LIA支援者の皆様 いつも大変お世話になっております。ありがとうございます。
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LIAでは、毎年、かなりの数の環境犯罪やどうぶつ犯罪に対する刑事告発を行なっている事は、支援者の皆様はご存知だと思いますが、犯罪の立件について誤解されていらっしゃる方がいらっしゃるのではないかと思い、「ちょっとだけ簡単に」刑事手続きの流れについて説明させていただきたいと思います。

どんな事を誤解されていらっしゃるかというと、多くの方が「逮捕=有罪」もしくは「逮捕=実刑」と考えているのではないかという事です。 

単純に言うと、これは大きく間違っています。

どうぶつ犯罪や環境犯罪を想像させる写真や動画がネット上に掲載されたり、「こんなひどい事がありました」などという書き込みがあると、その追記として「犯人を逮捕しろ!」とか、「この犯人はすでに逮捕された」などという、「逮捕」が、まるで事件の終わり、犯罪が確定し、量刑が確定したかのような事が書き込まれる事が多々あります。

しかし、逮捕されても、それは刑事手続き上の始まりでしかなく、あくまでも「拘束された」に過ぎないのです。ご存知でしたか?

以下に出来るだけわかりやすく説明させていただきますね。 

①犯罪が行なわれた場合で、捜査の結果、容疑者が浮かび上がり、証拠が揃ったとして、その容疑者が「証拠隠滅の恐れがあるとき」もしくは「逃亡の恐れがある時」に「逮捕」という処置が取られます。
また、現行犯以外の逮捕には、裁判所からの「逮捕状」が必要で、逮捕状無く、むやみやたらに逮捕は出来ません。
現行犯で、その人物の犯行だと確定できる場合を除いて、容疑者はあくまでも「容疑者」でしかありません。現行犯の場合は、警察が、その場で犯罪事実をある程度確認できるので、その場で逮捕される事があります。
※現行犯逮捕は、警察でなくても、誰にでも出来ます。ただし犯罪である事がほぼ間違いない場合だけだと考えてください。

②多くの方が「逮捕」=「有罪」と考えていますが、間違っています。正しくは「逮捕」=「拘束」です。犯罪を捜査し、容疑者を取り調べる為の拘束です。
ですから、容疑者の犯行である事が間違いない場合でも、「証拠隠滅の恐れがないとき」もしくは「逃亡の恐れがない時」には「逮捕」されません。その場合、警察の呼び出しに合わせて、自宅から取り調べに通う事になります。勿論その際には、自宅内の家宅捜索なども必要に応じて行なわれますが家宅捜索には裁判所からの捜査差押許可状が必要です。

※逮捕された後に、容疑が不十分であった場合は、そのまま釈放されます。逮捕(勾留)には期限があり、容疑が不十分なのに、いつまでも勾留しておくことは出来ません。

③次に、「警察」が捜査に基づいて「こいつの犯行に間違いないだろう」という判断を下した場合、「検察」に送検するか、書類送検されます。「送検」と「書類送検」の違いを簡単に言うと、「身柄ごと送られるか」もしくは「書類だけ送られるか」の違いです。身柄ごと送られるということは、つまり警察に「逮捕」されていた場合で、自宅から取り調べに通っていた場合などは「書類送検」になる事が殆どです。勿論、容疑が固まって、重罪であった場合など、自宅から取り調べに通っていた後に「逮捕」されるということもあります。そのあたりは状況次第です。

④検察に「送検」された場合、警察の留置場から検察の拘置所に身柄を移されます。「書類送検」の場合は、検察官の取調べの際にも、呼ばれた時のみ検察庁に出頭します。ただし、書類送検の場合は、検察が、新たに事件を捜査しない場合も多く、また、新たな事情聴取を行なわない場合も多く、警察から上がってきた書類と証拠のみで事件を判断する事も多いです。
ただし、重大事件の場合や、容疑者が知名度のあるに人物だった場合、逮捕の直後から、検察での取り調べが行われる場合もあります。

⑤検察が、この時点で「証拠不十分」と判断したり、容疑が犯罪だと判断しきれない場合は、「不起訴」になります。「不起訴」=「釈放」です。何の罪にもなりません。
逆に、「この事件は、間違いなくこの人物の仕業だ!。証拠も揃っていて間違いない!」という事になれば、「起訴」され、裁判所に公判請求されます。
ただし、裁判を開かなくても、本人も自身がした事を認めているので「裁判の手続きを省略しよう」という事になれば「略式起訴」という事になり、裁判が開かれずに罰金刑が言い渡されます。


⑥「裁判所」が検察から上がってきた書類を見て、検察と協議し、「では、裁判を始めましょう」という事になれば、「裁判」が始まり、「刑が確定」するという流れです。この時にも、弁護士などが付いて、「この人物は無罪だ!」「この裁判はおかしい!」などと訴える事も出来ます。

⑦裁判が行なわれ、有罪判決が出て、初めて刑期や罰金が言い渡されるのであって、「逮捕」は取り調べる為の始まりでしかなく、犯罪の確定ではありません。

判決こそがすべてなのです!

