Moony Geekazoid

つれづれにプライベートや思考を書き流しています



カテゴリ: 世の中を斜めから見る話

ある先生によると、
3.11以降、文学作品の質が高くなったそうな。

思えば、豊かな森に居た猿が、大地溝帯が裂けたことで、
その森に戻れなくなって以来、人類は進化してきたわけで…。

全ての生き物が災害や悲劇やストレスを起こった時に、
それに対応すべく進化してきた事を考えれば、

3.11が,日本人の中のなんらかの進化のスイッチを
押したとも考えられなくもないのかもしれない。



今の世界経済は、どん底で、打つ手が無くなったと言われている。
どんなに経済政策をしても上手くいかないのは、
人々が「今日より明日が良くなるという希望」を持てないからだそうだ。

今の日本人には、願いや祈りを現実のものにする力の存在を信じたいという、
潜在的な欲求があり、人々はそれに飢えているのだと思う。

「シン・ゴジラ」と「君の名は」は、
日本の未来に向けての、自分たちの力を信じたくなるような、
希望を持ちたくなるような映画だった。
そんなところに大ヒットの秘密があるのかもしれない。

「世界的」などと形容が付くものは、ほとんどが大袈裟だろう。
だけど、最近、世界的流行を実感したことがある。トマトジュースの飲み方だ。
昔、国際線の飛行機の中でトマトジュースを注文すると、「塩は要る?」と聞かれた。
だから塩とレモンを入れてもらっていた。どの航空会社も皆そうだった。
最近は「胡椒は要る?」と聞かれるようになった。胡椒とレモンで供される。
ソース(日本のウスターソースみたいな奴)を入れる人もいる。
「塩が欲しい」というと、手元に用意されていないらしく、後で渡されるようになった。
これって、やっぱり世界的傾向なんじゃなかろうか?

特定の物質に対して免疫細胞が過剰反応して起きるアレルギー。
一方「こいつには過剰反応しなくていいよ」と引き留め役の細胞も存在するそうだ。
Tレグ細胞という、Tバックとハイレグを足して二で割ったような名前の細胞だ。
Tレグ細胞は、3歳位までに様々な細菌やアレルゲンと接触する事で増加するとの事。
1960年以降急激に増えているアレルギーは、クリーン過ぎる環境が原因の現代病なのだ。
2014/09/10で書いたのはウィルスの例だったが、
神経質に綺麗好きの子育ては、大人になって悲劇を生むかも…

捻りがなく、伝わって来るものもなく、
情緒や深みというものが首を傾げたくなるくらいに
欠如している文書を書く人を極たまに見かける。
文章を書く事をたくさん勉強して来たというし、
言葉は文句なく素晴らしくてとても読みやすいのだけれど…

「どうしたら文章がうまくなるか?」という質問に、
村上春樹氏が答えたという言葉が、やけに腑に落ちた。
「文章を書くというのは、女の人を口説くのと一緒で、
ある程度は練習でうまくなりますが、
基本的にはもって生まれたもので決まります。
まあ、とにかく頑張って下さい。」

尊い人物たちを手厚く埋葬するために作られたのがエジプトのミイラだ。
尊い聖人が人々の幸せを願って入滅してミイラになったのが即身仏。
ミイラというのは元来、人々から大切に扱われて来たものだった。
ある専門家に聞いたら、現代の日本では年間70体ものミイラが発見されるという。
これは世界でも飛びぬけた数らしい。
これらは皆、孤独死した人たちなのだという。
昔と今。時代が様変わりしたとはいえ、なんという違いだろう。
プライベートの尊重も良いのか悪いのか。胸が痛む事実である。

「世田谷」と「杉並」というご当地ナンバーが導入されるらしい。
「杉並」は練馬ナンバーから抜け出たい“足掻き”のように思える。
だが「世田谷」は理解に苦しむ。

土地への誇りが、故郷を都外に持つ人の多い東京に芽生えるとは思えない。
ナンバーを付けている人の自己満足やエゴ以外の理由が見当たらないのだ。 観光地の地名ならば、ご当地の宣伝になるのは良く分かる。が、それ以外の場合、
自分の個人情報を各所で無神経に晒しながら書き込むネットユーザーの如く、
はしたなさや軽率なイメージの方が強い。

せめて、ご当地ナンバーは歴史と伝統を受け継ぐ地名にして欲しい!! 

