もはや日記というより、ボヤキどころ…の感がある。
ファン心理とは、多岐多様にわたる。人間それぞれの性格が人間の数だけ違うように、人それぞれ…。
某海映画スターの来日の顛末を見て、どこも同じだと思った。いや、私の作っているスターのファンサイトは、まだ公の来日がないから、そうなっていないし、平穏だけれども…。
以前私が居たファンクラブ…。そのハリウッドスターとて、日本の映画雑誌のロードショーだかスクリーンの人気投票で3位までなった人だから、それなりに知っている人も居る。今は知名度が低いものの、あの浮き沈みの激しいハリウッドで20年間仕事にあぶれず、日本にも映画やビデオが来るのだから、私はそれだけでも大した事だと思っている。事の始まりは、ある優秀な女性がそのスターに面識を持った事による。もちろん彼女はその人のファン。監督などに手紙を書き、彼の素晴らしかった事や、作品に対するファンの気持ちを表明していた。監督と近づきになって、あるパーティーに出席。そこでそのスターと遭遇。結果スターの信頼を得る。そこで、日本の映画会社にも遭遇。彼女がファンジンを発行していた事を知った日本の配給会社は、ファンクラブの設立を持ちかける。雑誌に呼びかけの記事を載せ、ファンが集まった。結果、ファンが申し合わせて劇場に足を運び、その映画は小館上映ながら、初日に行列&立ち見も出て業界を騒然とさせた。ビデオの売り上げにも貢献、自宅近くのビデオ屋に入荷の問いあわせやリクエストをするという草の根行動が功を奏した。それは、すなわちハリウッドのデータとしても使用されるため、私のファンサイトでも、同じような事を呼びかけた。ファンがスターを直接応援できる、もっとも有効な方法がこれなのだ。しかし、ファンが協力という事ではあるが、ファンが自主的にスターを応援するのなら、全く問題ないと思うが、上記のように「会社と提携」した場合、ファンが利用されるという図式は、ある意味否定できない。会社としては、はっきり言ってファンを利用したのだ。その担当者はそれを知って、実は会社を辞めている。良心に堪えられなかったそうだから…。(ファンだけで騒ぐうちはいいけど、当事者や会社が絡むと、利害関係は必ず生まれてくる。まあ、それでもスターに会えれば何のその…ていうのが、大方のファン心理なんだけどね…。)
彼女はそれだけに留まらず、映画のバイヤーとしての権利を高額で購入。世界各地のフィルムフェスティバルで、映画売買の場所に行き、映画のスクリーニングを見て、バイヤー達に日本のファンの存在をアピールした。彼女は奥床しいので、そんな影の苦労は人には言わない。結果、彼女だけがスターに会えて、他のファンは応援するだけ…という構成から、「いい目を見るのは彼女。そして私たちは利用されるだけ。」そう思い込む嫉妬の図式が出来上がっていく。それは、とても凄まじく、ファンクラブの誹謗中傷を雑誌に投稿されるなど、恐ろしい事になった。また、ある海外のファンも何を勘違いしたか、自分でそのスターのグッズを作り、彼の役にたって気に入って貰おうという、迷惑な人間が出てくる。それは、違法行為なのだが、指摘すると、それはストーキングにまで発展した。もちろん、穏健なファンもいる。しかし、中にはそういう恐ろしい人も居るのである。
今回の某スターの来日は、あるファンサイトBBSへのスター本人のマネージャーの書き込みから、来日日時が知らされた。メッセージにあったメルアドから、英語が出来るファンサイトを持つ管理人達が、マネージャーと直接メールしあう事になった。その頃、連絡を取ったサイトには、雨後の竹の子のように、「初めまして」書き込みが…。ロム者も遅れてはならじ…と、いったところか。
結果、マネージャーとファンが連携した形で、成田でファンが大挙して待ち受けた。マネージャーとしては、自分が同行できないので、そのスターにとって初めての国で、暖かい歓迎を受けられたら…。という粋な計らいだったらしい。そして、そのスターを招待した映画配給会社は、「大人しく並んで居れば、握手と花束を渡す時間を取ります。」と言って、成田の整理にあたる。一番大きなサイトの管理人は、その映画会社とも事前に連絡をとって、スター本人のマネージャーからの依頼だからと、「スターとご対面」の確約もとっていたのから、ファンも大人しく指示に従った。
