Moony Geekazoid

つれづれにプライベートや思考を書き流しています



カテゴリ: 腐女子系話

7月10日の記事でお知らせしましたが、同人誌みたいな小さな商業誌にプチデビューさせて頂いた件で、その雑誌の紹介ページができたようなので、お知らせ致します。

氣刊 『ナンザツ7 』 何の雑誌 第七号
の紹介ページ



私のペンネームは“夢見月 漣”なんですが…なんだか出てますねぇ…(大滝汗)。
漫画も多いようだし、他の皆様の作品は私も楽しみです♪

宜しかったら〜vv

6月7日に書いた『商業誌デビュー(?!)』という記事でもお知らせしましたが、同人誌みたいな小さな商業誌に、私の文章作品とイラストを載せて頂く事になりました。

第七号の「ボーイズ・ラブ特集」という中に載る私の作品は、本サイトのFan Fiction → R の中にある「おまけ」で『シンクロナイズ』という作品です。かなりドライな代物ですが、ちょっとホモっ気が入っております。
イラストは、当初、表紙の一部に小さくカラーが載るはずでしたが、デザインの関係で、白黒作品3点のみ掲載される事になりました。でも、一応特集の表紙を飾ります。…といっても、これまたどのイラストも本サイトに掲載されている物ばかりでして…(^^;)
雑誌を買ってくださいね〜とは、とても言えないかもですが、載せて下さる雑誌に敬意を表し、こちらでご紹介させて頂きました。

ところで、私の作品はど〜でもよいのですが、同じ特集内に載るセミプロのヨネミツ様の作で『大丈夫、世界はもうすぐ終わるから』という作品は、拝読させて頂きましたら、マジで芥川賞とれそう…!と思ってしまったくらいの素晴らしい作品なので、そちらは、強くオススメ致します。(要は、私は引き立て役なんだと…; いや、載せて頂くだけで、十分有り難いです。m(_ _)m)



腐女子が年齢を重ねると「貴腐人」と呼ばれるというお話。
カナダは、その貴腐ワインの名産地でありました。英語では、ice wine と呼ばれて、葡萄の実が凍って独特の甘さを出す貴重な現象だそうで、産地が葡萄の実が自然に凍る環境にある地域に限られる為に、世界でドイツ、オーストリア、カナダのたった三カ国でしか作られていないのだそうです。 
ワインも人も(?!)芳醇にしてまろやかで高価になるのでしょうかねぇ…(^-^)

激しくネット落ちしています。近年になく高熱まで出してしまい、俄然放置中で申し訳ありません。m(_ _)m

ところで、私の書いた小説とイラストが雑誌に載る事になりました。
同人誌に限りなく近い感じですが、一応 ISBNコードというものが付いているので、商業誌という括りになるでしょうか。なので、?マーク付で商業誌デビュー(?)なのかなぁ…と(祝)

東京、京都、大阪、神戸あたりの本屋さん(全ての店舗じゃないです)で買えるらしいです。発売日等も詳しい事がわかったら、こちらや掲示板で宣伝させて貰っちゃいますね。

事のいきさつは、某個人サイト様で、そこのゲスト様のセミプロの方の作品が雑誌に載るというお話が出まして、ついでにその出版社様から、「原稿料出ませんが、作品載せてもいいという人は居ますか?」みたいなお話があったので、気軽に「ハ〜〜イ!」と、そのサイト様に作品をUPしておいたら、私の作品を選んで戴けた…というものです。要は、そのセミプロの方のオマケのようなものだと思います。ついでに、白黒のイラスト3点と、その雑誌の表紙の部分にちっこいカラーのイラスト1点を使って下さるみたいです。

自分自身の楽しみとは言え、文章もイラストも書く身としては、自分で三文小説書いて、挿絵も描く…なんていうのが、目下のオバサンの儚い夢だったのですが、ちょっとだけ叶ってしまいました…(^^;)  この上は、微々たる物でも原稿料が頂けるように目指さなくっちゃ…とか…ちょっとだけ夢見てみたり…。

