2006年07月05日

10日ぶりの更新(雑感)

しばらく更新をサボってしまいました。

「書こうかな」と思ってもキーを叩く力がなかなか湧かず、そうこうしている
うちにヒデは引退するは、ドイツが準決勝で敗退するは、北朝鮮がミサイルを
発射するはで(まあ、これはサッカーとは無関係ですが)、この10日間で
随分といろいろなことが…。

ヒデの引退については、残念。でもこの決断は、人の生き方や生き様といった
人生観によるもの。この決断を尊重すべきです。

『人生とは旅であり、旅とは人生である』。旅か…。確かにそうですね。

引退試合に関する噂も出ているようですが、なんか性格的に拒否しそう。
でも、もう一度だけ『ヒデとゾノ』のコンビを見てみたい気はします。

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W杯…。個人的にはアルゼンチンvsスペインという決勝カードを期待して
いたので、ちょっとガックリきています。
(ペケルマン監督、最後の最後で消極的な采配。ああ…)

セレソン・ブラジレイラは“らしさ”をまったく発揮できずに敗退。
カルテット・マジコもさっぱり。一言でいうとガッカリでした。

最近のブラジル代表は、“らしく”ない。サンバのリズムが感じられない。
色鮮やかなカナリア色が、だんだん色褪せていくようで、寂しさを感じます。

タイトルうんぬんではなく、サッカーの質、中身。真の意味での『王国の復活』
を期待したいのですが…(やはりパレイラ監督じゃダメだ)。  
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2006年06月24日

代表の誇り

一度は「良い愛称だな」と思えたこともある『サムライブルー』。でも、もう
二度と使わないほうがよいでしょう。残念ながら、侍はほとんどいなかった。

個人的には、実質2回目のW杯で勝ち点を得たことは素直に評価したいと思い
ますが、それでも今大会の代表には失望させられました。

3試合で2得点7失点、最下位。惨敗以外の何ものでもない結果。
技術的なもの、戦術的なもの、ベンチワーク、いや監督の存在そのものなど…。
原因らしきものが次から次へと思い浮かびますが、個人的に気になったのは、
精神面とチームワーク。

精神的に弱いのか、1点取られるとシュンとしてしまう選手が多かったような。
ガクッとくるのは分りますが、すぐに気持ちを切り替えられないのは、なぜか。
ここに、チームワークという、もうひとつのキーワードが絡んでいるような気が
してなりません。

『1人はみんなのために、みんなは1人のために』

この精神が欠落していたような気がします。良い意味でのドンマイ精神を持って
いた選手も、じつは少なかったんじゃないかなあ。

あとは、ガッツとか闘志溢れるプレーも少なかった。そう、気迫が足りなかった。
1点を取るにしても守るにしても、『なにがなんでも』という気持ちが、多くの
選手から伝わってこなかったんですよね。見ていて歯痒かった。


最終戦のブラジル戦。ピッチの上で悔し涙を流した者は、幾人いたか?
妙に淡々とした選手が多かったように見えたのは、僕の見間違いか?(それならば
嬉しいことだ)。
3人目の交代がGKという屈辱。『俺達に勝とうなんて、100年早いんだよ』
とでも言わんばかりの余裕。

ピッチ上であれロッカールームであれ、場所はともかく、この試合で素直に悔し涙
を流せなかった者は、これからの代表には必要ないかも…。  
Posted by lfb_0417 at 10:18Comments(0)

2006年06月21日

『戦犯』という言葉

『戦犯』とは“戦争犯罪人”の略称。これは安易に使う言葉ではありません。
まあ、一般的には『敗戦の原因』を作った人物に対して使われることが多い
言葉なんですけどね。

さて、柳沢です。
バッシングすごいですね。クロアチア戦で唯一ともいえる決定機を逃したの
ですから、仕方がありません。また、代表のFWなら確実に決めなければ
いけなかったシーンでした。
彼は非難も酷評も、今は甘んじて受け入れるべきでしょう。そして悔しさを
バネにすればよいのです。