しかし…。配給会社の人々は、ファンを全く騙し&無視して、スターを急がせて連行したらしい…。当然おこる大混乱。追いかけて押し寄せるファン…。マネージャーと連絡をとり、最前列で待っていたはずのファンは、最後尾から、追いかけるはめに…。逆に、最初に全くあぶれて遠くで見ていたはずのファンがサインを貰ったり…。(つまり、下克上状態になったわけ。)
その後、配給会社への激しいBooing、マネージャーへの嘆願などが起こる。それが功を奏して、スター本人から、電話が入るファンも…。また、さるヒントから宿泊ホテル探し…。(色々なスターのホテル待ちは、よくある事だから、必ず嗅ぎつけるものなのだろうが…。ちなみにめぼしいホテル全てに、外国人を装って、英語で「Mr.oooooはいるか?」と、電話するやり方もあるらしい。)
その頃になると情報は、掲示板には載らず、メールでのやりとり…。情報がロム者にも濡れ手に粟なのを嫌って、全ては水面下へ…。一般サイトに小さく載った「スター本人が出席するパーティー招待」の応募情報等も、どのサイトのBBSにも載らなかった。(もちろん、自力で探して応募した人も居るが…)
そして、パーティー。蓋を開けてみれば、別ルートからの参加者もあったが、その参加方法は某所に発表を差し止められた。パーティー会場でも、メールやりとり組は会場外で待ち受けした様子。その夜は、スターとのHUG&KISSが飛び交ったという…。
ファン競争は凄まじいのだ…。
まあ、うちのサイトだって、どこのサイトだって、頭が冷えた他人から見れば、ある意味狂気に見えるとは思う…。だから、私は自分のBBSでも、常々、ファンになるという事自体が、「自分に、ある程度狂気の発露を許す事」って言っているのである。そして、それが、人間解放に良い事だと思っているからサイトを作っているわけだが、ここで言いたいのは、表題にあるように「ファン心理」。 前記の例も後期の例も、スターへの近さによる、ランク付けみたいな図式が見えた時に、その競争は、やはり凄い世界だと思ってしまうは、私だけではない筈だと思う…。特に、私は下に書いたように逆にスターとの接触を断り続けた人間だから、どうしてもそう思ってしまうわけだ。 ここは日記なので、あくまでも事実とそれに対する私の考察なのだから、主観の問題だとも、思う…。雑誌の読み物だって、大いに主観が入っているのだから、その程度に読んで頂きたい。
実は、私は、以前のファンクラブに居た時、海外に居た為、その会長の女性が入院した時にお見舞いに行かれなかったので、彼女のへのお見舞い代わりと自分の楽しみの為に、そのスターのサイトを作った。(ハリウッドスターだから、もちろん英文のみで作成した。)その頃スターのHPはまだ珍しく、あれよあれよという間に、そのスターのオフィシャル・ファンサイトとなってしまった。当時アメリカに住んでいた私は、ハリウッド近くにいるのに、スターに会いたいと会長に申し出た事もなく、単にHP作りを楽しんでいた為、会長さんに信頼されてしまい、上記の裏話を色々教えてもらった。スターのメルアドさえ教えてもらっても、スターの友達と会ってくれと言われても、コンタクトを断り続けていた。しかし結局、口説き落とされて日時を決められてしまい、ホームページ紹介の為にそのハリウッドスターに会う事になってしまう。結果、ハグ&チューはもちろん、一緒にお食事もして、隣に座って20センチの至近距離でお話もした。家族の事、大好きな宇宙の事、他愛も無い事…。会ってみて、幻滅させられるどころか、生涯、友人として、話をしたいなぁと思うほどの人物だった。クラブのお仕事という意味で、短時間会見した事は、クラブへの寄稿文で公表したが、細かい事は、ファンに公表できるわけが無い…。ファンには、怖い人もいるんだから…。
ファン競争…そして、醜い嫉妬と反撃…、実は、それが嫌で、以前居たファンクラブを飛び出した。
