太い者たちばかりですから」

小織「もるがな様は繊細なんだね……」

もるがな「そうなんですよ……これでも私はある程度人間らしさを保っていますから……ああつらいです」

小織(もるがな様、自分語りし始めたら少し元気出てきたかも……)



小織「もるがな様のネットワーク、どんな感じなの?」

もるがな「そうですね……五次元を介した意識のつながりは、言葉で説明したり映像で現すことは到底できませんが……普通の人間にも認識できる次元に投影してみましょう」


もるがな@kanakomoruzawa
ソーシャル疲れなう


小織「なにこれ……?」

もるがな「人間のSNSに模してみました。おや、さっそくですね……見てください」


条理の闇@morgana_the_abyss
@kanakomoruzawa ァ……ァァ……


小織「誰この人……」

もるがな「さあ……?条理の闇に堕ちたどこかの誰かでしょう」

小織「お返事しなくていいの?」

もるがな「こういった手合いは放っておいたほうが良いですよ。何言ってるかそもそもわかりませんし」

もるがな「誰かれ構わずこんな風に絡んでいるので、特に無視しても大丈夫です」



オディール「あー、いるよなー。こういうクソリプ送りつけてくるやつ」

もるがな「オディールさん!?」

小織「いつの間に……」

もるがな「オディールさんはSNSの経験があるのですか?」

オディール「え?あ……いや、田中さんから聞いた話……いや、田中さんから『田中さんの知り合いの話』として聞いた話だ!勘違いするなよ!」

小織「わかりにくい……」

もるがな「この気持ち、わかっていただけるなら幸いですが」



もるがな「もちろん、これだけではありません。他にも個性的な者たちが揃っていますよ」

もるがな「例えば、降神三姉妹とは関連の深い、この者とか」


モルガナ@morgana_1
そろそろあの小娘どもの邪魔も無視できなくなってきましたね。どれ……ちょっと 出向いてみましょうか。


小織「あれ……モルガナ様……消えたはずじゃ?」

もるがな「確かにこの者は今は存在しませんが、モルガナの意識共有体に時間の概念はありませんから」



モルガナ@morgana_1
@a_sajima 実験に遅れが出ています。何を手間取っているのですか。
|
モルガナ@a_sajima
@morgana_1 ごめんなさい

モルガナ@morgana_1
大掛かりな設備がないとオブリすら生み出せないとは困ったものです。 RT @a_sajima @morgana_1 ごめんなさい

オディール「うわ……晒しとか性格悪いわー。マジパワハラ上司だわー」

もるがな「見ていてキツイものがありますね」

もるがな「この者が存在していた当時は、モルガナの中で自分の意識がもっとも強い、と本人は思っていたようです」



もるがな「他にはこのような者もいます」

モルガナ@morgana_2
ふふふ……あと少しです。あと少しで私の大統一理論が完成します。根幹世界に楔を打ち、そこから崩壊させる……まさに完璧な計画です。さあ、その最終段階に進むとしましょう。

もるがな「この者はいつも持論を大々的に展開していますね。まるで宗教家のようです」

オディール「あー、こりゃ頭沸いてるわー。シカトだシカト、変に反論なんかしたら余計メンドクセーことになる」



モルガナ@morgana_2
ふふふ……あと少しです。あと少しで私の大統一理論が完成します。根幹世界に楔を打ち、そこから崩壊させる……まさに完璧な計画です。さあ、その最終段階に進むとしましょう。
|
ミゼラ@morgana_miserastrophe
@morgana_2 貴様ノ理論ハソノ程度ナノカ……ソンナモノデハ条理ノ果テニハ達セナイ……
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モルガナ@morgana_2
@morgana_miserastrophe おや?では貴方の思う完璧な理論を聞かせてほしいものですね。フィフス粒子の制御すらできずに暴走した輩にまともに考える力があるとは思えませんが……