ただ、芸能人(テリー伊藤氏)や一部メディアにみられる、柳沢の戦犯扱い
は間違っている。

確かに、あの場面で決めていれば勝てたかもしれません。しかし、戦犯という
言葉が『敗戦の原因』という意味なら、引分けた試合で使うべき言葉ではない。
仮に、『負けに等しい引分け』という意味だったとしても、勝てなかったのは
柳沢一人の責任ではなく、監督も含めたチーム全体としての責任。

いったい、あの試合で決定機は何回つくれたのか。他のFWの出来はどうだった
のか。そもそも、本当に全員が全力を出しきったのか。
せっかくのマイボールが、どれだけ中盤のパスミスによって失われたのか。
相手に波状攻撃のきっかけを与えるDFの軽率な『どっかんクリア』は、なぜ
なくならないのか。
ピッチでは全員がちゃんと声を出していたのか。ベンチワークは適切だったか。

ワイドショーでの芸能人の発言は無視するとしても、スポーツメディアには1人
の選手をスケープゴートにするような言葉は使ってほしくないですね。  
Posted by lfb_0417 at 11:07Comments(0)

2006年06月19日

「シュートはゴールへのパス」

【 クロアチア[0−0]日本 】

勝ち点2を失ったようにも見えますが、じつは勝ち点1を拾ったようにも見える、
何とも微妙な試合でした。

互いに『カウンターの仕掛け合い』みたいな展開でしたが、「ここぞ」という時の
攻撃力は、クロアチアのほうが質が高かったように感じました(フィニッシュの
精度が悪くて助かった・・・)。

とはいえ、日本にもじゅうぶん勝機はあった。
ゆえに悔やまれるのが後半6分の、あのシーン。

『シュートとはゴールへのパス』の教えを若い頃からジーコにみっちりと叩き込ま
れているはずなのに、何故にあの場面でアウトサイドなのよ、柳沢。
インサイドでゴールにパスを送ればよかっただけなのに。見ていて思わず頭を
抱えてしまいました。


・・・ふぅ。本日は少々脱力気味の店長でした。  
Posted by lfb_0417 at 17:26Comments(0)

2006年06月15日

誤審ですか・・・

今さら「誤審でした」と言われても。駒野に対するタックルは明らかにPKモノ
でしたが、華麗にスルーしたエジプト人主審。
結局、俊輔のゴールを100%自信を持って正当なゴールと言えなかったから、
帳尻合わせの『幻のPK』となってしまったんでしょう、きっと。

このエジプト人主審、次の試合では第4審判に『降格』したようですが、FIFA
が誤審と認めた以上は、大会からの『退場』が妥当な処分でしょう。

俊輔のゴールに関して、ビドゥカは「主審がジャッジミスを認め、謝罪してきた」
と言えば、当の主審は「ビドゥカに謝罪などしていない」と言う。どちらかがウソ
を言っているのは明らか。

いづれにせよ、日本サッカー協会は今回の件についてFIFAに対し、厳重な抗議
と事実に関する調査を申し入れるべきですね。

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スペイン、ついに覚醒したか?!

中盤はシャビ・アロンソとシャビが同時にピッチに立つと、やはりイイ。ここに
イニエスタが加わると個人的には嬉しいんですけど、さすがに本大会での起用の
可能性は薄いかな。

F・トーレスもモヤモヤを吹っ切るような一撃をスドンと決めましたね。やっと
無敵艦隊の主砲らしくなってきました。

どんな大会でも優勝候補といわれながら、肝心なところで力を発揮しきれないスペイン。
でも各ポジションにバランスが取れた今大会のチームなら、いいとこまで行きそうな
気がします。

(しかしラウールのスタメン落ちは、仕方がないと思いつつも寂しさを感じます)  
Posted by lfb_0417 at 12:02Comments(0)

2006年06月13日

諦めてはいけません!

【 日本[1−3]オーストラリア 】

青き侍たちよ、腰の刀は真剣ではなく竹光だったのか?

