Moony Geekazoid

つれづれにプライベートや思考を書き流しています



April 2015

昨夜(正確には本日未明)、アメリカ議会での安倍総理の演説の生中継(全文)を見た。
聞いていて、確かに感動的だったし、涙を流している議員さえ見えたけど…。
浮き上がって来るのは、世界への影響力を弱め、孤立感さえ漂うオバマ(≒米国)に、
千切れんばかりに尻を振ってる安倍総理の姿。
あれは、オバマから懇願されての発言だと、ある人から聞いたが…(ホントかいな?)。
AIIB関連の日米の動きや、魚雷除去(実戦地帯)への自衛隊参加と合わせて考えると、
日本はアメリカと運命共同体宣言をしちゃった。…そんなイメージだったなぁ。
…う゛〜〜ん、う゛〜〜ん、う゛〜〜ん。(-_-)

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前回の記事に対して、「ISISは、もともと対アサド政権の為に、つまり対イランの為に イスラエルとアメリカが作ったものだと思います。」「イスラム国と、イスラムは別物であると きちんと認識していると思っていたので ちょっと意外」というコメントを頂きました。
以下は、それにちょっとお答えする主旨で記事を書いてみます。続きを読む

NHKでギリシャ問題を扱ってるのを見かけたので、
最近思っていた事を、ちょっと書いてみる。
ギリシャで新しくチプラス首相が選出された時、
私は、ありゃギリシャは終わりかも…と思った。
彼の主張は「我慢はもう嫌。でも、見放さないで!」
そんな虫のよい政策だったからだ。

EU職員(オーストリア人)の講義を受けた時、
ギリシャの経済混迷の原因は、2004年のアテネオリンピックだったと言われた。
巨額を投じて新しい施設をガンガン建設して成功させた五輪だったが、
五輪が終わったあと、その施設は殆ど使われていないのだという。
つまり、無策で盛大にお祭りをやってスッカラカンになってしまったわけなのだ。

それで私は、それ以前の勉強で知っていた事を質問してみた。
「ギリシャは、何度も借金を踏み倒して来た歴史があると聞いている。
EU加盟時にも参加条件を満たすために、事実を隠して加盟したそうだ。
アテネ・オリンピックだけが本当に原因なのか?」と。

するとそのEUのお偉いさんは、苦笑いした。
「私はEU職員の立場上、そんな事は言えない。
でも、貴女の言ったことは多分合っていると思うよ。」と。

つまり、表向きやTVではそんな事は皆言わないのだが、
ギリシャは、歴史的に借金を踏み倒し、それを隠してEUに加盟したわけだ。
それにまんまと騙されたフランスやイタリアがギリシャに多額の投資をした。
だから、ギリシャがEUを抜けるとその投資は丸損になる。
で、EUはギリシャにEUに残るように持ちかけて、更に援助をした。

EUはギリシャに7000億ユーロ(93兆円)も支援したという。
その時の条件が、緊縮政策だ。
観光立国であるギリシャは、国民のほとんどが国家公務員で、
あまり働かずに優雅な生活を送っていた。
援助を受けてる身なんだから、その能天気な生活をなんとかしろよ!
…そういう話なのだ。傍からみれば、至極まっとうな話である。

ところが、優雅な生活を奪われた国民は怒り出した。
「我慢はもう嫌!」という声を受けて当選したのがチプラス首相だ。
でもEUを抜けたら、たとえ借金を踏み倒したとしても、ギリシャはほぼ終わりだ。
だから、チプラス首相はEUを抜ける気もないみたいだ。

そんなギリシャを筆頭に、ヨーロッパの南側に位置する国々は、
EU全体の足を引っ張るお荷物な国が多い。
反対に北側の国々は、お荷物を助ける為の資金援助を国民に強いている。
つまりEUの中の「格差」は、EUの中でも大変な問題になっている。


だったら「北ヨーロッパ連合」にすればよかったのに…と言いたいところだが、
このEU構想の基礎を作ったのは、日本人の血を引くオーストリア人だ。
リヒャルト・ニコラウス・栄次郎・クーデンホーフ=カレルギー。
彼の母はゲランの香水「ミツコ」の由来との噂の伯爵夫人「光子」だという。

クーデンホーフは、フリーメイソンのメンバーだと言われている。
あのフランス革命も、日本の明治維新も、
フリーメイソンが掲げる「自由・平等・友愛を」実現させた革命であり、
その陰でフリーメイソンが糸を引いていたと、まことしやかに囁かれている。

この日本でも、鳩山一郎がフリーメイソンを大っぴらに公言していたのは有名な話だ。
鳩山由紀夫が、フランス革命チックな『友愛』を使うのも、彼がフリーメイソンだから。
https://youtu.be/g3GqhGDYxhA
↑ここでは、鳩山邦夫が、明治維新とフリーメイソンの関係を話している。)

EU連合の出発がフリーメイソンだから、損得だけを考えた「北ヨーロッパ連合」などは
多分ありえないんだろうなぁ、と考える次第。

EUもアメリカも中東も日本も、格差格差で二極化して来ている昨今。
世界は国という単位を超えて、真っ二つに分かれるんじゃないだろうか。
そこで、また武力による下克上的な革命が起きたら…。
なんだかISILの台頭は、今までフリーメイソンが関わって来たと言われる、
フランス革命や明治維新にそっくりな気がしてならない。
でもフリーメイソンはユダヤ人が多いから、まさか宗教色の濃い
イスラム国(ISIL)には味方したりはしないだろうなぁ。 …だよねぇ…

