――――12月31日
▼日本 神奈川県横浜市 横浜スペシャルホール
“ルチャ・フィエスタ・メヒカナ”――
メキシコからルチャ戦士が多数来日、日本人選手も参戦。
大晦日に開催されるこの興行は、表向き、日本とメキシコの親交を深めるためのイベント……ということになっている。
が、その実は、《ブレード上原》の支援興行に他ならない。
その興行収入のほとんどは、上原への見舞金となる予定であり、出場レスラーはほぼノーギャラである。
▼日本 神奈川県横浜市 横浜スペシャルホール
“ルチャ・フィエスタ・メヒカナ”――
メキシコからルチャ戦士が多数来日、日本人選手も参戦。
大晦日に開催されるこの興行は、表向き、日本とメキシコの親交を深めるためのイベント……ということになっている。
が、その実は、《ブレード上原》の支援興行に他ならない。
その興行収入のほとんどは、上原への見舞金となる予定であり、出場レスラーはほぼノーギャラである。
<<予定対戦カード>>
<第一試合:4ウェイマッチ 20分一本勝負>
〈アポロン高崎〉(?)
VS
〈高橋 加奈子〉(東京女子プロレス)
VS
〈上原 凪〉(WARS)
VS
〈ブレイヴ・レイ〉(激闘龍)
*〈シャイニー日向〉(プロレス大賞において“新人賞”を獲得した新女のゴールデンルーキー)似の覆面レスラー・アポロン高崎が参戦。
他団体の若手を相手に胸を貸す。
<第二試合:30分一本勝負>
《ピンクフラワー》(GMLL)
VS
《ブラックペガサス》(???)
*暗黒の天馬が天高く飛ぶ!
<第三試合:30分一本勝負>
《ミレーヌ・シウパ》(AAC)
VS
《ソニック・ザ・ブラックナイト》(???)&
*漆黒の黒騎士が、褐色の弾丸を撃ち落す!
<第四試合:30分一本勝負>
《マスクド・ミスティ》(AAC)
VS
《ミス・マスカレード》(GMLL)
*AACとGMLLを代表するイロモノ対決!
<第五試合:30分一本勝負>
《アリシア・サンチェス》(AAC)
VS
《シエラ・ゴンザレス》(GMLL)
<第六試合:30分一本勝負>
《ターニャ・カルロス》(AAC)&《ジュリア・カーチス》(AAC)
VS
《AGEHA》(激闘龍)&《バトルドラゴン・グレート》(激闘龍)
*激闘龍コンビがAAC軍と対峙する!
<セミファイナル:45分一本勝負>
《サンダー龍子》(WARS)&《フレイア鏡》(WARS)&《ジョーカー・レディ》(AAC)
VS
《パンサー理沙子》(Panther Gym)&《ミミ吉原》(新日本女子プロレス)&《リタ・モレナ》(GMLL)
*ブレード上原とは〈上原 凪〉の件で縁深い龍子、鏡とのコンビで参戦。
上原の盟友・理沙子も、吉原と共に登場、華を添える。
<メインイベント 60分一本勝負>
《チョチョカラス》(AAC)&《デスピナ・リブレ》(AAC)
VS
《エル・ドレック》(GMLL)&《ラデル・ミッシェル》(GMLL)
*AACとGMLLの頂上対決が日本で実現。
スペル・エストレージャのために最高の闘いを捧げる。
――なお、この興行を仕切っているのは「ルチャ・フィエスタ・メヒカナを開催する会」と称する有志団体。
ブレード上原の【太平洋女子プロレス】を買収した寿グループは関与していない。
そのため、グループの総帥《寿 千歌》が、傘下団体選手の出場を認めなかったのは、不思議ではないであろう。
が、上原を支援するために国内はもとより海外からも選手が駆けつけるとあっては、彼女を盟主と仰ぐ旧【太平洋女子プロレス】残党がじっとしていられるはずもない。
果たして、旧太平洋の《テディキャット堀》らは出場を訴えたが、千歌はこれを一蹴。
これから新軍団【ジャッジメント・サウザンド】として活動を本格化せねばならないところで、無駄な労力を裂くのは無駄の極み。
怪我でもしようものなら、まったくの骨折り損である。
残党たちは歯噛みしながらも、なすすべもなく言いなりになるほかはなく……
……否。
プロレスラーという人種は、そんなに「話のわかる」者ばかりではないのだ。
(...To Be Continued)
<第一試合:4ウェイマッチ 20分一本勝負>
〈アポロン高崎〉(?)