・・・もう具合悪くなりそう。負け方が悪過ぎました。完敗でしたね。
大陸間プレーオフの、あのオーストラリアが戻ってきていた。

『中村→稲本、柳沢→玉田(あるいは巻)だっ!』と選手交代を心の中で叫び
続けていましたが、当然ジーコ監督に届くはずもなく。

茂庭→大黒の交代も『???』。正直、負けるなら1−2のほうがよかった。
負けたら後がないという決勝Tならともかく、グループリーグでまだ2試合残って
いるわけですから、得失点差を考慮しなければならない。失点のリスクを犯してまで
DFを下げる必要はなかったと思いましたけど…。

同点シーンも悔やまれます。GKはゴールを空けてまで飛び出したのなら、やはり
キッチリと触ってくれないと。弾いてくれないと。


大方の予想では『1勝1分け1敗で勝ち点4』となっているわけですが、すでに
貴重な(?)『1敗』を消費してしまった以上、残るは『1勝1分け』。
クロアチアとブラジルを相手に勝ち点4獲得は、かなり困難なミッション。しかし
決勝Tでの1勝が目標である以上、やるしかないのです。

どんな勝ち方だって良いんです。GLは突破することが目標なのですから。泥臭く
1点を守りきる戦い方でも良いんです。得点がラッキーゴールだって良いんです。
結果が必要なのですから。

状況は苦しくなりましたが、まだ終わったわけではありません。諦めませんよ!
ちなみに僕は性格的に諦めが悪いほうです(笑)  
Posted by lfb_0417 at 11:07Comments(0)

2006年06月12日

新しい“楽しみ”(トリニダード・トバゴ)

【 トリニダード・トバゴ[0−0]スウェーデン 】

タイムアップのホイッスルとともに、まるで勝者の如く抱き合う選手たち。
後半のほとんどの時間を1人少ない状況ながら、スウェーデンときっちり
引き分けたトリニダード・トバゴ。全力で守る姿は、まさに感動モノでした。

驚いたのはベーンハッカー監督の取った策。退場者を出した後で、1トップ
から2トップに変更とは恐れ入りました。引き分け狙いなら、てっきり1トップ
で行くだろうと思っていましたので(だって、ねぇ。普通なら…)。

前線に足の速いFWを2人残されては、さすがにスウェーデンも勝ちに行きたい
とはいえ、無茶にラインを上げれないですよね。
相手にカウンターの脅威を与えながらも、きっちりと無失点で乗り切った
戦術に感服。さすがは名将、凡人の僕には考えつかない見事な策でした。

おそらく23人のメンバー中ただ1人、『世界レベルの厳しさ』を知っている
であろうドワイト・ヨーク。登録上はFWですが、実質のポジションはシドニーFC
と同じくDHですね。
第2戦の相手はイングランド。同じくDHでの起用なら、ポジション的に
ベッカムとのマッチアップが期待できるかもしれませんね。ともにマンUで
数々のタイトルを獲得した戦友同士。楽しみな一戦になりそうです。

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いよいよ今夜はサムライブルーが登場。

縁起を担いで、1−0で勝利した5年前のコンフェデ準決勝(vsオーストラリア戦)
のビデオを見ました(笑)
画面のメンバー表を見て気付いたのですが、今回のW杯オーストラリア代表には
5年前のコンフェデ代表時のメンバーが8人もいるんですね。

ファーストGKは当時と同じシュウォーツァー。良いですね〜(笑)  
Posted by lfb_0417 at 16:52Comments(0)

2006年06月10日

ワールドカップに夢をみるチャンス

グループA
【 ドイツ[4−2]コスタリカ 】

ついに開幕。やっぱりワクワクしますね。軽く仮眠をとった後に開幕戦を観戦。

ホスト国ドイツの快勝でしたが、その一方でドイツ国民は守備陣に対する不安感
を拭いきれなかったかもしれませんね。

しかし4−2というスコアは、なんかドイツらしくないというか。そういえば、
最近のドイツ代表には『ゲルマン魂』があまり感じられないような気が…。
クリンスマン監督の攻撃志向は個人的には歓迎なのですが、1−0や2−0で
ビシッと締める『質実剛健』ぶりを、ちょっと懐かしく感じました。

コスタリカはもう少し自信を持って挑めていたらね。ホスト国相手に開幕戦です
から、硬くなるのも仕方がないか。
個人的にはワンチョペの健在ぶりが嬉しかったです。それとボラーニョスは
スタメン起用してほしいなあ(お気に入り選手です)。

