日本でも、SUV車が大人気だ。
元々は中国市場で売れる車として作られたと聞いている。
スポーツカーの売れ行きは一昔前よりは若干上向き加減だそうだが、
全体量に比べたらまだまだ少ない。
スポーツ系高級車メーカーはSUVを売って得る収益で、
生き残っていると言っても過言ではない。
特に最近は、高級車ブランドのSUVが、凄い勢いで生まれつつある。
最初に伝統をかなぐり捨てたポルシェだけでなく、
マセラッティやジャガー、ベントレーやロールスロイス、
アストンマーチン、ランボルギーニまでが、SUVをラインアップするという。
フェラーリでさえ作りかねないという勢いだ。
http://cartalk.tokyo/archives/1924
今までスポーツカーや超高級サルーン主体に作ってきたメーカーが、
売れる車を作るために、大衆に迎合していく姿は、
なりふり構わず身売りしているようで、見ていてなんだか痛ましい。
SUV車を売ったお金で、本当に作りたい車を開発してるのだろうなぁと思うと、
そんな車を買うなんて、私自身は気が進まない。
どのメーカーのSUVも皆似たり寄ったりだから、
個性を全く感じないし、コロンとずんぐりむっくりの形も、私は好きではないし…
最近の若者は、メーカー哲学とか、
四角なんだか流線形なんだかどっちつかずの形とか、
そんなものは気にせず、実用的で便利である事を第一に車を選ぶから、
SUVが売れるのも分からないではないけれど…。
一昔前のセダンみたいに、今後はSUVの形状が車のスタンダード。
そんなことになったら悲しいから、各メーカーには試行錯誤して貰いたいものだ。
自分がもしSUVを買うなら、昔からの確固たる意志を貫いて、
ずっとSUV系の車を作り続けて来たレンジローバーや、
長年その形を変えないベンツGクラスが好きだ。
なぜなら、その車にメーカーに流れる意志やDNAが感じられるからだ。
それに、昨日の記事にも書いたが、私が丸い目の車が好きだ。
…で、昨日、ベンツのGクラス、通称ゲレンデを見に行って来た。
印象は、う゛〜ん。
昔から変わらない姿が好きだったのであるが、
中身は2016年モデルらしく現代的なのかと思っていた。
でも、ベンツの他の車種にはオプション可能な、
最近流行りの、自動安全装置などが、全く付けられないという。
車体が重いなどの制約があるからなのだそうだ。。
(この記事の最下部参照のこと)
つまり、外見も中身も旧式だった。内装も高額な割にペラっとしている。
その上、丸目ではあるけれど、オープンじゃない。
ぶっちゃけ本格的なオフロードを走るつもりも私にはないし、
今後、歩行者保護基準に適合しなくなる可能性もあるとの事なので、
買うとしても、中古で十分だろうと思った。
ついでに展示してあった「スマート」の座席に座ってみた。
屋根は天井だけ開くが、通常のオープンカーではない。
だが、運転席の居住性は、ボルシェのボクスターと、
さほど変わらない感じだった。
でも前後がとてつもなく短くて、急ブレーキで前につんのめりそう。
小さい車は好きだけど、小さ過ぎなのと、
本当の意味でのオープンカーではないので、これも却下。
で、昨日の記事で書いたように、
夜に一人でオープンカーでドライブに行きたい。
地元の東京湾岸をオープンエアーでナイトクルーズしたいわけで…。
その要求を満たす原点に戻ろう。
…とは言え、妹が来た時に、犬二匹と一緒に乗る事を考えて、
しっかり4人乗れるオープンカーを探そうと思った。
日本車のオープンは2シーターばかりだから、選択肢は輸入車のみとなる。
高級サルーンやセダン型のカブリオレタイプでは、
お行儀良過ぎて、つまらない。
冒険心を掻き立て、夜に一人でドライブに行きたくなるような、
そんなオープンカーを探してみた。
昨日も書いたが、レトロな外観は好みでも、
古い車は一人で乗るには故障が怖いし、
今後生まれる法律で、規制されてしまう可能性もある。
自分でレストアもできないので、とにかく新車からピックアップ。
で、上がったのが以下の三つ。
1.BMWミニ・コンバーチブル
2.レンジローバー・イヴォーク・コンバーチブル
3.VWビートル・デューン・カブリオレ
どれも個性的で、夢を追い掛けて冒険に出発するのにはぴったりの車だ。
【1】のBMWミニは、クーバーSのカブリオレを先日試乗して来た。
きびきびしたゴーカート感覚のハンドリングは、
妹が所有しているポルシェのボクスターに似ていた。
高速での優劣は分かりきっているので、敢えて触れないが、
アクセルを踏めば踏んだだけ走り、ステアリングを切ったら切っただけ曲がり、