家人が接待のお土産で頂いたコーヒー。アルミ袋に無造作に入っているだけで、良く見かける贈答品のコーヒー豆のように、美しい缶に詰められているわけでもない。
下の写真がそれである。

R0005090ps (クリックで大きくなります。)
(人形はアメリカン・インディアンの精霊「ココペリ」。私のお気に入り君)

でも、飲んでみると美味しい。…というか、他の立派な包装のコーヒー豆は全然印象に残らないのに、これは忘れられないくらい美味しい。コクと香りが高く、苦味も程よくあって、ほんのり甘く、酸味が少ないのが気に入ってしまった。酸味の強いコーヒーが苦手で、それほどコーヒー好きでもない私が、ふと思い出しては、無性に飲みたくなってしまう程に…。(牛乳を加えると、スターバックスラテをもう少し香り深くして、あっさりした感じになる。スタバのコーヒーが好きならば、おすすめ。)

最後の一袋になってしまったので、袋の文字を検索してみた。「RONGKONG ARABICA TRAJA」。なんでも、「幻のコーヒー」と呼ばれ、その昔はヨーロッパ王侯貴族のあいだだけに流通し、その希少性と上品な風味が珍重され愛されたのだそうだ。栽培が難しいとされるアラビカ種のコーヒーの中で最高峰だという。なるほど美味しいはずだ。

パッケージにはインドネシアとあり、インドネシアからのお土産だったようで…。ガックリしていたら、第二次世界大戦中に一度絶滅したと思われていたトラジャ・コーヒーを、現地への協力を惜しまずに復活させたのが、日本のキー・コーヒーという会社らしい。

日本での商品名は、「トアルコ・トラジャ」。そういえば昔コマーシャルしていたような…。トアルコは、TORAJA ARABICA COFFEEの頭2文字ずつを取った造語だそうである。ということで、楽天でポチッと買ってみることにした。同じ味だといいのだけれど…。(5/22追記:購入後、飲み比べました。同じ味でした! Amazonでも買えます。)

この「トラジャ」。コーヒーだけでなく、トラジャ族という少数民族でも有名みたいだ。その風変わりな死葬儀式を見るために観光客が群がるのだという。私はコーヒーだけで葬式は遠慮したいけど…

去年から夫の海外出張は約週1ペースだ。
今年に入ってからも、既に14回。米国、欧州、アジア、中東、南米の七か国。
土日に家にいるのも月に一回程。加えてほぼ毎日接待がある。
テロや事故や健康が心配だけど、仕事が楽しいらしいので、見守るしかない。
というか、夫だけが人生を謳歌しているようで、かなり羨ましい。
それを言ったら、接待は夫人同伴の事もあるので、
色々頑張れば、F1観戦接待にも連れて行ってくれると!
とりあえず錆びついた英語を何とかして、ダイエットせねば。
目指せ、陸奥宗光夫人(笑)!

また巻き込まれた。今日予定していた行事は中止を余儀なくされたし、
あちらの頼みでこちらが奔走しているのに、礼の言葉さえない。

メールをちゃんと読んでいないのも、勘違いしたのも向こうだ。
なのに、役に立たずと言わんばかり詰ってくる。
いつもこんな事の繰り返しだ。

彼女は自分が大変な時は、他人も傷を負って然るべきと
思っているのだろうか。
傷付けている自覚が無いのか、何か言い返せば余計に修復不可能になるから、
嵐が過ぎるのを待つしかない。

嗚呼、こういうのを心静かにやり過ごせるだけの聖人になりたい。

既にアジア開発銀行があるのに、中国主導のアジアインフラ銀行が設立された。
同国の世界的発言権を高める為だと言われている。

偽ディズニーランドを国営している点を見ても、
同国のコンプライアンスが怪しい事は明白だ。
近所の銀行から漏れ聞くに、中国に企業進出して騙された顧客が沢山いるという。

妹の会社も、コカ・コーラの充填機器を、いざ納入という段になって、
コカ・コーラ社以外の瓶を並べて試運転され、
機械不良のレッテルを貼られて無料で機械をぶん取られた。

まるで詐欺。
友人の米国人も騙されたとか。

そんな国が主導の銀行って怖い。

「花燃ゆ」が低視聴率で苦戦しているそうな。
大河ファンの妹も「幕末物で女性主人公なんて興味なし」と最初から見ていない。
私は吉田松陰好きだから見始めたけど、松陰の描き方が端折り過ぎてて鬱展開。
松陰が死ぬまではと思ってたけど、女主人公の心情や行く末に全く興味が湧かないから、
録画しても見る気が起きない。
安倍総理の御膝元を舞台に女性が活躍する話で…というどっかからのお達しで、
急きょ無名の松陰の妹にスポットを当てたそうだから、主人公に魅力がないのは道理?
所詮は国有放送ってことかぁ。

緋寒桜の写真をば。先月撮った陽光桜(別名:紅吉野)です。
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       (クリックで大きくなります。)


特定の物質に対して免疫細胞が過剰反応して起きるアレルギー。
一方「こいつには過剰反応しなくていいよ」と引き留め役の細胞も存在するそうだ。
Tレグ細胞という、Tバックとハイレグを足して二で割ったような名前の細胞だ。
Tレグ細胞は、3歳位までに様々な細菌やアレルゲンと接触する事で増加するとの事。
1960年以降急激に増えているアレルギーは、クリーン過ぎる環境が原因の現代病なのだ。
2014/09/10で書いたのはウィルスの例だったが、
神経質に綺麗好きの子育ては、大人になって悲劇を生むかも…

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