なーんと「東京湾岸」ナンバーまで申請される勢いだという。
豊洲、東雲、有明、南砂、葛西、果ては千葉県の浦安も?
目的はロイヤリティーのゲットだとはっきり書いてあった。

他の「足立」ナンバー地区との地価の差別化を図ろうとするエゴだ。
それに、大田区、品川区、港区、中央区も「東京湾岸」に他ならない。
本家本元の「江戸前」である東京湾岸はこちらの方だ。
少し前まで海だった、埋め立て振興居住地に土地への愛着などあるわけが…(-"-)

ブログを丸一年放置してしまった。このままだと削除されかねない…。この一年、無為に過ごした気がして、それを書く事さえ虚しく感じてしまう。何を書こうか…と、思案していたところ、カナダの高校へ留学中の娘から電話があった。

「歴史の授業で太平洋戦争の事をやっているが、神風特攻隊の話が出た。母の伯父が神風特攻隊だったと発言したら、先生(白人のカナダ人)がとても興味を持って、色々質問されたので、船に特攻して戦死し勲章を貰った事や、赤紙の話をした。資料や興味深い話があったら今度教えて欲しいと先生に頼まれたんだけど…。」と言う。

とりあえず、父の親友であるゼロ戦パイロットの生き残り(不良爺さんの歯科医師)から直接電話で話を聞けるように連絡をとりつけ、私は、伯父について調べようと思った。

今は亡き母から聞いていた話は…
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私は、有料翻訳ソフトを購入して使ったことはないのだけれど、ネット上にある自動翻訳サイトを利用した事は、3回程ある…。3回というのは、使ってみて「やっぱり駄目だ」と結論づけるまでにかかった回数。私の経験では、翻訳ソフトを使うと余計分からなくなる…(^^;) というのが、本音。ならば、使わない方が手っ取り早いという事になったのだ。

その逆も勿論あって、日本語が英語になる時もおかしな事になる。実は、この間、自サイトへのリンク元を辿ったら、うちのサイトの小説が、笑いの対象になっていた。中には、日本語にはLとRの違いが無い事を知っている人がいて、解説してくれていたし、みんな自動翻訳ソフトの不味さは知っているようで、良心的ではあったが、訳が偶然顔文字的なものになってしまっていたようだ…(^^;)。

次にご紹介するサイトは、その迷訳の最たるものではなかろうか…。
ローマの三ツ星高級のホテルなのであるが、散々な事に…。
日本の国旗をクリックするとその迷訳が読める。イギリス国旗の英語訳と比べてみると、その違いがよく分かると思われる。

http://www.hotelturner.com/


ご参考までに、無料翻訳サイトは、以下。…。
時々、お茶目な爆笑訳をやらかしてくれる…ほのぼの系。それでも多くの人の役に立つからサイトが存在するわけで、私はそれに対して決して否定的なわけではないし、ここでは、役立つ情報として、リンクする事にする。(本サイトには、正に役立ち情報として載せている。)

@Nifty翻訳
エキサイト翻訳
Lycos翻訳

新聞を見ていて、懐かしい言葉にぶち当たった…。Glass Ceiling (=見えない壁)である。そこでちょっと思った事をツラツラと…。

自サイトや他サイト様でおバカ晒していると、時々真面目な事を考えたくなる。精神とは振り子のような物で、大きく揺れれば、また戻ってきたいと思うらしい…。映画『パックマン家の人々』中で言っていたみたいに、ジェットコースターみたいな人生は確かに面白いけど、ちょっとごめんかな…(^^;) でも、心の中のジェットコースターなら、まあ安全なんじゃないかな…。(それとは別に、遊園地のジェットコースターは、大好き人間だけど…;)

ところで、このGlass Ceiling とは、目には見えないけれど、確実に存在する障壁の事。Ceiling(天井)というぐらいだから、上昇しようとする場合に妨げになる事が多いかも…。このブログの大家であるLivedoorの昨今の寵児(?)ホリエモンも、これに悩まされているご様子。彼は、確かに露出過多で喋り過ぎだけど、日本のお偉いさん方が、みっともないくらいに彼をバッシングしている…。あれって多分、この目に見えない壁が言葉になって出てきた物だと思う…。面白いなぁ…(^^;)

このGlass Ceilingという言葉。初めて聞いたのはどっちだったかな…。どちらにしても二人のアメリカ人から聞いた。一人は、会社の中の女性蔑視や、差別の事について話していた。この問題は、公には「無い」と公言されつつ、実際あるというのは、誰もが知っている事だと思う…。

もう一人は、アメリカ社会のおけるカトリックとプロテスタントの話をした友人だった…。彼女は、カソリックのアイルランド系アメリカ人である。以下に書くのは彼女自身が私に語った事なので、私の言だと誤解しないで頂きたい。

日本では、お嬢様学校の代名詞のようなキリスト教カトリック系の私立学校であるが、アメリカに於いては、彼女曰く「“頭の悪い”人達の為に作られた学校」であるそうなのをご存知だろうか?
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