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日本代表の初戦ももうすぐ。選手や監督が決勝トーナメントでの1勝を目標として
いるのなら、僕もそれを夢みて、信じて応援したいと思います。
現実的な予測はともかくとして、応援する代表が一つでも上のステージへ上がる
姿を見たいですしね。

出場32カ国の各国サポーターは、それぞれ『夢をみるチャンス』を手に入れたと
思うんですよね。せっかくの機会ですから妙に悲観などせずに、ドイツ大会を
素直に楽しみたいと思います。

(楽観視しているわけではありませんが、悲観視ばかりでは楽しくないでしょ?
夢をみましょうよ)  
Posted by lfb_0417 at 11:18Comments(0)

2006年06月06日

週末のフワフワ感 【日本1−0マルタ】

【 日本[1−0]マルタ 】

今はこういう仕事をしていますが、その昔、会社員だった頃は週末が嬉しくて。
「明日は休みだ!」と思うと、勤務中もどこかフワフワした感じになって。

べつに怠けているとか仕事をサボっているわけではないんですけど、休日の
ことを考えると楽しくなるし、心も軽やかになる。
“休日は明日から”とはいえ、業務を終えて職場を離れた時点でオフモード突入。
お財布の中に余裕があれば寄り道もしたくなるし、帰りの満員電車も苦になり
ませんでした(ただし酔っ払っている時を除いて)。


4日のマルタ戦。どこか気の抜けたフワフワした日本代表を見ていて、思わず
自分の『会社員時代の週末』を思い出してしまいました(笑)。
試合終了後から始まる、つかの間の「1日オフ」に気を取られていたわけでは
ないでしょうけど、多くの選手がどこか試合に集中しきれていなかったような。
疲労も溜まってきているでしょうから、やむを得ない部分もあるのかな。

といっても、中盤の鬼軍曹には、そんな言い訳は通用しなさそうですが。
「走れよっ!」と言わんばかりの速いパスに、ヒデの怒りが込められていたような
気がします(ヒデが試合後のコメントで、あえて怒りをあらわにするのも、
じゅうぶん理解できます)

個人的にマルタ戦は、無失点であれば1−0でもOKでしたのでスコアは気に
なりません(大黒には、ちょっとアンラッキーな日でしたね)
後半にドイツ戦に出場できなかった選手を多く使えたことは、試合感を取り戻す
という意味でもよかった。もっとも、そのサブ組のパフォーマンスがいまひとつで、
少々心配になりますが(気合が足りんのか?)。


それにしても、日なたと日陰のコントラストがきつすぎて、映像が見づらかった
ですね。見ている僕も集中しきれませんでした。  
Posted by lfb_0417 at 10:28Comments(0)

2006年06月01日

SAMURAI BLUE

【 ドイツ[2−2]日本 】

2−0のリードに一時は「ドイツ相手に敵地で完封勝利か?!」と少しだけ
夢を見させてもらいましたが、うーん、やはり現実は厳しかった。

セットプレーでの2失点でしたが、弱点と言われ続けてきた“高さ”に負けた
のではなく、競り合いとマークミスだったんですよね。前者はともかく後者は
じゅうぶん修正可能でしょう。あとは集中力か。
できれば無失点、せめて1失点で終えてほしかったとも思いますが、全体的に
収穫が多い、たいへん有意義な試合だったと思います。


加地のアクシデント(シュバインシュタイガーめっ!)によるスクランブル
出場だったにもかかわらず、好パフォーマンスを見せた駒野。じつに頼もしい
存在となりましたね。単に加地のバックアッパーではなく、戦況に応じて両者
を使い分けることも、現実的なオプションになったかな。

それにしてもアウェイで、ほぼベストメンバーのドイツ相手に引き分けるとは。
なんだかんだ言っても日本は確実に強くなっています。だって数年前までは
強豪国相手にアウェイで引き分けなんて、まるで【おとぎ話】でしたから。


じつは個人的には『サムライ・ブルー』という愛称に、今まで多少の違和感を
感じていたのですが、ドイツ戦で初めて「いい愛称だな」と思えましたよ。

良い試合を見せてもらいました。  
Posted by lfb_0417 at 17:53Comments(0)

2006年05月30日

観戦雑記(ちょっと主審・・・)

