LIAが登録している保健所から、抑留期限が切れてしまった2頭の犬を保護しました。

長野保健所および長野市保健所の職員様方の「殺処分ゼロ」に向けた取り組みは、とても素晴らしいものです。

乳飲み子が入ってきても、職員さん方が、交代で自宅に連れ帰り、2時間おき、3時間おきに授乳をして出勤され、勤務時間中も、忙しい業務の間に授乳し、業務時間が終了後には、別の職員様がそれを引き継ぎ、自宅に連れ帰りという事を繰り返して育ててゆきます。
また、咬傷犬が入ってきた際も、時間をかけて人間に馴らしてゆき、譲渡に繋げています。
パルボウィルスや伝染病への対応もきちんとされていて、消毒、治療に専念し命を繋げています。

長野県には、全国で一番始めに建設された、殺処分を行わない動物愛護センター「ハローアニマル」も在りますので多くの団体様、個人の皆様、行政関係者様が連携して殺処分ゼロに向けた取り組みが行われています。

さて、そんな中、今回の保護犬は・・・・・。
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この犬は、千曲市上山田という場所で赤いリードを引きずったまま徘徊している所を保護された犬です。

年齢は10才くらいで男の子です。
白内障が始まっています。
首輪は水色です。

リードを引きずっていることから、飼い犬である事は間違いがなく、離れてしまった犬である事が明らかですのでLIAで飼育主を探しながら保護飼育致します。

ご高齢の飼育主様は、自分の犬がいなくなっても探そうとしない方が多いように思われます。
長期間を経て飼い主様が判明した場合、多くの方が「探したんだけど見付からなかった。」、「帰ってくると思っていた。」と言います。

飼育している犬や猫がいなくなった場合、必ず「保健所」、「市役所」、「警察所」の三箇所に連絡をして下さい。
また、これは、世の中全体の問題なのですが「保健所」や「管理センター、愛護センター」などで保護していても、その個体情報は「インターネット」に掲載され、所内の掲示板に張り出されるのみでインターネットを利用していない方々や施設に足を運ばない方の元に、その情報が届きません。

地元の新聞紙面に掲載欄を設けたり、有線放送を利用したり、回覧板を回すなどの細かな努力なくして、高齢者の飼育主様の元に動物たちが帰れる事はないのではないかと思います。

それぞれの職種の方が各自の仕事を、与えられた範囲以上に努力して、世の中全体が良くなるよう働いてゆかなくてはならないと思います。


次にこの犬ですが
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この犬は、長野県小布施町のドッグランに、首輪も胴輪もリードもない状態で徘徊していた犬です。

つまり遺棄された可能性が高い訳です。
動物の遺棄は犯罪です。
「動物の愛護及び管理に関する法律」により100万円以下の罰金と決められています。

この子の年齢は6歳以上だと思われます。とても人懐こい女の子です。

長年、生涯の伴侶だと思って、信頼して連れ添ってきた飼い主に遺棄されたこの子の気持ちを考えると居た堪れません。
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この子の身体は、保健所の職員様がシャンプーをしてくださっていました。
清潔になった状態でLIAに託してくださいました。
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この子は、下記の赤いリードを引きずったまま徘徊していたそうです。
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LIAで保護飼育しながら、引き続き、元の飼育主様を探してゆきます。

さて、今回も、いつものように、徒歩と公共機関を使用して保護に行きました。
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 ↑ 電車内にも持ち込めますよ。
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保護犬たちのボスである「ごん太」に挨拶させます。
沢山の犬たちを保護する場合、ボス犬や先住犬への「挨拶」はとても大切です。
犬は群を作って生活しますので新しく群に入る犬は、受け入れられなければリーダー格の犬たちに、何かにつけて攻撃されてしまいます。

保護犬、保護猫が増え続けております。

施設に保護する動物が増えるという事は、その数だけ、殺処分される命が減っているということでもあります。殺処分施設から保護することは簡単です。しかし一番大変なのは保護した後に飼育してゆく事と、新しい飼い主様を見付ける事です。

保健所や愛護センターなどで「殺処分」するという事が一番間違っています。しかしその次に間違っているのは「避難所」として存在している「保護施設」で亡くなる事です。

飼育主の人間性の歪みから、理不尽な不幸に追い込まれた全ての命は、再び、温かい愛に普通に包まれながら過ごし、また逝かなくてはなりません。
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※保護犬、保護猫が増えております。
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