ブレーキを踏んだら踏んだだけ止まる。楽しい車だった。
ポルシェの911にも言える事だけど、人間の感覚と車の挙動が
とてもダイレクトなので、薄着を纏った感覚とでも言おうか。
他の車を操縦している時に感じるモッタリ感はない。
私の好きな丸い目で、オシャレだが、シートの色に欲しい色が無かった。
シートベンチレーションのオプションもない。
(ディーラーに聞いたら、BMWの弟分という設定なので、
高級な装置は付かないだろうとの事だった。)
なによりも、うちの旦那は嫌いだという…。
デザイン的には最高の部類だと思うのだが、
小さい車(と言っても随分大きいが)は嫌いだと言い張る。
【2】のレンジローバー・イヴォーク・コンバーチブルは、
シート色に欲しい色があったし、旦那は気に入っていた。
オフロードカーとして昔から定評があるし、
「砂漠のロールスロイス」と称される程、その乗り心地にも定評がある。
もうすぐ発売予定で、まだ実物を見る事はできないが、
ネットで見る限り、車体が大きいのにも関わらず、
後ろの座席の足回りが少し狭そうな気がするのは要確認項目だ。
でも、私の好きな丸目ではないし、スタイリッシュとは言い難い恰好だ。
寧ろ不格好だからニッチな需要かも。でも個性では抜きん出ている。
川も渡れるらしいので、昨今のゲリラ豪雨にはいいかも。
…という事で、モニター試乗には応募してみた。
…とはいえ、欲しい機能を全部つけると、1と2の値段は倍近く違う。
両方とも、エリザベス女王のお気に入りで、英国が誇る伝統の車である。
【3】のVWビートル・デューン・カブリオレは、日本で発売していない。
カブリオレじゃないのだけは入って来てるので、残念。
https://youtu.be/aaUMl4bjF70
↑なかなかカッコイイと思う。
但し、普通のビートル・カブリオレは、3色しかないので、却下。
実際、911はビートルを元にデザインされており、ポルシェ一家の兄弟だ。
他に、丸目の車で、フィアット 500C (チンクエチェント シー)があるが、
色の選択肢が少なく、完全なオープンではなく天井しか開かないのが玉に瑕。
また、日本75台限定で、こんなのも出たが、
天井しか開かないし、自分ののライフスタイルから考えて、アウトドア志向過ぎるような。
やっぱり、都会乗りに似合う車が前提…という事になるだろうなぁ。
元々は中国市場で売れる車として作られたと聞いている。
スポーツカーの売れ行きは一昔前よりは若干上向き加減だそうだが、
全体量に比べたらまだまだ少ない。
スポーツ系高級車メーカーはSUVを売って得る収益で、
生き残っていると言っても過言ではない。
特に最近は、高級車ブランドのSUVが、凄い勢いで生まれつつある。
最初に伝統をかなぐり捨てたポルシェだけでなく、
マセラッティやジャガー、ベントレーやロールスロイス、
アストンマーチン、ランボルギーニまでが、SUVをラインアップするという。
フェラーリでさえ作りかねないという勢いだ。
http://cartalk.tokyo/archives/1924
今までスポーツカーや超高級サルーン主体に作ってきたメーカーが、
売れる車を作るために、大衆に迎合していく姿は、
なりふり構わず身売りしているようで、見ていてなんだか痛ましい。
SUV車を売ったお金で、本当に作りたい車を開発してるのだろうなぁと思うと、
そんな車を買うなんて、私自身は気が進まない。
どのメーカーのSUVも皆似たり寄ったりだから、
個性を全く感じないし、コロンとずんぐりむっくりの形も、私は好きではないし…
最近の若者は、メーカー哲学とか、
四角なんだか流線形なんだかどっちつかずの形とか、
そんなものは気にせず、実用的で便利である事を第一に車を選ぶから、
SUVが売れるのも分からないではないけれど…。
一昔前のセダンみたいに、今後はSUVの形状が車のスタンダード。
そんなことになったら悲しいから、各メーカーには試行錯誤して貰いたいものだ。
自分がもしSUVを買うなら、昔からの確固たる意志を貫いて、
ずっとSUV系の車を作り続けて来たレンジローバーや、
長年その形を変えないベンツGクラスが好きだ。
なぜなら、その車にメーカーに流れる意志やDNAが感じられるからだ。
それに、昨日の記事にも書いたが、私が丸い目の車が好きだ。
…で、昨日、ベンツのGクラス、通称ゲレンデを見に行って来た。
印象は、う゛〜ん。
昔から変わらない姿が好きだったのであるが、
中身は2016年モデルらしく現代的なのかと思っていた。
でも、ベンツの他の車種にはオプション可能な、
最近流行りの、自動安全装置などが、全く付けられないという。