プロになるだけでも大変で、そのうえ書き続けていく事ができなければNGなのは分かっていますから、夢ですよ。夢。でも夢は自分で諦めた時点で100%消え去ってしまうわけで…。まあ、もう少し夢見ていても良いかなあと思いました。(最近富に衰え気味の体力と気力が続けば…ですが;)

某様の日記を読んで見つけた「あなたのやおい度チェック」をやってみました。
http://www.goisu.net/cgi-bin/psychology/psychology.cgi?menu=c022

結果は、やおい度 50% 腐れ女度 3% 二次元倒錯度 100%  でした。

自分が女性として理想の男性だと思う人間に、私は、やおい妄想は“しない”です。現実の俳優やアイドルをやおいに当てはめてしまう事はなど、私にはありえません。現実のゲイにも興味がありません。多分自分にとって現実臭が強すぎるからだと思います。なので、腐れ女度 3%なのかも。

あくまで現実とは違う、別世界のファンタジーの中でのみ許容できます。それに登場するのは、魅力的な架空人物(キャラクター)達ばかり。そういう意味で、二次元倒錯度 100%なのでしょう。

3%と100%の平均で、50%なのかな…(^^;)。

http://abcdane.net/archives/001294.html

この頁の下のほうに、

>春先に、ラッセル・クロウの映画「Master and Commander」の英文記事を読んでいたところ、ラッセルが「女優が出てこない、ロマンスなしの映画だけど、主人公の男2人の関係がおいしいから女性客にも楽しんでもらえると思う」というような発言をしていまして。

なんて書いてありました!!

「「トロイ」はゲイのお友達が近年になくコーフンした映画♪ 」(<やっぱり、だって女性より男性の方が綺麗だったもの…。)とか書いてありました。
オリバー・ストーン監督、コリン・ファレル主演の歴史大作映画「アレキサンダー」の公開遅延が決定し理由も、「映画がゲイ過ぎる」からだそうです。
アレキサンダーはバイセクシャルといわれていて、映画の中でも、多くの歴史家がアレキサンダーの愛人だったとみているBagoas(バゴアス)というペルシアのかん官と熱烈なシーンがあるそうです♪

アメリカでは近年ゲイ番組ブームといわれていて、ゲイが中心人物でしかもその番組が立て続けにヒット。女性向けファッション雑誌も、ゲイ番組を特集した号もあったりするそうです。
それに付随して、「マスター・コマンダー」の事も触れられていたのでした。

ところで、耽美主義って、“19世紀”に盛んになったもので、ボードレールや、オスカー・ワイルドに代表される世界です。唯美主義、審美主義ともいいます。美をなによりも優先させる態度一般で、19世紀以降の唯美主義は観念的美の世界と悪魔的な官能美への惑溺を表すそうです。
また、広辞苑によれば…
「真実や道徳でなく、美を最高の価値、ないし、人生の唯一の目的であろうとする芸術、及び、生活上の立場。(=唯美主義、aestheticism)」
という意味で、自由に、自分なりに、その世界を愛せば良いと思います。ちょっとレスタトのいう「野蛮の園」に似ているかも…。

「物質主義への嫌悪がペシミズムの耽美主義、デカダンス、神秘主義、エロティスムを育み、精神主義への回帰を目指し、多くのゴシック小説がこの世に生まれた。「裸の真実」小島優介著より 」

ともありますから、アン・ライスは、正にこの方面の作家だと思います。だからアン・ライスファンが「耽美主義」であって、当然なのです。

耽美というと、日本の業界がゲイ小説をそう名づけたそうですから、耽美主義を即ヤオイ系列のものだけに限定してしまう人が若干居るようですが、世間一般では、文学史や美術史に登場するものですから、コアな狭い世界の固定概念に縛られる事は無いと思います。