VS
〈高橋 加奈子〉(東京女子プロレス)
VS
〈上原 凪〉(WARS)
VS
〈ブレイヴ・レイ〉(激闘龍)
*〈シャイニー日向〉(プロレス大賞において“新人賞”を獲得した新女のゴールデンルーキー)似の覆面レスラー・アポロン高崎が参戦。
他団体の若手を相手に胸を貸す。
<第二試合:30分一本勝負>
《ピンクフラワー》(GMLL)
VS
《ブラックペガサス》(???)
*暗黒の天馬が天高く飛ぶ!
<第三試合:30分一本勝負>
《ミレーヌ・シウパ》(AAC)
VS
《ソニック・ザ・ブラックナイト》(???)&
*漆黒の黒騎士が、褐色の弾丸を撃ち落す!
<第四試合:30分一本勝負>
《マスクド・ミスティ》(AAC)
VS
《ミス・マスカレード》(GMLL)
*AACとGMLLを代表するイロモノ対決!
<第五試合:30分一本勝負>
《アリシア・サンチェス》(AAC)
VS
《シエラ・ゴンザレス》(GMLL)
<第六試合:30分一本勝負>
《ターニャ・カルロス》(AAC)&《ジュリア・カーチス》(AAC)
VS
《AGEHA》(激闘龍)&《バトルドラゴン・グレート》(激闘龍)
*激闘龍コンビがAAC軍と対峙する!
<セミファイナル:45分一本勝負>
《サンダー龍子》(WARS)&《フレイア鏡》(WARS)&《ジョーカー・レディ》(AAC)
VS
《パンサー理沙子》(Panther Gym)&《ミミ吉原》(新日本女子プロレス)&《リタ・モレナ》(GMLL)
*ブレード上原とは〈上原 凪〉の件で縁深い龍子、鏡とのコンビで参戦。
上原の盟友・理沙子も、吉原と共に登場、華を添える。
<メインイベント 60分一本勝負>
《チョチョカラス》(AAC)&《デスピナ・リブレ》(AAC)
VS
《エル・ドレック》(GMLL)&《ラデル・ミッシェル》(GMLL)
*AACとGMLLの頂上対決が日本で実現。
スペル・エストレージャのために最高の闘いを捧げる。
――なお、この興行を仕切っているのは「ルチャ・フィエスタ・メヒカナを開催する会」と称する有志団体。
ブレード上原の【太平洋女子プロレス】を買収した寿グループは関与していない。
そのため、グループの総帥《寿 千歌》が、傘下団体選手の出場を認めなかったのは、不思議ではないであろう。
が、上原を支援するために国内はもとより海外からも選手が駆けつけるとあっては、彼女を盟主と仰ぐ旧【太平洋女子プロレス】残党がじっとしていられるはずもない。
果たして、旧太平洋の《テディキャット堀》らは出場を訴えたが、千歌はこれを一蹴。
これから新軍団【ジャッジメント・サウザンド】として活動を本格化せねばならないところで、無駄な労力を裂くのは無駄の極み。
怪我でもしようものなら、まったくの骨折り損である。
残党たちは歯噛みしながらも、なすすべもなく言いなりになるほかはなく……
……否。
プロレスラーという人種は、そんなに「話のわかる」者ばかりではないのだ。
(...To Be Continued)