Moony Geekazoid

つれづれにプライベートや思考を書き流しています



カテゴリ: ちょっとグルメな話題

家人が接待のお土産で頂いたコーヒー。アルミ袋に無造作に入っているだけで、良く見かける贈答品のコーヒー豆のように、美しい缶に詰められているわけでもない。
下の写真がそれである。

R0005090ps (クリックで大きくなります。)
(人形はアメリカン・インディアンの精霊「ココペリ」。私のお気に入り君)

でも、飲んでみると美味しい。…というか、他の立派な包装のコーヒー豆は全然印象に残らないのに、これは忘れられないくらい美味しい。コクと香りが高く、苦味も程よくあって、ほんのり甘く、酸味が少ないのが気に入ってしまった。酸味の強いコーヒーが苦手で、それほどコーヒー好きでもない私が、ふと思い出しては、無性に飲みたくなってしまう程に…。(牛乳を加えると、スターバックスラテをもう少し香り深くして、あっさりした感じになる。スタバのコーヒーが好きならば、おすすめ。)

最後の一袋になってしまったので、袋の文字を検索してみた。「RONGKONG ARABICA TRAJA」。なんでも、「幻のコーヒー」と呼ばれ、その昔はヨーロッパ王侯貴族のあいだだけに流通し、その希少性と上品な風味が珍重され愛されたのだそうだ。栽培が難しいとされるアラビカ種のコーヒーの中で最高峰だという。なるほど美味しいはずだ。

パッケージにはインドネシアとあり、インドネシアからのお土産だったようで…。ガックリしていたら、第二次世界大戦中に一度絶滅したと思われていたトラジャ・コーヒーを、現地への協力を惜しまずに復活させたのが、日本のキー・コーヒーという会社らしい。

日本での商品名は、「トアルコ・トラジャ」。そういえば昔コマーシャルしていたような…。トアルコは、TORAJA ARABICA COFFEEの頭2文字ずつを取った造語だそうである。ということで、楽天でポチッと買ってみることにした。同じ味だといいのだけれど…。(5/22追記:購入後、飲み比べました。同じ味でした! Amazonでも買えます。)

この「トラジャ」。コーヒーだけでなく、トラジャ族という少数民族でも有名みたいだ。その風変わりな死葬儀式を見るために観光客が群がるのだという。私はコーヒーだけで葬式は遠慮したいけど…

フランスのヴェイス社のショコラ・ショーを買ってみました。前回の記事で飲んだショコラ・ショーは、フランスのヴァローナ社のチョコレートのもの。このチョコレートを使ったショコラ・ショーは有名だけど、お店では一杯1000円もしてました。

ヴァローナ社は1922年創業ですが、今回買ったのは、これに並び称される1882年創業のヴェイス社のもの。19世紀以降、チョコレートの製造技術が格段にアップしたので、味はオスカルが飲んでいた頃とは違うけど、創業年が古いので、少しでも味が近いのを期待しました。約20杯分で、2000円ちょっと。一杯100円程度。

粉末のココアは、コクや風味の元であるカカオバターを取り除かれてしまいますが、ショコラ・ショーにはコクがあります。安価なショコラ・ショー(ホット・チョコレート)は植物油脂などを入れてるものもあるそうですが、このショコラ・ショーはカカオマスと砂糖とバニラのみ。カカオ含有量が高いから、コクがあって大人の味なのです。

甲乙つけがたいくらい美味でした。かつては王侯貴族の飲み物だったショコラ・ショーを飲むと、贅沢な癒しの時間を味わえる気がします。

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小粒状のチョコレート。砕いたりする手間も省けて溶けやすい。
(写真はクリックで大きくなります。)

ISISに拘束された方々の無事を祈っています。
家人はイスラム諸国との仕事も多く、週一で海外に行くので、
他人事のような気がしません。

最近、セカオワのLimited Edition版CD買いました。紅白歌合戦でヤラれてしまったもんで…(^^;).。そういう人多いらしいですね。私は中二病的な歌詞や、ヴォーカルの声や、ピアノや大太鼓の使い方が大好きです。彼らは、日本を代表する世界的アーティストになりそうな…

キルフェボン http://www.quil-fait-bon.com/ はフルーツタルトで有名だが、
ついでに買った『黒豆ショコラ』というのが、なかなか美味だった。
焙煎した黒豆をホワイトチョコレートでコーティングし、お砂糖をまぶしてある。
日本が誇る丹波の黒豆と上品な甘さの和三盆糖、そしてホワイトチョコレートの融合は、
クセになりそうな和と洋のマッチングでありんしたハートマーク。