オディール「んだー!言ってるそばからコイツは!ほら始まっちゃったよ!論破合戦始まっちゃったよ!」

もるがな「このミゼラという者、すぐ人を煽るんですよね……」

もるがな「しかも先ほどのアビスもそうですが、この手の闇堕ちした輩はとにかく数が多い」

もるがな「火種を見つけるとわらわら集まってくるので、炎上するのは時間の問題でしょう」



モルガナ@morgana_2
@kanakomoruzawa まだエテルノで遊び呆けているのですか?目的を見失わずほどほどにすることですね。

もるがな「あ、リプ来た……」

オディール「ウゼー!超ウゼー!めんどくせー絡みしてくんなやこいつ!」

もるがな「はじめの頃は私も威勢を張って返事を書いていたものですが……だんだん疲れてきてしまって」

オディール「ブロればいいんじゃね?」

もるがな「それはできません。SNSとは違いますから。ネットワークから切ってしまえばそれすなわち、私がモルガナとして存在できなくなることを意味します」

小織「もるがな様かわいそう……」



もるがな「そして、一番ヤバいのがこの者です」

エンド@morgana_of_the_end
おやおや、なり損ないどもが今日もうるさいですね……。果てを識る者である私から見ればどれもお粗末な理論ですが。

小織「あ、この間の協力戦に出てきた赤い髪の……」

オディール「イキってるだけにしか見えんぞ?」

もるがな「いいえ、実際のところ、最も条理の果てに近い存在と言えるでしょう」

もるがな「まあ、この者は一人で突っ走っているだけですので、放っておけばさして問題ではないのですが」

エンド@morgana_of_the_end
真理に到達したいならば その起源を探ることです。歪みを作ってそれがどのような揺らぎをもたらすか観測する……どこから何が来るのか?その唯一たる起源を突き止めるのです。そのような基本的な実験ができていないなら、モルガナである以前に研究者としてどうなのでしょう……ふふふ。

