映画館で「マトリックス・リローデッド」を見ながら、こっくりこっくり…。実は夢を見ておりました。
「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」(塩野七生著)っていう本を読んでいたのですが、彼が頭から離れなれなかったのです。チェーザレの夢を見ていました。
帰宅後、最後まで読んで…。読後は涙が溢れて仕方が無くて…。
チェーザレに惚れました。
このサイトでウイン様がスチュアートのイメージがチェーザレにピッタリだとおっしゃっていて、ご紹介くださったのですが…。ほんとにピッタリでした。ウイン様、ご紹介くださってありがとうございました!

もう、惚れました。頭がショック状態です。

チェーザレ・ボルジア…。いい男です! 
マキアヴェッリは、その著書「君主論」を、チェーザレの君主像を元に書き上げ、レオナルド・ダヴィンチとは、才能を認め合い、“今世紀で最高に美しい武将”と言われながら、頭脳と武勇に恵まれ、当時誰も考えなかったイタリア統一を図り、志半ばに、31歳で散った男です…。ドン・ミケロット(←彼もチェーザレと同年齢の美しい武将)の友情も胸をうちました。ボルジアの毒薬として有名な「カンタレッラ」というのがあるそうですが、それは、彼自身なのではないかと思うくらい、ナイフのように切れる男だったようです。 

なんとなく、土方歳三とイメージが被ります。
私の歴史上のいい男は、3人になりました!ご紹介します〜。
チェーザレ・ボルジア、土方歳三、T.E.ロレンス(アラビアのロレンス)3人に共通しているのは、頭脳的な才能に溢れながら、戦いの場に生きた事。誰も考えも及ばない程の野望&理想に向けて、走り続けた事。その夢に誰も追いつけず、孤独な若い死を迎えた事…。でしょうか。ああ。溜め息…。 (あっ…アイルトン・セナも入るかもです…。)