ふらりと入った銀座のアンリ・シャルパンティエ(http://www.henri-charpentier.com/)。
そこに「ベルばら」に登場したあの「ショコラ」がありました。
私たちの世代に、ショコラという言葉がやけに優雅に響くのは、
たぶん「ベルばら」の所為でしょう(笑)。

ショコラ・ショー(Chocolat Chaud)は、いわゆるホットチョコレートです。
ココアとは違うチョコレートそのものから作られるドリンクは、とても美味でした。
オレンジ風味を注文。実はチョコレートとオレンジの組み合わせが大好きなんです。
フランスのヴァローナ社のチョコレートをふんだんに使った濃厚な味。
でも、甘ったるい濃厚さではありません。甘さは本当に控えめ。なのに深いんです。
何杯もおかわりしたくなる美味しさは癖になりそう。値段は一杯1000円ではありますが…

このお店の定番という、クレープ・シュゼットも頂きました。
両方いっしょでは、甘くて過ぎて無理かも…と思ったら大間違い!
二つともスイーツとは言えないような甘さ加減で、味わい深いんです。

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クレープ・シュゼットにリキュールをかけて浮かび上がる青い炎。
飲むとホッと落ち着くショコラ・ショー。
フランスのホテルデザイナーがインテリアを担当しただけあって、
空間とお味が一体になって、至福の時が味わえました。
置いてある書籍は、自由に手にとって構わないそうです。
(但し、全部フランス語なので写真を見るだけでしたが…

そして、お店に行ったら、是非トイレに行ってみて下さい。
できれば店員さんに「トイレはどこですか?」と聞いてみて!
おもしろいんですよ〜〜。ここに書くと楽しみがなくなるので書かないけど…

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(← 大きな写真になります。)

昨日、ラデュレ(Laduré)の銀座店に行ってきました。 【お店のHP
ソフィア・コッポラの映画『マリー・アントワネット』に出てきた色とりどりのお菓子は全て、このパリの老舗パティスリー、ラデュレのお菓子だそうです。

写真は、右がマカロンを使用した有名なイスパハン(Ispahan)、左がルリジューズ ローズ フランボワーズで、両方とも、薔薇の花びらを使ったケーキです。中には楊貴妃が愛したライチも入っていて、まさに女王様のスイーツという感じ。そして、一緒に頂くとベルばら気分が味わえるのが、テ メランジェ マリーアントワネット(Thé Mélange ‘Marie Antoinette)という紅茶です。バラとジャスミンがブレンドされていて、薫り高く高貴な味わいが楽しめます。

イスパハンは、今人気の菓子職人、ピエール・エルメの代表作としても有名なスイーツです。彼は元ラデュレの職人。だから、お味もとても似ています(ラデュレのもエルメ作だと思います)。二つのお店のイスパハンの違いは、ラデュレの方のマカロン生地にナッツが入っている事ぐらいかな。どちらも、本当に美味で、私の大好物。食べれば幸せ気分になる事請け合いです。(イスパハンとは、ダマスクローズの一種で、ペルシャのエスファーハン(=イスパハン)が産地の薔薇の名前です。)

追記:
年末にラデュレのイスパハンを食しました。そしたら! 外見がピエール・エルメのとそっくりに変わっていて、ナッツも消えていました。少し前に『世界ふしぎ発見』で、エルメ氏の特集&イスパハン(エルメのもの)が紹介をされていたので、ラデュレの見た目も問い合わせに対応できるように変えたのかな?

明日は私の誕生日。けれど、28日にはシンガポールとカンボジア(アンコールワット観光)に旅立つので、一日早い御祝いをしてもらった。

選んだ場所は、つばめグリル。かなり良く行く洋食店だ。サイドディッシュやサラダ、そしてメインディッシュには、ハンブルグステーキの他にはブイヤベース的煮込み料理とソーセージ程度の品数しかない。だがどれも絶品である。

私が良く足を運ぶのは、冬の時期。この時期は、サロマ湖の牡蠣のオーブン焼きがメニューに並ぶ季節だからだ。10月後半から2月の末頃が期間。そして、オホーツク海の流氷が流れ着き、海岸が氷に閉ざされてしまうと、もう食べられなくなる天然もの。淡水と海水が混じり合う中で育つ牡蠣で、天然ものゆえに大きさはまちまちである。それをオーブンで焼いただけなのだが、ほのかな潮の香りのような塩気、そして、プリッとジューシーな旨味がなんとも言えない。

名物のつばめ風ハンブルグステーキは言わずもがなだ。メントレという番組でも高橋英樹氏が、自身の好物にあげていた品。アルミ箔の中で旨味を封じ込められて焼き上げられたハンブルグステーキは、普通のハンバーグとは言い難い逸品である。和風ハンブルグステーキも美味。実は、娘はハンバーグが大嫌いなのだが、唯一ここのハンブルグステーキだけは例外中の例外だ。肉の臭みが全く無く、旨味だけが詰まっている。

