Moony Geekazoid

つれづれにプライベートや思考を書き流しています



May 2012

あ〜、夜が明けて来た。小鳥も鳴き出したし。
もう、4時半だよ。でもあとひと頑張りせねば!
昨日も3時までやってて、結局起きられずに日食見れなかった。

日食メガネ買ったのになぁ。
昔は天体望遠鏡持ってて、天文年鑑も買っていた人間だったのに…。

昔情熱を傾けていたものに、気持ちが薄らいでいる昨今。
天文の事も、哲学の事も、英語の事も。

その代わり、経済や世界情勢に興味が出てきた。
この逆だったらもっとお金儲けできただろうに。
目覚めるの遅いよ、自分。

理に適わない事を断定口調で言ってくる人がいる。
なんど話し合って合意を得ても、振り出しに戻ってしまう。
拘りが強くて、どうもそこから抜け出せないらしい。

こちらも同意も放置もできないから、
結局は何度も否定することになり、同じ話を繰り返す事になる。
そうすると、相手も傷つくらしい。

傷つけたくないし、私も時間的・精神的な余裕が無い。
時間を置きたいと言っても待ってくれない。
繰り返しは疲れるし、前に進みたいのにいつも引き戻されるのは辛い。

どうしたらいいんだろう。

ちょっとモノ書きのバイトをした。
あんましお金にならぬなぁ〜。
忙しくなっただけ損した感じ…

つい最近まで… 
「グローバル化」とは「アメリカ化」であった。が、今は違う。
中国は「世界の工場」だったが、今は「世界最大のマーケット」だ。
日本は「科学技術立国」と呼ばれ、世界の先端を荷っていたつもりが、
今は「ガラパゴス化」と揶揄されている。

全世界が急劇に変わって、日本人の目が追いつかなくなっている。
固定概念に囚われて、井の中の蛙になっていては遅れをとるのは必至だ。
とはいっても、「日本の心」は大切にしたい。それだけは手放しては駄目だ。

ダイバーシティは多様化という意味。
でも日本でのダイバーシティ・マネジメントは、
雑多なものを混ぜ込んでから、その格差の是正して、
公平で協調性あるものを作ろうとする傾向にあるようだ。

本当のダイバーシティは平等化や統一化を計るものではない。
むしろ相手とは違うのが当たり前で、対立意見の存在が重要ポイントだ。

それは意見の衝突であって、感情的な衝突ではない。
お互いの意見を尊重し合うからこそ、そこに全く新しい何かが生まれる。

島国の日本にはそういう土壌がまだ育っていないのだろうか。

kaitoukaku

昨日は雨模様でしたが、港区高輪にある開東閣に行ってきました。
一般公開されていないのですが、訳あって機会を頂き、ミーハー丸出しの訪問です。

開東閣は、かつては三菱財閥の岩崎家の邸宅で、今はグループの迎賓館として使われています。
都会の真ん中の広大な敷地。お城のような建物。西洋庭園、薔薇園、日本庭園。そして茶室。
鬱蒼とした木々によって外界の視覚から遮断されたそこは、まさに異空間。
外国ではなく、この日本に、こんな個人邸宅があったのか…!と、しばし放心状態でした。

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「藤見の会」と銘打った催事の主役は、匂いも芳しく、ほぼ満開。
広大な庭園のほんの一角を占める約160坪の藤棚は「野田藤」の古木です。
その樹齢400年余の間に、さまざまな歴史の目撃して来たのでしょう。
他のお庭の木々もどれも古くて、思わず幹に手を触れて、耳をすましてしまいました。
いや、凡人には何も聞こえないのですけれど、やすらぎだけは伝わって来たような。

kaitoukaku1

庭園も、それを一望できるバルコニー付きのお屋敷も素晴らしいのですが、お料理にも感動。
ビュッフェなんて殆ど期待してなかったんですが、一つ一つが実に美味しいのです。
そして、ワインがもう!
白は酸味など全くなくて、まろやか。でも甘ったるくなくて優しい爽やかさ。
赤は赤らしい渋みは持っているのに、重さも丁度良く、これまた優雅。
お酒をあまり美味しいと感じない私が、これほど美味しいと思ったのは初めてでして…。
お酒に関して色々知ってる妹も、こんな美味しいのはなかなか無いと絶賛。
フランス産のハウスワインだそうで、流石に見事なお味でありました。

kaitoukaku2
ジョサイア・コンドル設計 (模型正面)

ふらりと入った銀座のアンリ・シャルパンティエ(http://www.henri-charpentier.com/)。
そこに「ベルばら」に登場したあの「ショコラ」がありました。
私たちの世代に、ショコラという言葉がやけに優雅に響くのは、
たぶん「ベルばら」の所為でしょう(笑)。

ショコラ・ショー(Chocolat Chaud)は、いわゆるホットチョコレートです。
ココアとは違うチョコレートそのものから作られるドリンクは、とても美味でした。
オレンジ風味を注文。実はチョコレートとオレンジの組み合わせが大好きなんです。
フランスのヴァローナ社のチョコレートをふんだんに使った濃厚な味。
でも、甘ったるい濃厚さではありません。甘さは本当に控えめ。なのに深いんです。
何杯もおかわりしたくなる美味しさは癖になりそう。値段は一杯1000円ではありますが…

このお店の定番という、クレープ・シュゼットも頂きました。
両方いっしょでは、甘くて過ぎて無理かも…と思ったら大間違い!
二つともスイーツとは言えないような甘さ加減で、味わい深いんです。

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クレープ・シュゼットにリキュールをかけて浮かび上がる青い炎。
飲むとホッと落ち着くショコラ・ショー。
フランスのホテルデザイナーがインテリアを担当しただけあって、
空間とお味が一体になって、至福の時が味わえました。
置いてある書籍は、自由に手にとって構わないそうです。
(但し、全部フランス語なので写真を見るだけでしたが…

そして、お店に行ったら、是非トイレに行ってみて下さい。
できれば店員さんに「トイレはどこですか?」と聞いてみて!
おもしろいんですよ〜〜。ここに書くと楽しみがなくなるので書かないけど…

henri1.jpg

「つまらない」という言葉は、
元々「納得できない」という意味だったそうだ。

時々「つまんないなぁ〜」と口にしている自分。
反対語の「面白い」ものに出会える事を、つい期待してしまうけど、
意味的に考えると、自分の現状に納得できないという感覚の事かもしれない。

どうしたら納得できるかと考えるに、
ただ待っててもやっては来ないのだろう。

やっぱ自分から動くしかぬゎい。
面白いものを追いかける過程だって、けっこう面白いもの! 
とりあえず動け、自分! ウゴウゴル〜ガ!(古っ)

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