Moony Geekazoid

つれづれにプライベートや思考を書き流しています



May 2016

ポルシェ・パレードに行って来た。
5月21日、21日。晴天に恵まれた鈴鹿サーキットにて開催。

ポルシェ・クラブに属する約300台のポルシェが日本全国から集結。
走行会や、パーティ、パレードなどが行われた。

26日、27日に行われる伊勢志摩サミットの
交通規制が懸念されたが、朝4時に出て、9時頃には到着。

鈴鹿サーキットホテルにアーリーチェックインして
一寝入りした後、車検などを経て、旦那は走行会に参加した。

IMGP2808s
手を出しているのがうちの旦那。

走行会は、全くのド初心者なので、ゆっくり走行。
時速200kmを出すのがやっとだった模様。

私は、プロのレーサーが運転するパナメーラSに乗せて貰って、
時速240kmを体験。何台もオーバーテイクしたり、
コースアウトしかけたりで、まるでジェットコースター。
でも、車に抜群の安定感があるので、怖さを全く感じなかった。

IMGP3002s
夜のパーティは、伊勢志摩サミットビールで乾杯。
ドイツから創業一族のポルシェ博士も来日参加して、
創立30周年記念のポルシェ・オーナーの集いを祝った。
ドレスコードはフォーマル。
夜の会でフォーマルと書かれていたら、
世界標準ではタキシードが当たり前。
でも、日本の会だからなぁと、思っていたら、
タキシードをさらりと着こなしていた男性も多かった。
さすがポルシェ・クラブだけのことはある。
写真の向こうの人達も蝶ネクタイ。
旦那が持参したタキシードも全く浮かずに済んで、ホッ。




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翌日は、メイン・イベントのポルシェ・パレード。
約300台ものポルシェが鈴鹿サーキットのメインストレートに
並ぶのは壮観の一言。



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その後、国際レースも行われるサーキットをゆっくりと2周。
写真などを撮りまくって、鈴鹿のコースを楽しんだ。




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写真は、1989年にセナとプロストが接触した有名なシケイン付近。

セナが亡くなった時、ホンダ本社に献花に行った私。
セナが走ったサーキットを走れて、非情に感慨深かった。


やっちゃったな、日産。
三菱自動車を廉価で手に入れた。

もちろん、三菱自動車自体の不正はマズイことだし、
自分自身の身から出た錆以外の何物でもないわけだが、
この不祥事に乗じて、あっけなく一つの会社を掌中にした
日産の立ち回り方は、鮮やかとしか言いようがなかった。

三菱自動車は、アジアの売り上げでは実績もあるし、
ラリー戦績などでの世界的知名度もあり、
エンジンサプライヤーとして、
中国産自動車のエンジン製作を一手に引き受けている。

その会社を手に入れるのに、
一番効率的な方法で、日産は三菱を手に入れた。
そう言えるだろう。

…だとすれば、eKワゴンの燃費に疑問を投げかけた当初から、
日産の頭の中には、三菱吸収のシナリオがあったのではなかろうか。

そうとしか、思えない。
三菱自動車の後見人とも言える三菱重工は、
ガソリンを積んだエコカーの立役者とも言うべき
ターボチャージャーを作っている。
最近、よく耳にするダウンサイジング・(エコ)ターボがそれだ。

そして、世界に流通する車に付いているターボチャージャーの
殆どは日本製である。日本の2社の独占状態だ。
その中の一社が三菱重工なので、日産はその入手ルートも手中にした。

こんな美味しい企業買収を、相手の弱みに付け込んで
一番効率よくやってのけたのだ。

しかも、日産だって、共同開発として出した「デイズ」車を
消費者に売った立場なので、加害者的要素がある。
でも、三菱自動車を援助する形をとったので、
三菱の救世主として、正義の味方的な立ち位置になってしまった。

日産ゴーン恐るべし。

ベンツを「メルセデス」と呼ぶ日本人って、あんまり好きじゃない。
もちろん、欧米では"Mercedes"という言い方が一般的だというのは知ってる。
最近の人たちは、お洒落な雑誌に感化された呼び方で呼ぶのだろうか。
少なくとも私の世代では、ベンツと呼ぶのが一般的だと思う。
だから、わざわざ日本人に馴染みの薄い名称を使われるとなんだかモゾモゾする。

それから、「左ハンドル」のベンツに乗る人の気持ちも分からない。
ベンツほど右ハンドル仕様を真面目に考えている外国メーカーはないと思うからだ。

私の親が乗っていたベンツは、他の輸入車の右ハンドル車と違って、
ウインカーが日本車と同じに、ハンドルの右側に付いていた。
(外車の多くはハンドルは右側でも、ウインカーはハンドルの左側にある)
30年近く前からの事しか知らないが、その頃からそうだった。
つまり、ベンツは右ハンドル車を真面目に作ってるメーカーだと思う。
それをわざわざ左ハンドルで乗る意味が分からない。
オリジナルで乗る価値があるほどの名車なら、いざ知らず…