19世紀の本来の意味での耽美主義の中に、ゲイ要素が濃くても、薄くても、また無くても良いと思うし、また最近のハリウッドでも、ゲイ化は新しい流れ(?)との事ですし…。全てに於いて、言葉や概念に狭義的な偏見を持っている事自体が、もう古いと思います。それに、これだけ、この世界が一般にオープンになってくれば、そんなものに固執しないで、自分の好きな段階で、この世界を愛していけばいいのではないか?なんて思ってます♪ そういうものが新しいのだし、これからの流れであって、さらに一般的に受け入れられて行くものだと思うんです。何せゲイ同士の結婚が、合法化される時代ですから…。もう、概念なんて、クソ喰らえでしょう!!(でも、まあ、禁断の恋の方が、余計耽美だと思うので、物語で読むなら、現代ではない方が、断然好きですが…。)

私は、特にゲイ小説やゲイ映画のファンじゃありません。ゲイ映画で好きのものもあれば嫌いなものもある…。「そういう分野」全体が好きなのではなく、「自分が好きなものが好き」というスタンスです。 逆にコアのものは、あまり好みません。というか、嫌いかもです…。 自由に耽美主義(=唯美主義、aestheticism)を愛していこうと思っています♪ そして、美の対象は、個人で違って良いと思います。正に世は、19世紀や18世紀という古き良き時代のブームでもあるので!!

さる絵師様から、ご紹介をうけて、森茉莉の「枯葉の寝床」読んでみたのですが、少々古い文体や、句読点使いがまた、なんとも色っぽい風情で、素敵です♪ 彼女の小説は、竹宮恵子の『風と木の歌』等の、JUNEを生んだ世代にGOサインを出した源流ではないかとも思うので、まさに日本の腐女子文化の聖典という感じでしょうね…。それが、耽美と呼ばれ、それ傾向のパスティーシュ(シリアスなパロディー)がヤオイと呼ばれ、最近はBLと呼ばれているのかも…。と思います。最近はどうも行為中心の作品が多いようで、私的には残念です。昔の小説の格調高さは、やはり素敵。森茉莉の「枯葉の寝床」は、日本版「ベニスに死す」って感じでしょうか。 特に、美しい言葉での簡潔な状況の描写は、情景が摺りガラスの向こうに美しく浮んでくるようで、素晴らしかったです。温故知新。

アン・ライスにしても、『眠り姫』でエロティカを書き切ったから、『ヴァンパイア・レスタト』以降が、ストイックなのに酷く官能的な作品が書けたのだと思います。でも今は、ゲイ小説も、ゲイ映画も、フレキシブルに楽しめる時代。描き方も、受け取り方も、好みの人それぞれって事で。


あ、ついでに『眠り姫』
私も(笑) 最初挫折して、しばらく放置していましたが、読破しました。私には想像もできなかった世界が広がっていました。でも、性格描写や、人間の根源を謳う哲学的な物がでてきて、VCに存在するライス節がしっかりあったような気がします。ローランは、たぶん全くレスタトですが、トリスタンがルイかというと、ちょっと難しいところがあるのですが、ニコラスとトリスタンの関係が、「夜明け〜」のレスルイの謎が解けるような気がしたし、ローランに会ったトリスタンの変化が、レスタトとの邂逅後の変化の詳細のような気もしたのです。

昔から、クラスメイトがH話し始めたら、消える人。
でも、「“上質な”…H本」って読みたいんですよ。
昨今のBL ボーイズ・ラブ小説を2冊程読んで、ごみ箱に捨てました。
男は、男。凛としてなきゃ。
やっぱり、登場人物が、魅力的でなければ駄目!!
綺麗ONLYでは、駄目…。(出来れば「漢前!!」な男女が好み)
だから、アン・ライスのVCが好き。

下で書いた、『燃えよ剣』も結構濡れ場があるし、
私の好きな『眠り狂四郎シリーズ』もかなりエロい…。
でも、あの筆の力強さと、魅力的な人物描写は、絶対“文学の域”
これらの小説の色気は、「漢らしさの色気」だから!!
やっぱり、「オトコの色気」が読みたいのです。
女に置き換えても読めちゃうような、女男の色気じゃなくて…。