【 クロアチア[2−2]イラン 】

主審がクロアチア人に「え〜?」
後半のロスタイムが5分間に「ええ〜っ?」
ロスタイム、最後の最後であのPKに「えええ〜っ?!」

・・・という感想。主審に救われましたね。

オーストリア戦に比べると低調なパフォーマンスでしたが、クロアチアの選手は
全体的に体が重そうでしたね。ピッチも途中からの豪雨で悪コンディションに。
しかも、どうしようもない凡ミスで2失点。まあ、あのような形での失点は滅多
にないと思いますけど。

イランの出来も良くなかったですし、クロアチア対策という点においては、
あまり参考にならないような試合でした。
(あのピッチコンディションで、日本代表ならどの程度できたのか気になる・・・)

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【 オーストラリア[1−0]ギリシャ 】

退屈で寝てしまいそうな内容。でもあの試合でのオーストラリアに対するマスコミ
の評価は、高いんですよね(今週号の某サッカー誌でも大絶賛)

そんなに良かったかなあ?、と。個人的には、あの出来・あの内容なら日本代表
にも勝機はじゅうぶんあると思いましたけどね。

ギリシャが低調な出来に終始したこともありますが(でも欧州王者か…)、少なく
ともギリシャ戦よりは、大陸間プレーオフのウルグアイ戦でのオーストラリアの
ほうが、ずっと手強く感じました。

ただ、ギリシャ戦はキューウェル不在。彼がいれば“危険度増量”でしょうか。
まあ、本大会前のテストマッチですから、参考程度ということで・・・。

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【 ドイツ[?−?]日本 】

日本時間で明日早朝にキックオフ。結果よりも内容を重視したい試合です。
理想は負けても1点差(それも1−2や2−3と、得点がある敗戦)ですが、
ドイツ相手にアウェイで『無失点で1点を守りきる』1−0で勝てたら、
嬉しいですね(非常に困難だとは思いますが)。  
Posted by lfb_0417 at 18:17Comments(0)

2006年05月25日

市松模様は強かった

【 オーストリア[1−4]クロアチア 】

AM3:20に起床して観戦(起きれてよかった)。

うーん、強いですね。ここのところ代表では不調だったクラスニッチも
テクニカルなゴールで2得点と好調。ブレーメンでもそうですが、動きの
質が高いし、ポジショニングも“いやらしい”ですよね。

スピード、パワー、高さ、そしてテクニック。プルソとクラスニッチの
2トップは強烈。クラニツァール監督はプルソの相方を誰にするかお悩み
の様子ですが、日本にとってはプルソとクラスニッチのコンビがもっとも
キツイ2トップですね。

監督の息子ということで、何かと批判にされされることも多い技巧派MFの
ニコ・クラニツァール。前半は消えていましたけど(というか、周りの選手
があまり使おうとしていなかったような…)、後半にプルソとクラスニッチ
がベンチに下がったあたりから、なんだか伸び伸びとプレーし始めたような気が。

先の2トップにバビッチ、スルナの両サイドが絡むとスムーズに攻撃が機能し、
クラニツァールの存在感が薄まりますね。どちらかというとバラバンとオリッチ
の2トップとのほうが相性が良いというか、リズムが合うのかも。後半は素直に
良い選手だと思えました。

さて、日本代表が2戦目に対戦するということで、穴は・・・あるかなあ。
(トゥドールは“狙い目”かも)
クロアチアはチーム全体にスピードとパワーがありますから、まともに受身に
なったらキツイ。個人的には、やや守備に重きをおいて速攻を意識するのが、
いちばん良いような気がしましたが・・・。


敗れたオーストリア。NO.10を背負い22歳の若さでキャプテンを務める
アンドレアス・イヴァンシッツ。両チーム通じてかなり印象に残った良い選手。
所属クラブはどこか調べてみたら、先日、来季の『トラップ&マテウス』の
二頭体制(懐かしくて、凄いコンビ…)を発表したザルツブルクと判明。
でも海外のビッグリーグへの移籍も、決して遠い日のことではないでしょう。
今後が楽しみな選手です。  
Posted by lfb_0417 at 17:05Comments(0)