今まで他の場所に書いていたブログや
つぶやきなどを、ここに一つに纏めてるんだけど、
ものすご〜く時間がかかる。
まだ、終わらない。

でも、日記的なものだから、
あの時はああだった。こうだったと思い出して懐かしんでる。
やっぱり記録って大事だなぁ。

日々、無為に過ごして来たような気がしていたけれど、
日々を経て、考えを重ねた痕が残っているから、
なんだか自分が少しだけ成長しているように思える。

連休2日、3日は、家から車で20分圏内の海辺へ。

2日は犬連れで、お台場へ。
デックス東京ビーチ1Fのお台場海浜公園に面した辺りは、
犬も店内で食事可能なレストランが3軒も並んでいる。

「BISTRO うしすけ」は、がっつり肉料理。
「うしすけ」は、本格焼肉店。
DOG DEPT+CAFEは、軽食。

いずれもワンちゃん用のメニューがある愛犬家御用達のお店だ。
で、もちろん、レインボーブリッジを眺めながら海岸もお散歩してきた。


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3日も犬連れで、夢の島マリーナへ。
マリンセンター2Fのテラス席は、ワンちゃんOK。
http://www.yumenoshima-marina.jp/bar/

海に浮かぶ沢山のヨットやクルーザーを眺めながらの食事は、
ちょっと海外のリゾート気分。

旦那は小型船舶1級免許を持っているが、
友人と共同でヨット(36ft)を持っていたのは、もう20年近く前の話。
中古船が売っていたので、欲しい欲しいを連発。
でも、一人で維持できるほどマメじゃないから絶〜対に無理。

もう歳だからそっちは諦めて、
オープンカーでのアーバン・クルージングを楽しんで!


いずれも普通に空いていた。
やっぱり連休は損雑を避け、近場で過ごすのに限る。

昨日、IMAX 3D で『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を鑑賞。
「アベンジャーズ」シーリーズは殆ど見ているが、
中でも大好きなキャラクターの一人がキャプテン・アメリカ。
もう一人は、マイティ・ソー。そして、悪役ではロキのファン。

で、今回は、アベンジャーズのメンバーがほとんどが出て来たが、
マイティ・ソーと、超人ハルクは残念ながら出てこなかった。
…が、なんと! うら若きスパイダー・マンが登場した!
(あの、かっこいいスーツは、スタークがプレゼントしたらしい)

で、IMAXだし、3Dだし…というだけではなく、
とにかく、ド迫力の映像だった。
特に、ロジャースがヘリコプターを素手で引き寄せるシーンでの、
「美しい」としか言葉が見つからない肉体は、本当に眼福だった。

但し、私は、黒人俳優が顔がなかなか見分けが付かなくて、
誰がどういう役回りなのか、かなり混乱してしまった。
ブラック・パンサーの役回りが、未だに不明(笑)の私である(+_+)。

私はロキのような尊大な悪役が大好きだから、
今回のオチは、そんなに好きな方ではないけれど、
肉体を軋ませるような正義の味方同士のぶつかり合いは、
とにかく迫力満点で、楽しめた。

ところで、この映画。
エンドロールの途中で、映像が【二つ】も流れた。
映画が終わっても席を立ってはいけないのは
最近の映画の常識になりつつあるが、
この映画は、オマケ映像が流れたからって席を立ってはダメ。
もう一度あるので、絶対に最後まで席を立たないように!

Be patient!!

一昨日の「若冲展」に続いて、昨日は「広重ビビッド展」に行って来た。

月に1,2回は行くミッドタウンへ食事に行ったら、偶然発見。
何故に、ビビッド? と思ったら、
「初摺り」の中でも早い期間に刷られた貴重なもので、
作者の広重監修の元に刷られた作品だからとか。
展覧会ではそれが一同に会しているらしい(原 安三郎コレクション)。
需要の多さに対応すべく、摺りの手数が簡素化された「後摺り」とは
全く違うのだそうだ。

確かに、彫のない場所に美しいグラデーションを作るには、
微妙な色の乗せ方で表現するしかない。
この展覧会の作品は、どれも空の色のグラデーションが美しかった。
こういった「初摺り」に接する事は
広重自身の意図をより多く感じ取るための貴重な機会に違いない。

(「刷り」という文字を使うのかと思ったら、
  公式HPでは「摺り」と。日本語って難しい。)

北斎の超有名な浮世絵も併せて展示されていたが、
「神奈川沖波裏」などは、本当に凄い構図だ。

でも、「凄い構図」の【数】で言ったら、
広重に軍配が上がるのではあるまいか?
彼はドローンを持っていた?と思わせるような構図が多数存在する。
広重は鳥と以心伝心出来て、鳥と同じものを見れたに違いない。
そんな風に思わせられる空からの構図や、
草むらの中から人の世を覗く構図。
そして、それを際立たせる効果的な遠近法。
どれを取っても、唸ってしまうものばかり。

有名画家の模写をする絵の勉強法は古今東西あるが、
この人の絵の模写をしたら、とてつもなく絵の勉強になるだろう。
…そう思ったのは、広重が初めて。
(あのゴッホが模写した浮世絵も、広重が多かった模様…(#^^#))

「若冲展」に比べて、見学者も少なく快適に鑑賞できた。
駐車場も混雑はなく、連休中に出かけるには、最適かもしれない。
金土曜日は、午後8時まで開館らしい。(詳細は以下で)
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_2/

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