もるがな「あまりハイレベルなことを毎日のようにつぶやかれても、ねえ」

オディール「あー、意識高い系か……しかも空リプでディスりときた。クソぼっちだな!」



もるがな「とまあ、こんな感じのに私は常に晒されているのです」

小織「いやだね……」

もるがな「個々のトラブルは大したことはありません。私も最初は特に気にしていませんでしたし、むしろバトルしちゃったりしていました。若気の至りですね」

もるがな「それでも、小さなストレスが日々積み重なると……だんだん神経が擦り切れてくるものです」

もるがな「そのうち嫌気がさし、最近は距離を置いていましたが……私がノーコメントでも周りが争っているのが目に入ることに変わりありません」

もるがな「気にしない、無視しよう、そう思うようにはしていますが限界があります」

もるがな「気づいたら小一時間も、他人の議論の内容について考えてしまったり」

もるがな「普段の私の行動にも、いちいち誰かが茶々を入れてくるような気がしてしまったり。実際にはされていないのですが……」

オディール「めっちゃわかるわ~……あ、って話を田中さんの知り合いが言ってたって意味だからな」

もるがな「そんなこんなで、私は疲れました」

小織「もるがな様、よしよし……」

もるがな「あ……気持ちいい……」



オディール「……ふむ。では一つ、田中さんから聞いた効果的な方法を教えて進ぜよう」

もるがな「ほう……?」

オディール「まさに今、ナデナデされて気持ちよかった、それがカギとなるのだ!何かに接触しているとそっちに意識が集中してしまうのが人間のサガだ」

オディール「何かに集中している間は、くだらない考えなど吹き飛ぶものだ。SNS上の阿呆どものことも忘れられる」

オディール「つまり!!!」

オディール「人間でも動物でもヌイグルミでもいい!」

オディール「『もふもふ』することが最強の解決法なのである!!!!!」

もるがな「ほ、ほう……?」

オディール「フッ、決まったな……それではせいぜいもふもふするがいい!さらばだ!」

小織「あっ、行っちゃった……」



もるがな「ええと……どうしましょうか」

小織「じゃあ……もふもふする?」

もるがな「え……どうすれば」

小織「とりあえず抱きしめてみるね」

もるがな「少し照れますね……」

小織「もふもふ……もるがな様、ウサギみたい」

もるがな「もふもふ……」

小織「もるがな様、つらかったね……」

もるがな「はい……う……えぐ……」

もるがな「う、うぅ……うわあああああん!やだー!やだー!もるがなつかれたー!!みんなキライー!」

もるがな「ころすころすころすころすころすコロスァァァァァ!!!」



あから「もるがな様!?大丈夫ですか!!?」

陽奈「うわ、こんなにキャラ安定しないもるがな様初めて見た……」

もるがな「うああああああん!つかれたぁー!やぁだぁー!」

あから「落ち着いてください!小織、一体何があったんだ!?」

小織「とにかく、もふもふして」

あから「は?」

小織「みんなでもふもふすればきっとおさまる」

陽奈「どゆこと?とりあえず一緒に抱きしめればいい?もるがな様、はい、ぎゅ?」

もるがな「う、う、あう……」

陽奈「ほら、お姉も!」

あから「え!?わ、わかったよ。失礼します、ぎゅー……」

もるがな「はう……もふもふ……」

あから「よかった、おさまったか……」



もるがな「大変見苦しいところをお見せしました。とりあえず泣いて気が済みましたが……ストレスに晒されている環境は変わりありません」

あから「意識の共有というのがそんなにも厳しいものだとは気づきませんでした、すみません」

もるがな「いえ、いいのですよ。それより、今後のためにも……もふもふを……」

陽奈「もふもふし足りない?そうだ、じゃぁタイチョーの部屋からうーぴぃ三世持ってくるね!」

あから「わかった。よし、ボクもヌイグルミに関連するメモカを探してもらうように頼んでくるよ!」

もるがな「助かります……」

小織「お姉たちが帰ってくるまで小織がもふもふするね。あと冬着と毛布持ってきた」

もるがな「はい……ちょっと暑いですけど……もふもふ……」



あから「もるがな様!ウサギのヌイグルミをたくさん持ってきました!あと美山さんからパンダも借りました」

陽奈「はーい、うーぴぃ三世もってきたよー、よいしょっと!あとついでにタイチョーも連れてきた!中身は入ってないよ」

隊長「にゃー」

もるがな「ありがとうございます……もふもふ……お、重い……」

小織「ヌイグルミに潰されるもるがな様かわいい……」

陽奈「どう?もるがな様。気分良くなった?」

もるがな「ああ……確かにこれは……つまらない事を考える暇などありませんね……もふもふ……」

あから「穏やかなお顔になられた……良かった、一時はどうなることかと」



もるがな@kanakomoruzawa
もふもふ
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条理の闇@morgana_the_abyss
@kanakomoruzawa モ……モフ……
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ミゼラ@morgana_miserastrophe
@kanakomoruzawa コレガ……モフモフナノカ……

陽奈「うわ、何か沸いてきた!」

あから「闇に堕ちても、もふもふの誘惑には勝てないということか……」



モルガナ@morgana_1
ふ……実にくだらないですね。

モルガナ@a_sajima
いいなあ。

モルガナ@morgana_2
ほう……もふもふですか。まあ、そうしたくなる気持ちは分からなくもありません。しかし今は、大統一理論の完成を……

エンド@morgana_of_the_end
……ヌイグルミのひとつでも、買い与えてあげたかったものですね


小織「みんなもふもふしたそうなのにやせ我慢してる……」

あから「皆がもふもふすれば、世界は平和になるというのに……」

陽奈「ま、もるがな様の健康のためにも、もふもふ続けてこうね!」

もるがな「もふもふ……幸せ……」



ティエラ「みなさん、ミッションですよ!」

ティエラ「って、えぇ?……これはどういう状況ですか……」

もるがな「もふもふ……」zzz
小織「……」zzz
陽奈「……」zzz
あから「……」zzz

ティエラ「ちょっと、みなさん起きてくださいって!ああもう、何ですかこの大量のヌイグルミ……足の踏み場もありません……きゃあっ!?」

ティエラ「ふごっ!……」

ティエラ「あ……もふもふ気持ちいい……お仕事はきっと明日の私が頑張ってくれますよね。おやすみなさい……」zzz

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