Moony Geekazoid

つれづれにプライベートや思考を書き流しています



September 2015

NHKの朝ドラ「まれ」が終了した。
ネットで見る限り、「まれ」はかなり不評だったようだ。

最も私が気になったのは、キャラが立ってないこと。
誰が演じても大差ないような浅いキャラが多く、
演じている有名俳優さん達が気の毒に思えたほど。

「あまちゃん」再放送の続き枠でもあったから、
脚本の酷さが余計に目立って可哀想なくらいだった。

主題歌での、土屋太鳳ちゃんによる作詞やダンスの披露が、
歴代ヒロインと比べて特別扱いに思えて鼻白んだり…
普段なら気にならないような事までマイナスに思えてくるから不思議。

安保法案が可決寸前だ。
今まで、色々と考察して来たから、
後出しにならないように、今のうちに(19日1:00am)
自分の考えをまとめておこうと思う。

様々な世界情勢に潜む脅威に対処するためにも、
先進国の一つとして世界に並び立つためにも、
私は基本的には安保法案に賛成だ。

但し、絶対に違憲だと思うし、安倍首相のやり方は強引だと思う。
(そもそも自衛隊自体が、アメリカの圧力によって作られた、違法だし)
それに、満州事変の日に可決してはいけないと思う。
中国の反感を大いに買ってしまうだろうから。


誰しもが戦争を好むわけではない。
丸腰の相手には絶対手を出さないという、
騎士道や武士道のような道理が通じる相手ばかりではない昨今、
戦争を避けるための方法は、感情論だけでは解決しないと思った。

ひとつの懸念は、軍事費を削減したいアメリカは最終的に日本を、
アジアにおける国際警察的役割担わせようと目論んでいるだろう事だ。
この法案の可決は、その危険を孕んでいる。
日本人の命をアメリカの覇権のために費やす事は、断じて許されるべきではない。

そんな風にならないためにも、
ちゃんと憲法9条を改正して、文言をきちんと入れるべきだと思う。
そのうち、この法案は違憲判決を受けるかもしれない。
その時には、ぜひ考慮して欲しいものだ。

吃驚するぐらい涼しくなった。
近年の夏は、10月後半まで暑かったりしたのに…。
今年は、猛暑だった代わりに、夏が短いようだ。
水害もあったし、今年のお米が出来が心配。

夏が終わると、なんだか寂しくなる。

体感的に、私にとって、絵を描くのは「逃げ」で、文章を書くのは「攻め」という感じ。
なのに、描いて凹んでどうする、自分。
あんまし他人様を気にせず 無心 で描こう。無力を痛感するだけだから。

9月11日。14年前に、アメリカ同時多発テロが起こった日だ。

そして、今、日本が大変な事になっている。
鬼怒川での映像は、3.11を彷彿とさせた。
今日は、宮城県が大変らしい。一刻も早い救助を祈っている。

そんな中で、危険を顧みず救助活動をおこなっている
海上保安庁や自衛隊は、やっぱり凄い。
自分の命も危険にさらして人を救うって、そうできるもんじゃない。
家の中でこんなことを書いている自分が呪わしいほどに、
彼らは、正真正銘のヒーローだと思った。

彼らの命を危険に晒す安保法案には、凄く考えさせられるものがある。
でも、安倍首相の頭の中には、自衛隊には後方支援させといて、
いざ某隣国たちに何かされたら、真っ先に米軍に戦って貰おう!
…と、本気でその図式があるらしいから、彼はお花畑脳なのかもしれない。

その思惑通りにはいかないと、私は思う。
それよりも、アメリカは最終的に日本を、アジアにおける国際警察的役割担わせようと
目論んでる気がしてならない。
日本の高い軍事技術を、軍事費を削減したいアメリカが利用したいと思うのは自然だ。
先日私も行った演習に、海外の軍人たちも招待されていたのは、
日本と敵対したら危ないぞという危機感を抱かせて、抑止力にする為だそうだから、
日本の軍事技術って国内に宣伝されていないだけで、結構侮れないのだ。

そして、その安倍さんと同じぐらい心配なのが最近の学生達だ。
徒競走は皆一等賞、学芸会は皆主役という「ゆとり」教育の賜物なのだろうか。
弱肉強食という世の中の厳しさが全然わかってないみたい。

彼らが掲げるボードや言葉に、私はいつも首を傾げていたが、
「僕らが、彼らと遊んで、酒を飲み交わし、仲良くなってやる」って…( ;´Д`)。
デモしてるだけで、相手国家の意思決定可能な要人達に近づけるわけないし…。
もし何か起きたら、自衛隊に行かさずに、彼らが話を付けてくれるんだろうか。
diversityの理想だけを見て、文化相違の根深さを体験した事のない人の言葉だと思った。

屁理屈やゴリ押しで決めてしまう感がある安倍さんのやり方は嫌いだし、
私も戦争は極力避けたいと願う平和主義者だけど、
アイツに絡んだらヤバいと思わせるような姿勢と背景って必要だと思う。
永世中立国のスイスだって、凄い軍隊を持っている。

私の崇拝するマハトマ・ガンジーの姿勢は崇高で、高い学識もあった。
批判や反対ばかりに終始せず、凛と自立するために己自身の切磋琢磨は大事だと思った。
                (↑上の言葉は、自分への自戒も込めて。)

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