今のサイトを飾る新たなスターを見つけて、自分だけの楽しみの為にファンサイトを作った。大多数のゲストは、素敵な人ばかりだった。でも、私と妄想のベクトルの方向が違うというだけで、うぇぶ・どらまで“荒らし”をした人が出てしまった。荒らしをやった本人は、本来のハンドルネームを使わず仮名を使って、BBSで他のゲストと口論めいた事をやった結果、私が頼み込む形で和解を得た。しかし管理人の私には、IPアドレスやリモートホストから、もちろん誰が荒らしを繰り返したのかが分かっていた。それでもその人は、分って居ないと思っていたのか、悪いと思って居ないのか、BBSに、本来のハンドルネームで、自分中心の日記的書き込みを続けた。結果、サイトから出て行って頂いたのだが、2ちゃんで、私の個人名は出さないものの、私の個人情報を暴露して、長文で誹謗中傷をやって下さった…。その後も、時々それは続き…というか、何故か、その人の都合が悪い事を書かれると、全て私だと思ってしまうらしい…。その結果、私は身に覚えがないのに、私及びの弊サイトの中傷的メッセージが書かれる事が多かった。それは、約一年間も執拗に続いた。…と言っても私は、いつもなぜか荒れる2チャンには、同じファンを応援する者として忍びないし、その人の場所を荒らす気もないし、平和にそこに居てほしくって、ちらっと緩和仲裁にはいった事すらあった。だって、なぜか、とばっちりは必ず弊サイトにやって来るんだから…(^^;)。 それで、チャップリンの言葉「You don't hate - only the unloved hate.(憎んではいけない。愛されない者だけが憎むのだ。)」を持ち出したのは、実は私…。その後平和なスレになったようで、本当に良かったと思う次第…。
また、荒らしをするようなファンじゃなくても、一般的にファン心理は、根本的に難しい。
BBSで紹介された他のスターの話に、こちらがあまり乗らないと機嫌を損ねる人もいるし、たまたま私が、苦手だとして名を上げてしまったスターのファンも居た。私なりに誉めたつもりが、上手く伝わらなくて、逆に受け取られたり…。つまり私が、それと知らず、その人の地雷スイッチを踏んでしまったわけだ。ホントにファン心理というのは、琴線に近いものがあると思う。本当に恐ろしく複雑なのだ。それで、出来たのがBBS-2…。ジャンル違いでも、日記でも書いてくださいという場。BBS-1でメイン話題から逸れると、ファンが引いちゃうのがわかったから、BBS-1はメインの話題為の場としてキープ。BBS-2を解放したという訳。まあ、私としては、どっちでもいいんだけど…。一部行き過ぎる人や、別の話題をしたい人に風穴を作ったという感じか。でも、作った後は、今のところ、平和に「独り言」の場になっている。
ところで、昨日、担当を抜けたと思っていた以前のスターのファンクラブから、サイトへの復帰の依頼が来た。ファンの間にスター本人が絡んでくると、ややっこしい事が本当に多い。それ上、個人的にも、私の場合は重いものを背負い込んだ気もする…。スターに会って、サインを貰ったらそれまで…というファンが多いそうである。私の場合、会ってお話した「恩」というのを感じてしまう。馬鹿正直といえばそれまでだが、そういうものに引きずられる人間なのだ。彼女は私のそれを見抜いて、スターに会わせてくれたのだと、今は思う。担当を抜けた今も、心に「抜けて、悪い事をしたかなぁ」という気持ちが残っている。また、恩を売られて、繋がれてしまったかなぁ…という気持ちもある。(戻るべきか考え中) それは、ある意味私の自由を奪う。私のパブロフの犬的体験によると、スターに会うことが自由が奪われる事を意味する。だから、今のスターに会いたくないのかも…。とてつもなく「変」な理由であるが…。
スターに会うまでは、単純に夢の中に居られるので、夢を見ているうちが花…そう切に思う。そんなお花状態続いて皆で仲良くやっていれば、平和で楽しいのだが、そうもいかないかもしれない…。いくら、スターが素敵でも、ゲストの殆どが素晴らしい方々でも、歴史が繰り返されるのが怖くて、ファンサイトを続ける事に少々自信がなくなってきた私である…(争いごとが大嫌いだし、もう繋がれたくない…そう、思ってしまう意気地なしだからね…(^^;))
