iPad(iPhone/iPod touch)と PC での表示の違いを自分のサイトで見比べて、気づいた点を上げておきます。

お心遣いのコメントありがとうございます。家族の大変な時期と年末の多忙が重なってしまい。更新をお休みさせて頂きました。年明けにはまた再開しようと思っています。

iPhoneやiPadの【設定】→safari→デベロッパ→デバッグコンソール【ON】にすると、ウェブページのエラーを見る事が出来る。持っている人はまずこれで自分のサイトのエラーを探して、改善すべし。(ブログ等には、プラグインやレンタル元で挿入される広告部分にデバッグ(bug)が含まれている場合も多いので、全部自力で取り去る事は不可能。)

上記のエラー以外で気がついた点を、以下に上げておく。(特にiPadの縦長画面)
【フラッシュ】
全くが見れない。フラッシュメニューを使っているサイトは代替え用のページを作るべきという事になる。

【文字エンコード】
ソース内に文字エンコードを指定するMETAタグは入っていないページは、激しく文字化けする。しかもiPhoneやiPad用のブラウザは、文字コード(文字エンコーディング)を変更/指定する事さえ不可能。(PC用のsafaliでは変更可能だが、デフォルトは同じ状態なので、iPhone等を持っていなくても、実際に自分のサイトを見てみると良い)。

【電話番号?】
ハイフンで繋がれた数字を電話番号として認識してしまう。例えば2009-2010 等の年号は電話番号として認識され、その頁のリンクの色に変換されてしまう。

【ページ表示】
縦の長さが短いページの場合は、ページをテーブル等を使って高さを100%と指定し、valign=middle等にしておかないと、非常に上の方に固まった頁になってしまう。

【背景のスタイルシート】
通常PCでは、【background-attachment:fixed;】のスタイルシートで背景画像の位置を固定すると、スクロールしても画像は画面の決まった位置に留まる。ところが、iPad iPod touch では、上記でfixed指定しても、スクロールに伴って、背景画像も移動してしまうので、【background-attachment:scroll;】と同じ状態で表示される。
なので、縦の長さが長いページの場合は、固定背景【background-repeat:no-repeat;】にすると間抜けなページになる。ブログ等の長いページは、なるべく repeat 指定できる背景を使うと良い。

【フレーム】
フレームは、border=0 でもボーダーラインが白く出る(上下割は除く)。
左右に割ったフレームでは縦線が出現。インラインフレームは縦横線が出現。 
(上下に割ったフレームの横線は白くでない!
フレームの中にlightboxを置くと使えなくなる。(当サイトのJOTTERはフレームから外して別窓にした)

【テーブル画像】
素材屋などで配布している縦横可変テーブルの画像ブロックごとのボーダーラインが出てしまう。これは、拡大すればちゃんと見えるので、画像のコントラストを鮮明化する画像処理過程で、そのような現象が起こると思われる。

【スクロールバー】 (5/14補足)
スタイルシートで作れる疑似インラインフレーム。通常overflow: auto;等で表示可能なスクロールバーが表示されない。よって、はみ出した部分が閲覧不可能になるので、代替えで疑似インラインフレーム内のページへのリンクが必要。
(iframe要素の本物のインラインフレームは、スクロールバーは使えないものの、カーソルを表示させて下にずらす事で対応できる。)

フレームやテーブルは推奨されていないが、こんなところに不便として出てしまう模様。