田舎風パテも最高だ。ワインに良く合う。実は私はレバーが苦手なのに、これだけは例外。ハンバーグやソーセージといった肉が専門のレストランだけに、肉の旨味の引き出し方が上手いのだろう。

ついでに、店を出て真っ直ぐ数メートル先。銀座菊廼舎の『揚げまんじゅう』もとても美味だ。マカデミアナッツがまぶしてあって香ばしく、カラッとサクサクで甘くない。意外にしつこくないので、2,3個はぺロリと食べられる。

つばめグリル 銀座コア店
TEL:03-3569-2701

銀座菊廼舎
TEL:03-5658-7918

エスニック料理はわりと好きなので、タイ料理は良く食べに行く。その中でもお気に入りなのが「バンコクキッチン」。

場所は銀座教会とプランタンの間の外堀通り沿い。天井が高くて銀座らしいセンスもあり、エビ料理やパッタイ、トムヤムクンなどが美味である。最初は夜に利用していたが、お昼のビュッフェを勧められたので行ってみた(今日は2度目)。

ビュッフェスタイルだから、出来たての熱っつあつもあるけれど、サーブされてからほんの少し時間が経ったものもある。それさえ気にしなければ、美味しさは同じだ。(もちろん、保温されているのも多い。)

土日祝日は1500円だが、平日は、1200円で食べ放題。ホットやアイスの数種のハーブティ系の飲み物(飲み放題)や、ケーキやタピオカ、フルーツ等のデザート(食べ放題)までついてのランチ食べ放題。30品目ものタイ料理が日替わりで楽しめるので、この値段は価値があると思う。

12時までに入ればほぼ確実。今日は12時半に行ったが座れた。但し、ゆっくり食事を楽しんでいる人が多いようなので、満席だった場合は待つ事がありそうだ。美味しい満腹感を求めている人にお勧めである。

バンコクキッチン 有楽町店
       03-3561-3181

タイ料理ランチビュッフェ時間
平日 11:30-15:00(最終入場14:00)
土日祝11:30-16:00(最終入場15:00)

カテゴリが「B級グルメ」しかないので入れてしまいましたが、こちらのレストランは、私にとって極上です。(高級のカテゴリを作っても増えないと思うので、すみません。)

六本木の国立新美術館へ学生時代の友人と行ったので、ランチは同じ乃木坂の駅に近いフレンチの『FEU』(仏語で火の意味)でとりました。ここは父のお気に入りで、私もよく行きます。父と同伴以外で飛び込んだのは初めてだったのですが、覚えていて下さって恐縮でした。必ず店に立つというハンサムで控え目で優しげなオーナーさんがちょっと印象的です。お料理を運んできて下さるのが全員金バッチのソムリエさん。皆さん物静かで執事っぽい。かといってゴテゴテした重厚なイメージはありません。歴史あるお店らしいですが、常にそよ風が吹き抜けるような爽やかな雰囲気のお店です。

飲み物にもお食事にもメニューっぽいものがありません。コースはその日によって決まっていますが、こんな気分でこんなもの食べたいというこちらの希望とオーナーとで話し合う感じで注文しています。そして、その通りに出てきます。コース以外は値段表があるのでしょうか。見たことないです(^^;)。
私のワインの好みを覚えていて下さって、今日はこんなのが…と言うので、「いえ、今日は自腹会計なので…」と苦笑いしたら、優しい微笑みをにっこり返されました。ツーカーなオーナーさんです(笑)。
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82b92a57.jpgこれを究極のフルーツパフェと言わずしてなんと言おう…。
普通の大きさで、見た目も普通…しかし、お値段が、ひとつ2520円!!
新宿の小田急百貨店本館8階にある『千疋屋フルーツパーラー』のメニューで、その名も“宮崎産マンゴーパフェ”。

そんな金額を出したら、フレンチのランチだってなんとかいけそう…というもの。庶民の私はその値段に怖気づいた。母の新盆の法要で浅草にでかけた帰りに、叔母が「おいしいパフェがあるから、食べに行こう!」と、誘ってくれたので、私と妹と娘で叔母にくっ付いていくと…。件のパフェは、そんなお値段。
mango4 この写真の通り4人で食べて、一万円以上…。(大滝汗)

私はマンゴーに高級なフルーツというイメージを持っていなかったし、レモンをかけて臭みを取らないとまともに食えた物ではない、少々匂いのきついフルーツという印象しかなかった。