2006年05月23日

ウンがついた

昨日の話しなんですが、横断歩道を渡ろうとしたら信号が点滅したんですよ。
で、走り出したら…

頭に鳥のフンを落とされました。

すっごいショック。周りにも人はいるのに「何でよりによってオレなのよ」
と思いながらポケットティッシュで頭を拭き拭き(持っててヨカッタ)。

それにしても、立ち止まっているときでもなく、歩いているときでもない。
走っている最中に直撃という高確率(?)に、腹立たしくも妙に感心。

まあ、今回は『ウンがついた』と好意的に解釈しよう(笑)

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代表合宿。ギャラリーも多くて盛り上がっているみたいですね。盛り上がり
すぎてマナーの問題も出ているようで(ゴミは持ち帰りましょうよ…)。
メニューを見るかぎりは特に非公開の必要性も感じませんし、公開自体は
良いと思います。選手のホンネは分りませんけど。


オーストラリアでは『キューウェルがケガ』 『アロイージもケガ』という
ニュースが。テストマッチ欠場や初戦の日本戦も微妙なんて話ですが、

信じませんよ(笑)

なにせ、あのヒディンク監督ですからね。怪我人情報を流しておきながら
日本戦当日にはベストメンバー、なんてことはジューブン考えられます。

個人的にはベストメンバー同士の勝負を希望していますので、キューウェルも
アロイージも「出てらっしゃい」という感じです。
今後はAFC加盟国同士として、何かと争うことになる相手ですからね。
厳しい相手ですが、まずは本大会でキッチリと叩いておきたいところです。


今夜はクロアチアのテストマッチ(vsオーストリア)。チェックです。  
Posted by lfb_0417 at 11:30Comments(0)

2006年05月19日

パリの夜に

【 バルセロナ[2−1]アーセナル 】

キャプテンマークを巻いたプジョルがビッグイヤーを高々と掲げる。
まさか、このような姿を拝める日が来るとは。
トップチームでデビューした頃は不安定なDFで、ハラハラ・ドキドキ
しながら見ていたものでしたが、今では立派な欧州王者のキャプテンに。
なんだか、時の流れを感じます。

レーマンの退場。ジャッジは決して間違っていないと思いますが、できれば
主審にはジュリのゴール+イエローカードで治める余裕がほしかったかな。

数的劣勢ながら1−0でリード。あとは勝負に徹し守備的に。しかし
カウンターでバルサゴールを脅かす。最後に力尽きたとはいえ、レーマン
退場後のアーセナルの戦い方は見事でした。

早々に11人vs10人になるというシチュエーションは、先月のクラシコ
と同じでしたが、試合は面白かったです(クラシコとは大違いで)。

個人的にはライカールト監督の采配、“仕事師”ラーション、そしてベレッチ
の突撃アタックにしびれた夜でした(まさに気迫のゴールでしたね)
  
Posted by lfb_0417 at 11:38Comments(0)

2006年05月16日

23人

『マァキ』と聞いた時にはさすがに「オオッ」と声を出してしまいましたが、
おおむね順当(というか予想通り)な人選だったのではないかと。

マスコミはサプライズだの奇跡だの悲劇だのと大騒ぎしていますが、個人的には
久保の落選も巻のメンバー入りも、とくにサプライズとは感じませんでした。
右SBに『ウチィダ』とか、FWに『ガナァハァ』とか言われたら、そりゃまさに
正真正銘のサプライズですけどね。

23人の名前を見渡したとき、個人的な好みで言うなら数名入れ替えたいな…と
思ったりしますが(ああ松井…)、代表監督が最終メンバーとして選抜した以上は、
それを前向きに支持し信頼して、応援したいと思います。

(そういえば82年大会のブラジル代表もFWが弱かったっけ。カレカが参加
できていたら、もっと違ったチームになったのかもしれませんけど)

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明日はチャンピオンズリーグの決勝でしたね。代表23人に気を取られていて
すっかり忘れていました。
そういえばユヴェントス問題も大変なことになっていますね。貴婦人よ、ウミが
あるならこの際出し切ってしまいなさい…。  
Posted by lfb_0417 at 18:07Comments(0)

