LIA支援者の皆様、いつも温かい御支援を頂きまして、誠にありがとうございます。
ジュゴンの調査メンバーが沖縄県に滞在中に保護した犬たちは、搬送ボランティアさんによって、無事に東京まで運んでいただき、現在、長野県内の保護施設でリハビリを行っています。搬送記事はこちら ↓
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1788850.html

皆様からのご声援のお陰様で、2頭とも順調に心身を回復してきております。
今回は、その御報告をさせて頂きます。
まず、読谷村伊良皆地区の国道58号線の道路の中央でヨロヨロと徘徊していた犬についての御報告です。
保護当時の記事はこちら ↓
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1787823.html
保護当時は、こんな状態で、酷い悪臭を放っており、毛玉だらけでした。








繋がれっぱなしで飼育されていた様子でした。
感情は薄く、LIAのメンバーと共に保護した支援者さんは左手の親指を咬まれ、牙が爪を貫通させていました。
2回目の診察を獣医師さんにお願いした時にも、看護士さんの手に本気で噛み付いて大暴れでした。
毛を切った後も、外見上はサッパリしましたが感情は薄く、落ち着きなく動き回るだけでした。

しかし、最近では、精神的にも徐々に回復して、時折、楽しそうにする姿も見られるようになってきました。



触ると、すぐに噛み付くような状態もだんだんと少なくなってきました。


このまま順調に回復してくれれば、2ヵ月後には譲渡できると思います。
この子は男の子で「ちび」と名付けました。
次に、北谷町(浜川)で排水溝の中を追いかけて保護した犬についてです。

保護当時の記事はこちら ↓
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1788018.html
彼女は皮膚の状態が悪く、半身の毛が全くありませんでした。



しかし、保護飼育担当メンバーが、毎日、水洗いしたり、川で水泳をさせているため、皮膚の状態もだんだん良くなり、少しずつ毛が生えてきました。





まだ、少し痒いようで、写真のように咬んで痒みを押さえていますが、以前のように身体を掻き毟ることはありません。
あとは尻まわりと腹部の毛が生えれば問題ないでしょう。

とっても甘えん坊で散歩が大好きな可愛い犬です。
この子は女の子で「波」と名付けました。


※徘徊している愛玩動物を保護した場合、法令上、3ヶ月は飼育主が現われるのを待たなければなりません。この子達は6月14日と6月21日に保護しましたので、この日の3ヵ月後から正式譲渡を目差して里親さんを募集してゆきます。
支援者の皆様、いつも物資の御送付、活動資金の御協力、ありがとうございます。
この子達も含めて、保護している動物たちに幸せな家族が見付かるように活動を続けてまいります。
今後とも末永いお付き合いを何卒宜しくお願い申し上げます。