車体が重いなどの制約があるからなのだそうだ。。
(この記事の最下部参照のこと)
つまり、外見も中身も旧式だった。内装も高額な割にペラっとしている。
その上、丸目ではあるけれど、オープンじゃない。
ぶっちゃけ本格的なオフロードを走るつもりも私にはないし、
今後、歩行者保護基準に適合しなくなる可能性もあるとの事なので、
買うとしても、中古で十分だろうと思った。
ついでに展示してあった「スマート」の座席に座ってみた。
屋根は天井だけ開くが、通常のオープンカーではない。
だが、運転席の居住性は、ボルシェのボクスターと、
さほど変わらない感じだった。
でも前後がとてつもなく短くて、急ブレーキで前につんのめりそう。
小さい車は好きだけど、小さ過ぎなのと、
本当の意味でのオープンカーではないので、これも却下。
で、昨日の記事で書いたように、
夜に一人でオープンカーでドライブに行きたい。
地元の東京湾岸をオープンエアーでナイトクルーズしたいわけで…。
その要求を満たす原点に戻ろう。
…とは言え、妹が来た時に、犬二匹と一緒に乗る事を考えて、
しっかり4人乗れるオープンカーを探そうと思った。
日本車のオープンは2シーターばかりだから、選択肢は輸入車のみとなる。
高級サルーンやセダン型のカブリオレタイプでは、
お行儀良過ぎて、つまらない。
冒険心を掻き立て、夜に一人でドライブに行きたくなるような、
そんなオープンカーを探してみた。
昨日も書いたが、レトロな外観は好みでも、
古い車は一人で乗るには故障が怖いし、
今後生まれる法律で、規制されてしまう可能性もある。
自分でレストアもできないので、とにかく新車からピックアップ。
で、上がったのが以下の三つ。
1.BMWミニ・コンバーチブル
2.レンジローバー・イヴォーク・コンバーチブル
3.VWビートル・デューン・カブリオレ
どれも個性的で、夢を追い掛けて冒険に出発するのにはぴったりの車だ。
【1】のBMWミニは、クーバーSのカブリオレを先日試乗して来た。
きびきびしたゴーカート感覚のハンドリングは、
妹が所有しているポルシェのボクスターに似ていた。
高速での優劣は分かりきっているので、敢えて触れないが、
アクセルを踏めば踏んだだけ走り、ステアリングを切ったら切っただけ曲がり、
ブレーキを踏んだら踏んだだけ止まる。楽しい車だった。
ポルシェの911にも言える事だけど、人間の感覚と車の挙動が
とてもダイレクトなので、薄着を纏った感覚とでも言おうか。
他の車を操縦している時に感じるモッタリ感はない。
私の好きな丸い目で、オシャレだが、シートの色に欲しい色が無かった。
シートベンチレーションのオプションもない。
(ディーラーに聞いたら、BMWの弟分という設定なので、
高級な装置は付かないだろうとの事だった。)
なによりも、うちの旦那は嫌いだという…。
デザイン的には最高の部類だと思うのだが、
小さい車(と言っても随分大きいが)は嫌いだと言い張る。
【2】のレンジローバー・イヴォーク・コンバーチブルは、
シート色に欲しい色があったし、旦那は気に入っていた。
オフロードカーとして昔から定評があるし、
「砂漠のロールスロイス」と称される程、その乗り心地にも定評がある。
もうすぐ発売予定で、まだ実物を見る事はできないが、
ネットで見る限り、車体が大きいのにも関わらず、
後ろの座席の足回りが少し狭そうな気がするのは要確認項目だ。
でも、私の好きな丸目ではないし、スタイリッシュとは言い難い恰好だ。
寧ろ不格好だからニッチな需要かも。でも個性では抜きん出ている。
川も渡れるらしいので、昨今のゲリラ豪雨にはいいかも。
…という事で、モニター試乗には応募してみた。
…とはいえ、欲しい機能を全部つけると、1と2の値段は倍近く違う。
両方とも、エリザベス女王のお気に入りで、英国が誇る伝統の車である。
【3】のVWビートル・デューン・カブリオレは、日本で発売していない。
カブリオレじゃないのだけは入って来てるので、残念。
https://youtu.be/aaUMl4bjF70
↑なかなかカッコイイと思う。
但し、普通のビートル・カブリオレは、3色しかないので、却下。
実際、911はビートルを元にデザインされており、ポルシェ一家の兄弟だ。
他に、丸目の車で、フィアット 500C (チンクエチェント シー)があるが、
色の選択肢が少なく、完全なオープンではなく天井しか開かないのが玉に瑕。
また、日本75台限定で、こんなのも出たが、
天井しか開かないし、自分ののライフスタイルから考えて、アウトドア志向過ぎるような。
やっぱり、都会乗りに似合う車が前提…という事になるだろうなぁ。