ファン心理とは、多岐多様にわたる。人間それぞれの性格が人間の数だけ違うように、人それぞれ…。
某海映画スターの来日の顛末を見て、どこも同じだと思った。いや、私の作っているスターのファンサイトは、まだ公の来日がないから、そうなっていないし、平穏だけれども…。
以前私が居たファンクラブ…。そのハリウッドスターとて、日本の映画雑誌のロードショーだかスクリーンの人気投票で3位までなった人だから、それなりに知っている人も居る。今は知名度が低いものの、あの浮き沈みの激しいハリウッドで20年間仕事にあぶれず、日本にも映画やビデオが来るのだから、私はそれだけでも大した事だと思っている。事の始まりは、ある優秀な女性がそのスターに面識を持った事による。もちろん彼女はその人のファン。監督などに手紙を書き、彼の素晴らしかった事や、作品に対するファンの気持ちを表明していた。監督と近づきになって、あるパーティーに出席。そこでそのスターと遭遇。結果スターの信頼を得る。そこで、日本の映画会社にも遭遇。彼女がファンジンを発行していた事を知った日本の配給会社は、ファンクラブの設立を持ちかける。雑誌に呼びかけの記事を載せ、ファンが集まった。結果、ファンが申し合わせて劇場に足を運び、その映画は小館上映ながら、初日に行列&立ち見も出て業界を騒然とさせた。ビデオの売り上げにも貢献、自宅近くのビデオ屋に入荷の問いあわせやリクエストをするという草の根行動が功を奏した。それは、すなわちハリウッドのデータとしても使用されるため、私のファンサイトでも、同じような事を呼びかけた。ファンがスターを直接応援できる、もっとも有効な方法がこれなのだ。しかし、ファンが協力という事ではあるが、ファンが自主的にスターを応援するのなら、全く問題ないと思うが、上記のように「会社と提携」した場合、ファンが利用されるという図式は、ある意味否定できない。会社としては、はっきり言ってファンを利用したのだ。その担当者はそれを知って、実は会社を辞めている。良心に堪えられなかったそうだから…。(ファンだけで騒ぐうちはいいけど、当事者や会社が絡むと、利害関係は必ず生まれてくる。まあ、それでもスターに会えれば何のその…ていうのが、大方のファン心理なんだけどね…。)
彼女はそれだけに留まらず、映画のバイヤーとしての権利を高額で購入。世界各地のフィルムフェスティバルで、映画売買の場所に行き、映画のスクリーニングを見て、バイヤー達に日本のファンの存在をアピールした。彼女は奥床しいので、そんな影の苦労は人には言わない。結果、彼女だけがスターに会えて、他のファンは応援するだけ…という構成から、「いい目を見るのは彼女。そして私たちは利用されるだけ。」そう思い込む嫉妬の図式が出来上がっていく。それは、とても凄まじく、ファンクラブの誹謗中傷を雑誌に投稿されるなど、恐ろしい事になった。また、ある海外のファンも何を勘違いしたか、自分でそのスターのグッズを作り、彼の役にたって気に入って貰おうという、迷惑な人間が出てくる。それは、違法行為なのだが、指摘すると、それはストーキングにまで発展した。もちろん、穏健なファンもいる。しかし、中にはそういう恐ろしい人も居るのである。
今回の某スターの来日は、あるファンサイトBBSへのスター本人のマネージャーの書き込みから、来日日時が知らされた。メッセージにあったメルアドから、英語が出来るファンサイトを持つ管理人達が、マネージャーと直接メールしあう事になった。その頃、連絡を取ったサイトには、雨後の竹の子のように、「初めまして」書き込みが…。ロム者も遅れてはならじ…と、いったところか。
結果、マネージャーとファンが連携した形で、成田でファンが大挙して待ち受けた。マネージャーとしては、自分が同行できないので、そのスターにとって初めての国で、暖かい歓迎を受けられたら…。という粋な計らいだったらしい。そして、そのスターを招待した映画配給会社は、「大人しく並んで居れば、握手と花束を渡す時間を取ります。」と言って、成田の整理にあたる。一番大きなサイトの管理人は、その映画会社とも事前に連絡をとって、スター本人のマネージャーからの依頼だからと、「スターとご対面」の確約もとっていたのから、ファンも大人しく指示に従った。