2006年05月15日

キリンカップ(2)ほか観戦雑記

【 日本[0−0]スコットランド 】
『うーん…』が試合を見終えたあとの第一声でした。
激しく落胆したわけではないけど、期待感が高まったわけでもなくて。
しかし、どうすれば点が取れるのやら。

あの日のスコットランドは、あれれ?と思うくらいにブルガリア戦とは
まったくの別チーム。
11日にブルガリアvsスコットランドを後半から見たのですが、
個人的には今までのスコットランドに対するイメージが変わるような
攻撃的なチームで、「こりゃ、手強いな」と感じました。
(ブルガリアも中一日のゲームでキツかったとは思いますが)

それだけに13日のドン引き状態のスコットランドに、別の意味で驚き
ました。こんなに両極端な戦い方ができるのかと。
行くときはガンガン行く。守るときはガッチリ守る。ここまで両極端に
出来るなら、ユーロ08予選も期待できそう。

さて、W杯メンバー23人が本日発表されますが、大した驚きもない
メンバーで決まるのかな。

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【 ヴォルフスブルク[2−2]カイザースラウテルン 】
ラウテルン降格決定。激しいゲームでした。
試合後、ピッチに倒れこむ選手の涙。スタンドにいるサポーターの涙が、
脳裏に焼き付いています。

意地と気迫と執念がぶつかり合った好ゲーム。技術的には確かにトップ
レベルではありませんが、選手の熱いハートに見ている側の魂が揺さぶら
れるような試合でした。

ラウテルンには気になる若手選手がいるだけに、早く一部に復帰して成長
した姿を見せてほしいものです。
(アルティントップは来季シャルケか…。いよいよブレイクするかな?)  
Posted by lfb_0417 at 09:52Comments(0)

2006年05月13日

ドイツでもサバイバルマッチ

W杯前最後の国内テストマッチは、どうやら雨天のゲームとなりそうですね。
幸い埼玉スタジアムのピッチは水はけが良いと記憶していますので、ピッチ
コンディションは心配無用と思いますが。

スタメン起用の久保の出来など観戦ポイントが多い試合になりますが、とにかく
良い内容、安心できる内容で勝利して、国内最後のテストマッチを終えてほしい
ところです。

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さて、本日はブンデスリーガ【ヴォルフスブルクvsカイザースラウテルン】
という、この試合で最後の2部降格チームが決まるというサバイバルマッチが
あります。

まさかシーズン最後の最後まで降格争いをするとは思わなかった両チーム。
激しい試合になりそうですが、期待通り?Jスポーツ(Plus)にてライブ放送
されます。

■22:24〜 J Sports Plus

実況・解説は倉敷アナと金子達仁氏の黄金コンビ。普段はバイエルン戦を担当する
ことが多いコンビですが、さすがに今日ばかりはこちらの担当になりましたね。
決戦の地となるフォルクスワーゲン・アレーナはチケットが完売になったそうで、
ホームのヴォルフスブルクにとっては最高の雰囲気の中で戦えそうです。

同時間帯にはFAカップ決勝戦の放送もありますが(ハマーズの奮闘に期待!)、
今夜はドイツのサバイバルマッチを観戦します。  
Posted by lfb_0417 at 17:40Comments(0)

2006年05月12日

キリンカップ(1)

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探し物をしていたら、2001年のJリーグと2002年の日本代表の
チップスカードを偶然に発見。
「そういえば買ってたっけな」と、行方不明になっていたことすら気付き
ませんでした。マリノス時代の中村俊輔なんて懐かしいですね。

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【 日本[1−2]ブルガリア 】

時差ぼけで動きが鈍い相手に負けてしまっては、たとえシュートを20本
撃ってもチームに対して好意的な評価など出来ないわけで。それに失点の
時間も形も悪かったですね。

前半の失点。中澤は「ワイドに張り出した相手に自分がどこまで行って
いいのか分らない」ような発言をしていましたが、“約束事なき守備”
を象徴しているような失点シーンでしたね。
Y・トドロフにあそこまで進入されていたのに、村井はどこに?
きちんとした約束事があれば、失点せずにすんだような気がします。

それと、1失点目の起因となった玉田の軽率なプレーはどうなのかな。
開始直後という慎重にゲームを進めるべき時間で、しかもチームが攻撃に
転じようとした瞬間に、味方なきスペースへのヒールパスを奪われて…。
(なぜかこのプレーに触れるメディアが少ないのですが)