やっぱり、戦いや冒険に身を置く、美しい男が好き。
そいつに男色があったら、萌えますね。
相手は、華奢で、思索型の美青年でしょ!! 
どこか男らしく、ストイックなエロティシズムが薫るような
ストーリーやイラストが書けたらなぁ…。と、高望み中。

stylish, sexy, intelligent, rich and full of depth
decadence, sensuality and mythology

↑は、私が、イラストやストーリーの中追求したいと思っているものかも。

「眠り姫」は、最初、あまりのあんまりに、「なんじゃこりゃ〜!」と挫折しまして、二度目の挑戦で、やっと…。私も、最初はかなり辛抱して読みました。でも、良く読んで感覚が麻痺して来たのか、あの世界に飛び込んでしまったからか、心理描写もかなり多面的に行われていたような気がしますし、お茶を濁さず徹底的だったが故に、人間の複雑さとか、性格とかが余計浮き彫りにされたかなぁと…。変な話、宗教的にさえ思えました。私の場合、今まで目を瞑っていた部分を無理矢理見せられが、よく見てみたら人間性を語る根源だった…みたいな気も…。
間違って、安っぽい変な小説(題名に騙されたり、普通の小説に紛れて時々あったりするので)を読んだ事が2、3度あるのですが、そういうのとは違うなぁって…。「眠り姫」を真似た本があると思うのですが、扇情的部分だけを真似しているから、薄っぺらいし、私もそういうのって大嫌いなのですが…。
私は、抑えているものが基本的に好きですし、映像では抑えていないと駄目です。(行為描写のある作品は嫌い。)でも、物語それぞれに萌え部分があって、その物語によって許容の基準が違うかも。

10月1日に発売された「ヴィットーリオ」(『耽美趣味全開のヴァンパイア物語』というコピー)を読み始めて、本を取り落としてしまった…。

16歳…? そうか、もう少し歳が上が良かったなぁ…。
長身&ハンサム…? おお! いいぞ〜〜!
子供っぽい顔じゃない…? なら、16歳でも、許そうかな…。
顎が割れている…? えぇぇぇええええ?? 割れアゴ????

…と、いう事で、本を閉じてしまったのです。
だって、私の頭の中に、まるで長嶋茂雄さんを漫画にしたような、髭剃り後の青い(つまり髭の濃い)アゴ割れオジサン顔が浮んできてしまったんですもの〜〜〜〜。(ToT)

いや、例えば、ヴィゴさん。アラゴルンのピンバッジを持っている位大好きなんです。 だから、まあ、人によって違うんですが、でも、普通、何も先入観がない場合、逞しい割れアゴを見ると、美しいというより、どうもムキムキのイメージが付きまとってしまうんですよね…。(^^;)

…で、16歳というまだ繊細さが残る美しい盛りに、すでに割れアゴ…。というヴィットーリオの容姿に、突っ伏してしまったんですよ。(ToT) 
それで、原書を見てみたんです。
I have a dimple in it(=my chin).
そっか、凹みがあるのね。まあ、アゴエクボね…。と「割れ」より少しマシな方に解釈する事にしました。
だって、「割れアゴ少年」っていうと、ごつい感じで、「アゴに窪みのある少年」だと、とても初々しい気が…(^^;) いや、ちょっとの事なんですが…。気休めですかねぇ…。
(…なんていうか、私って、やっぱり顔ばかり追って本を読んでいるのを自覚しました。)

…で良い人を見つけたんです。
子供っぽくないけど、16歳にも見えて、背が高くて、アゴの先にちょっと窪みがある人…。スターウォーズ・エピソード2のアナキン・スカイウォーカー役のヘイデン・クリテンセン!!彼なら、条件にぴったりだし、綺麗だし…。

…という事で、先を読み続けられそうです。(^^;)
どうも、くだらない事を書いてすみませんでした。

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