しかし…。配給会社の人々は、ファンを全く騙し&無視して、スターを急がせて連行したらしい…。当然おこる大混乱。追いかけて押し寄せるファン…。マネージャーと連絡をとり、最前列で待っていたはずのファンは、最後尾から、追いかけるはめに…。逆に、最初に全くあぶれて遠くで見ていたはずのファンがサインを貰ったり…。(つまり、下克上状態になったわけ。)
その後、配給会社への激しいBooing、マネージャーへの嘆願などが起こる。それが功を奏して、スター本人から、電話が入るファンも…。また、さるヒントから宿泊ホテル探し…。(色々なスターのホテル待ちは、よくある事だから、必ず嗅ぎつけるものなのだろうが…。ちなみにめぼしいホテル全てに、外国人を装って、英語で「Mr.oooooはいるか?」と、電話するやり方もあるらしい。)
その頃になると情報は、掲示板には載らず、メールでのやりとり…。情報がロム者にも濡れ手に粟なのを嫌って、全ては水面下へ…。一般サイトに小さく載った「スター本人が出席するパーティー招待」の応募情報等も、どのサイトのBBSにも載らなかった。(もちろん、自力で探して応募した人も居るが…)
そして、パーティー。蓋を開けてみれば、別ルートからの参加者もあったが、その参加方法は某所に発表を差し止められた。パーティー会場でも、メールやりとり組は会場外で待ち受けした様子。その夜は、スターとのHUG&KISSが飛び交ったという…。
ファン競争は凄まじいのだ…。
まあ、うちのサイトだって、どこのサイトだって、頭が冷えた他人から見れば、ある意味狂気に見えるとは思う…。だから、私は自分のBBSでも、常々、ファンになるという事自体が、「自分に、ある程度狂気の発露を許す事」って言っているのである。そして、それが、人間解放に良い事だと思っているからサイトを作っているわけだが、ここで言いたいのは、表題にあるように「ファン心理」。 前記の例も後期の例も、スターへの近さによる、ランク付けみたいな図式が見えた時に、その競争は、やはり凄い世界だと思ってしまうは、私だけではない筈だと思う…。特に、私は下に書いたように逆にスターとの接触を断り続けた人間だから、どうしてもそう思ってしまうわけだ。 ここは日記なので、あくまでも事実とそれに対する私の考察なのだから、主観の問題だとも、思う…。雑誌の読み物だって、大いに主観が入っているのだから、その程度に読んで頂きたい。
実は、私は、以前のファンクラブに居た時、海外に居た為、その会長の女性が入院した時にお見舞いに行かれなかったので、彼女のへのお見舞い代わりと自分の楽しみの為に、そのスターのサイトを作った。(ハリウッドスターだから、もちろん英文のみで作成した。)その頃スターのHPはまだ珍しく、あれよあれよという間に、そのスターのオフィシャル・ファンサイトとなってしまった。当時アメリカに住んでいた私は、ハリウッド近くにいるのに、スターに会いたいと会長に申し出た事もなく、単にHP作りを楽しんでいた為、会長さんに信頼されてしまい、上記の裏話を色々教えてもらった。スターのメルアドさえ教えてもらっても、スターの友達と会ってくれと言われても、コンタクトを断り続けていた。しかし結局、口説き落とされて日時を決められてしまい、ホームページ紹介の為にそのハリウッドスターに会う事になってしまう。結果、ハグ&チューはもちろん、一緒にお食事もして、隣に座って20センチの至近距離でお話もした。家族の事、大好きな宇宙の事、他愛も無い事…。会ってみて、幻滅させられるどころか、生涯、友人として、話をしたいなぁと思うほどの人物だった。クラブのお仕事という意味で、短時間会見した事は、クラブへの寄稿文で公表したが、細かい事は、ファンに公表できるわけが無い…。ファンには、怖い人もいるんだから…。
ファン競争…そして、醜い嫉妬と反撃…、実は、それが嫌で、以前居たファンクラブを飛び出した。