その玉田ですが、フィニッシュはともかく全体的に動きは良かったように
思いました。ただ気負いすぎかな、と。


気負いすぎな選手は他にもいましたが、スコットランド戦はアピールを意識
しすぎて『オレが、オレが』になり過ぎないように・・・といっても無理か。

今更ですが、23人を発表後にキリンカップ2試合で最終調整&壮行試合と
したほうが良かったのかもしれませんね。  
Posted by lfb_0417 at 10:37Comments(0)

2006年05月09日

玉田にこだわりますか・・・

ワールドカップ開幕まで、いよいよ1ヶ月余。代表23枠の座をかけた
サバイバルも、キリンカップの2試合でついに終了します。

週末のJリーグから中2日(浦和と鹿島の所属選手にいたっては中1日!)
という協会のワケの分からない日程の組み方に疑問を持ちつつも(相変わらず
というか何というか…)、23枠の当落選上にいる選手達のプレーを楽しみに
しつつ、国内組の意地と発奮に期待。

FWの予想先発は久保と玉田。玉田、うーん…。決して今季は好調とは
言えない状態ですが、それでもスタメンに持ってきますか。

ジーコ監督曰く、『この試合で感覚や自信を取り戻してほしい』と。

これって、今の段階で取るべき選手起用法ではないような気がしますけどね。
リーグで必死にゴールを重ね、アピールし続けている巻や佐藤が【当確】した
上でのことなら、それも理解も出来ますが。

この期に及んで不調の玉田を諦めきれないということは、やはり貢献度重視
なのかな。
こうなったらキリン杯2試合は、玉田をじっくりとチェックさせていただ
きましょう。


■ブンデスリーガ最終節 【ヴォルフスブルクvsカイザースラウテルン】
勝ち点差1ptでの15位と16位の直接対決。最後の最後で、どえらいカードが
残ってしまいましたね。
1部残留の条件として、ヴォルフスブルクは引き分け以上で残留確定。
対するラウテルンに必要なのは勝利のみ。敗戦=2部降格。まさに生死を賭けた
サバイバルマッチとなります。
(週末のJスポーツのLive放送に期待)  
Posted by lfb_0417 at 17:38Comments(0)

2006年04月26日

久しぶりの更新(観戦雑記など)

気がつけば2週間以上も更新していなかったんですね。

この2週間は悩み事が多すぎてブログの更新どころではなかったんですが。
白髪も増えてしまいましたし(笑) そうそう、ストレスで白髪が増えるって、
あれ本当だと思いますよ。


この2週間にも何試合か試合観戦しましたが、CLのミランvsバルサ戦は
面白かったですね。ロナウジーニョのパスといい、ジュリのシュートといい、
ゴールシーンはシビレました。
美しいサン・シーロに独特の緊張感。あの雰囲気もそうそう味わえるものでは
ありません。現地で見たかった。


Jも数試合観戦。甲府vs横浜FM。甲府イイですね〜、面白い!あそこまで
攻撃に主軸を置いていると見ていてじつに気持ちいいです。後半ロスタイムに
決勝点という勝ち方も劇的でした。

でも某スポーツ紙がこの結末を「ドーハの悲劇」に例えていましたが、それは
ちょっと無理があるような気が。ドーハはまさかの失点でしたが、甲府は勝つ
べくして勝った(そういう試合でした)。
この日の甲府は勝者に相応しかった。だからドーハうんぬんという例え方は
甲府に対して失礼な表現だと思いますね。


ブンデスではバイエルン、マインツにもドロー。マインツといえばFWジダン!
(スペルもZIDANEですがエジプト人)。面白い選手です。
以前から『いつか大化けするかも』と思いながら見ていますが、本来の所属クラブ
であるブレーメン(※マインツへはレンタル)に戻れば、来季あたり大ブレーク
しそうな予感があります。


ジダンといえばジネディーヌ・ジダン。W杯を最後に引退を表明しましたね。
うーん、寂しい。今はただそれだけです。
(地団駄踏んでたCMはもう8年も前のことなんですね〜)  
Posted by lfb_0417 at 17:32Comments(4)