Moony Geekazoid

つれづれにプライベートや思考を書き流しています



December 2009

『Disney's クリスマス・キャロル』という映画を見て来ました。
ロバート・ゼメキス監督が渾身で作ったというだけあって、久々にDVDを買いたくなったほど良い感じでした。説教臭く成りがちな話だと思いますが、押し付けがましくなく、素直に泣いて笑えた映画です。また、全体的にファンタジーらしさが色濃く、英国っぽい重厚さもあって、映像もとても綺麗。頑固で融通の利かなそうなブリティッシュ・アクセントも耳に心地よく、音楽も今風ではないので、丸ごと古き良きビクトリア朝の世界を楽しめます。

現在、誰もが口にする「メリー・クリスマス」と言う言葉は、この物語の中に書かれたのが最初だったそうです。それが世界中に広まったのですって。あらためて、この物語の影響力の凄さを思い知らされてしまいました。

そして、原作者のチャールズ・ディケンズは、娘がカナダでホームステイしていた家のホストマザー、パムさんの曾祖父にあたる方。私も一週間お宅にお世話になりましたが、とても論理的に話す、心暖かい方でした。映画を見て、そのお人柄とオーバーラップしてしまいましたよ。…娘曰く、説教臭くて口煩くて、カナダにももう一人お母さんがいるみたいだった…との事でしたが(^^;)。

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普段ビデオはあまり借りた事なくて、映画はもっぱら映画館で見ます。アメリカに住んでいた時に、映画鑑賞券が低価格だった所為で見まくっていたのですが、その習慣がどうしても抜けません。海外旅行に行くと必ず映画を見るし、日本でも旦那が単身赴任する前は、月に2〜3回は家族で映画館に行ってました。でも、最近はご無沙汰。それでも、他に最近見た映画と言えば…。
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夜にアダムの動画を見始めて、そのまま眠れず明け方近くになってたりする。…最近、そんな事が度々あります。何度同じ画像を繰り返し見ても飽きない。CDも持っているし、声も確かに凄いんだけど、彼はライブの方が遥かにいい感じ。番組も生放送でしたけど、聴覚的、そして視覚的に周りを惹き込み彼自身も輝く、根っからのエンターテナーなんでしょうね、彼は。


「ミラクルズ(映画「2012」主題歌)」by Adam Lambert


Lyrics | Adam Lambert lyrics - Time For Miracles lyrics

そして、インタビュー画像まで見るようになってしまいました(^^;)。アダムは、番組中のインタビューでも、視線がシャープで、とても良い事を言うなと思っていたんですが…。彼の視点は、客観的で冷静。自分は歌手だけどビジネスパーソンでもあると言っていましたが、考えに柔軟性があって、しかも建設的に先を見ている感じなんです。ちょっと感心してしまうくらいに。そしてなによりもポジティブ。かなり男っぽい思考の持ち主だと思いました。話し方の早さや、内容や、人の話を真摯に聞き、相手を的確に評価して感謝し、気軽に話を合わせられる機敏さから見ても、とても頭のいい人だと思います。

彼はオーディション中、「アメリカン・アイドル」という番組の本質をしっかり分析できていたようです。彼はその中で自分が異質である事をちゃんと分かっていて、自分が浮いてしまわないように見極めながら、「これは競争ではない。機会なんだ」と位置付けようとしたのですって。確かに、情熱と真摯さはあっても、カッカとした必死さは無かった気がします。人々の心に残るパフォーマンスをするために不可欠な客観的視点を彼は持っていた。それを冷静に計算し、自分の能力にプラスすることで、より人々を熱狂させるという、段階を追った計画性。それをまんまと成功させたのはお見事でした。…では、勝つ事にどん欲だったのか…というと、そうでもないという逸話がいくつかあるようです。

毎週一人ずつ舞台を去らねばならないという、サバイバル形式のオーディション番組ゆえに、誰もが必死なはず。なのに、参加者の中から「アダムに助けてもらった」という証言が沢山ありました。「何故?」の質問に「だって、それが友達だもの。それだけだよ」と、言い切っちゃう爽やかさが、彼のパフォーマンスの心地良さに出ているのかもしれません。

…ただ。アメリカン・ミュージック・アワードという大舞台のトリを務めて華々しいデビューを飾った彼。確かに存在感は負けてなかった…。でも、音楽性と、ジェンダーやセクシュアリティーは別物なのだから、パフォーマンスの中にゲイっぽいものを入れない方が良かったかなと思いました。彼自身を長期ランナーと位置付けて、AI以外のもっと大きな舞台でも、客観的な目をずっと持ち続けて欲しいな。そのくらい息の長いスターで居る実力は十分にあると思いますから…。

以下ちょっと、ゲイっぽい話題です。ご理解のある方だけお読み下さい。
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adam_Early_show今更ですが、「アメリカン・アイドル」シーズン8の再放送をFOXで見ています。
オーディションが進むにつれて、候補者がどんどん成長していき、スターが誕生していく過程に視聴者が共感してしまうのがこの番組。…で、見ているうちに、夢中になっちゃったのです。アダム・ランバートに(^^;)。もうすぐ、シーズン9が始まるというのに、遅まきながら以下で彼の事を書いてしまいます。

彼のデビューアルバム「For Your Entertainment」も購入。ジャケ写真はちょっと苦手なんですが、声に惚れたのだから仕方がない…(^^;)。でも、捨て曲無し…というくらい良い曲が詰まってました。ついでに彼の「ミラクルズ」の着うたをダウンロードして携帯着信音にも設定しちまいましたぜぃ…hahaha。

…そして、「ブリテンズ・ゴット・タレント」というイギリスのオーディション番組で時の人となった“めちゃめちゃイケてなかったオバサン”スーザン・ボイルの「夢やぶれて」も買ってしまいましたよ(^^;)。…二人とも最も注目されながらオーディション番組で2位。なんとなく判官贔屓の心理が働いてしまいます…(^^;)。
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