そして、この何重にも儲けられた「捜査」と「審議」のシステムは、きちんとした法の執行を執り行う為のものです。
無罪の人を有罪にしてしまわない為、反対に、有罪の人を無罪放免にしない為に、幾重にも儲けられた仕組みなのです。

しかし!、ここからがLIAとしてはとても重要です。

人間中心のこの世の中では、どうぶつに対する犯罪や、自然環境に対する犯罪の場合、法律があるにも拘らず、全体的に
軽く見られているのが現実で、この仕組みを有効利用しきれていない事実があります。

よく、インターネット上には「警察に連絡したが話しだけ聞かれただけだった」とか、「警察は、どうぶつに対する犯罪の捜査をしてくれない」とか、そういう書き込みを目にする事があります。

当団体では、今までに物凄い数の刑事告発を行なっていますが、どうぶつに対する犯罪も環境に対する犯罪も、すべての告発状が受理され、警察は捜査をしてくれています。 検察に送検もしてくれています。

LIAにも、そういうお問い合わせを年間に何回も頂くのですが、よくよく聞いてみると「警察に連絡したが何もしてくれなかった」という事のおおくが、証拠もなく、感情論で話しをしている場合が殆どだとわかっています。現行犯で、その場で逮捕される場合を除いて、事件を証明し、犯行は、どこで、誰が、いつ、何を行なったのかをきちんと伝える事が出来れば、警察は必ず動いてくれます。「誰が」の部分がわからなくても、犯行が確実ならばきちんとした手続きになる筈です。

もしもそのあたりの事がハッキリしているにも拘らず、動かない怠慢な警察がいた場合は、証拠と一緒に、当団体にご連絡ください。宜しくお願いいたします。info@ngo-lia.org

また、どうぶつ関連の法律と、自然環境に対する法律については、それぞれの法律が非常にユルイ事が大きな問題である事は事実です。警察の方々もこのあたりの事は十分承知しております。
法整備は急務なのですが、それぞれの問題に対して問題意識を持った省庁関係者や政治家が非常に少なく、まともな法整備がなされていません。ここが一番の問題なのです。
 
 
さて、警察も一生懸命捜査してくださり、検察に書類送検してくださいましたが、検察が「「いつ、どこで、誰が、なにを殺したのか、なにを販売したのか、どんな破壊行為がなされたのか」という証拠がつかめない」という理由から「不起訴」になってしまうことは多々あります。
また、検察官が、どうぶつ犯罪や環境犯罪を軽く見ているが為に、犯罪を行ったことが事実であっても、「情状酌量の余地がある」として「不起訴」にしてしまうような事もあり、非常に問題なのです。

検察が起訴して、裁判にかけない限り、また、裁判所が、人間に対する犯罪と同じように重い実刑判決を出さない限り、環境犯罪も、どうぶつ犯罪も軽くあしらわれるだけなのです。これが人間中心の社会の現実です。

ですが、まず、警察に検察へ送検していただかなくては話しにならないため、私たちがすべき最善の事として、犯行のその瞬間の証拠を押さえることが最も重要であり、一番の近道なのですが、最前線の現場では、これがなかなか難しいのが現実です。

当団体でも、何日も何日も、犯人の周辺で張り込みをしても、その時には動かない事も多々ありますし、また、犯行現場に遭遇しても、多くの要因から、その瞬間の撮影を逃したり、現行犯逮捕できずに逃げられてしまう事もあります。

犯罪の捜査や調査は、毎日のどうぶつ保護施設での保護飼育と全く同じで、物凄く地味な作業です。

そして、望遠レンズやセンサーカメラなどの高額な機材も必要ですし、なにより、人手が必要です。

メンバーたちがシツコク現場に通い、情報集めに動き回り、宿泊費や滞在費や交通費もかさむので、とてもとてもお金がかかる活動なのです。
しかも犯罪事実を掴むまで、不起訴にされない為の証拠を掴むまで、何年も何年もかかる事が多いのです。

犯人を摘発するのは、こういう地味な活動の積み重ねです。

LIA支援者の皆様 いつもLIAの活動と、LIAで保護している動物たちへのご支援とご理解、誠にありがとうございます。精進して活動してまいりますので今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。


活動へのご支援は以下をご覧いただけますと幸いです。よろしくお願い致します。

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クレジットカードでのご寄附
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※この記事は2015年8月21日の記事です。下記の調査は終了しています。
当団体では、明日から、潜入調査の怒涛の1週間が始まります。
確実な犯行現場を押さえ、写真と動画を撮影し、刑事告発しますが、考えるだけで胃が痛いです。
東京都内、大阪府内、宮城県内と、メンバーが2名ずつ毎日現場に行きますが、東京都内と大阪府内の件は、協力してくださる現地の方も見付かっておらず、どうなる事やら・・・・・ 

大阪府内の協力者募集についてはこちら
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1828414.html

東京都内の協力者募集についてはこちら 
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1829729.html