メニューには、「ふつう」のマンゴーパフェと、『宮崎産』マンゴーパフェと二種類載っていて、お値段が明らかに違う…。叔母曰く、「宮崎産じゃなきゃだめなのよ。」との事。せっかくだからと頂く事に…。

まあ、そのマンゴーの肉厚でジューシーな事。生クリームの上品な甘さと軽さ…。中のマンゴーアイスとバニラアイスの絶妙なコンビネーション。そして、もうお腹いっぱい…と飽きてきた頃、一番下から出てくるマンゴージャムに漬かったマンゴー…。もうだめ入らない…と思ったのに、す〜〜っと美味しく口の中に入っていく…。食後、口の中に甘ったるさは残らず、南国の爽やかさと幸福感が… なんつ〜パフェvvv

その間、叔母が盛んに言うには、「同じ千疋屋のフルーツパーラーが隣の小田急ハルクの中にも入っているんだけど、そこのパフェじゃダメなのよ…。ここのパフェじゃないと! クリームが全然違うの。」 …との事。半信半疑で聞いていた私だったのだが…。

隣に居る品の良さそうなおじいさんが、私達の方を向いてニコニコしているのに目が合って、ちょっと会釈をしたら…。話しかけてきた。
なんでも、何十年も千疋屋のファンという方。確かにハルクの中のお店とクリームが違うというお話が…。へぇ〜〜と思って聞いた居たら、石原家とお知り合いで、石原慎太郎や裕次郎も子供の頃から知っていて、先日のTVドラマ『弟』でも、彼自身にあたる役がちらちら出てきたのだとか…。
叔母の話は半信半疑だったが、このおじいさんのお話なら信用できそうだ。(^^;) ここの店長さんともお知り合いとかで、店長さんを呼んでくださった。やはり、クリームを女性向けに軽く作っているのだとの事である。
へ〜へ〜へ〜x10

…という事で、とても幸せなパフェ体験でした。(*^o^*)

スコルピオーネ・スタチオーネ
最寄り駅:有楽町
料理:イタリア料理 / カフェ
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円〜3,000円
用途:昼食


我が家は、よく犬連れで銀座に散歩に行く。日曜日の歩行者天国を犬連れで歩くのも中々気持ちがいいものである。しかもかなり犬連れに出会う…。「犬の生活」というお店では犬を一時預かりもしてくれるが、食事を一緒に…と思うとなかなかお店が無い。18kgあるコーギー犬なので、バックの中に入れておくという訳には行かないからだ。日比谷公園内のオープンカフェもいいけれど、ちょっとショッピングエリアから離れてしまうのが難。

そこへ行くと、ビックカメラ有楽町店 別館(旧ソフマップ有楽町店--とても目立つ大きな赤い屋根なので絶対に道に迷う事はない)の隣のイタリア料理の“スコルピオーネ・スタチオーネ”は、なかなかの好立地であり、美味。店内には犬は入れないけれど、オープンテラスの方なら、犬連れがOK。ランチは、パスタ3種類からの選択とサラダ、ドリンク、クッキー、パン…。その上のランチはそれプラス肉料理か魚料理が選べる(1800円程度)。味は超一流…とまでは行かないが、そこそこの創作性がある感じ。パンでもなんでも、一ひねり加えてある…。味は繊細…とまで行かないが、素材の旨みに岩塩のアクセントが効いている…。大当たりではない…けれど、グルメというカテゴリーに十分入ると思う。しかし、「都心の犬連れOKレストラン」と限定したら、もはや最高部類に入るのではないだろうか? 日曜日、ビールやワインを飲みながら、犬と一緒にオープンエアでイタリア料理も洒落ていると思う。(←本日行ってきたので記念書き込みなのです♪)

いつもの我が家の定番は、ケーキでお茶をしている間に、旦那が隣のソフマップでお買い物というケースが多い。ここのお店のケーキは、とても濃厚…決して甘すぎるわけではないが、チョコレートケーキも濃厚だし、チーズケーキなどブルーチーズを使っていたり…(^^;) 好き嫌いが分かれるかも…。(私は好きな方)

それより、なにより、最大級に感動したのは、お水を頼んだら…
なんと、犬にまで専用の容器でお水を出してくれた事!! 
可愛い足跡マークのメタルの食器に冷たいお水をくれる…。無くなると、注ぎ足してもくれる!! 「犬連れでもいいですよ」という感じじゃなくて、「犬もお客様」という対応でとても感動した♪ 本当は星五つ付けたいのだけれど、隣のソフマップの店頭販売の拡声器の声が凄くうるさくて…(T^T)。あれが無かったら至福の時間だったのに…と、残念。

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