今のサイトを飾る新たなスターを見つけて、自分だけの楽しみの為にファンサイトを作った。大多数のゲストは、素敵な人ばかりだった。でも、私と妄想のベクトルの方向が違うというだけで、うぇぶ・どらまで“荒らし”をした人が出てしまった。荒らしをやった本人は、本来のハンドルネームを使わず仮名を使って、BBSで他のゲストと口論めいた事をやった結果、私が頼み込む形で和解を得た。しかし管理人の私には、IPアドレスやリモートホストから、もちろん誰が荒らしを繰り返したのかが分かっていた。それでもその人は、分って居ないと思っていたのか、悪いと思って居ないのか、BBSに、本来のハンドルネームで、自分中心の日記的書き込みを続けた。結果、サイトから出て行って頂いたのだが、2ちゃんで、私の個人名は出さないものの、私の個人情報を暴露して、長文で誹謗中傷をやって下さった…。その後も、時々それは続き…というか、何故か、その人の都合が悪い事を書かれると、全て私だと思ってしまうらしい…。その結果、私は身に覚えがないのに、私及びの弊サイトの中傷的メッセージが書かれる事が多かった。それは、約一年間も執拗に続いた。…と言っても私は、いつもなぜか荒れる2チャンには、同じファンを応援する者として忍びないし、その人の場所を荒らす気もないし、平和にそこに居てほしくって、ちらっと緩和仲裁にはいった事すらあった。だって、なぜか、とばっちりは必ず弊サイトにやって来るんだから…(^^;)。 それで、チャップリンの言葉「You don't hate - only the unloved hate.(憎んではいけない。愛されない者だけが憎むのだ。)」を持ち出したのは、実は私…。その後平和なスレになったようで、本当に良かったと思う次第…。
また、荒らしをするようなファンじゃなくても、一般的にファン心理は、根本的に難しい。
BBSで紹介された他のスターの話に、こちらがあまり乗らないと機嫌を損ねる人もいるし、たまたま私が、苦手だとして名を上げてしまったスターのファンも居た。私なりに誉めたつもりが、上手く伝わらなくて、逆に受け取られたり…。つまり私が、それと知らず、その人の地雷スイッチを踏んでしまったわけだ。ホントにファン心理というのは、琴線に近いものがあると思う。本当に恐ろしく複雑なのだ。それで、出来たのがBBS-2…。ジャンル違いでも、日記でも書いてくださいという場。BBS-1でメイン話題から逸れると、ファンが引いちゃうのがわかったから、BBS-1はメインの話題為の場としてキープ。BBS-2を解放したという訳。まあ、私としては、どっちでもいいんだけど…。一部行き過ぎる人や、別の話題をしたい人に風穴を作ったという感じか。でも、作った後は、今のところ、平和に「独り言」の場になっている。
ところで、昨日、担当を抜けたと思っていた以前のスターのファンクラブから、サイトへの復帰の依頼が来た。ファンの間にスター本人が絡んでくると、ややっこしい事が本当に多い。それ上、個人的にも、私の場合は重いものを背負い込んだ気もする…。スターに会って、サインを貰ったらそれまで…というファンが多いそうである。私の場合、会ってお話した「恩」というのを感じてしまう。馬鹿正直といえばそれまでだが、そういうものに引きずられる人間なのだ。彼女は私のそれを見抜いて、スターに会わせてくれたのだと、今は思う。担当を抜けた今も、心に「抜けて、悪い事をしたかなぁ」という気持ちが残っている。また、恩を売られて、繋がれてしまったかなぁ…という気持ちもある。(戻るべきか考え中) それは、ある意味私の自由を奪う。私のパブロフの犬的体験によると、スターに会うことが自由が奪われる事を意味する。だから、今のスターに会いたくないのかも…。とてつもなく「変」な理由であるが…。
スターに会うまでは、単純に夢の中に居られるので、夢を見ているうちが花…そう切に思う。そんなお花状態続いて皆で仲良くやっていれば、平和で楽しいのだが、そうもいかないかもしれない…。いくら、スターが素敵でも、ゲストの殆どが素晴らしい方々でも、歴史が繰り返されるのが怖くて、ファンサイトを続ける事に少々自信がなくなってきた私である…(争いごとが大嫌いだし、もう繋がれたくない…そう、思ってしまう意気地なしだからね…(^^;))