LIA支援者の皆様 いつも大変お世話になっております。
皆様のお陰様で保護している動物たちはみな元気で、メンバーたちもみな無事に活動できております。

さて、この度は、当団体の活動が10月25日付けの信濃毎日新聞(朝刊)に大きく掲載されましたのでご紹介させていただきたいと思います。
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ふれあい201510月カット

新聞の片面の3分の1という驚くような大きさです。

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 人間に翻弄(ほんろう)される動物たち

 生物の救済訴え調査、告発 Life Investigation Agency
 
 震災で飼えなくなった犬や猫など無期限、無料で預かります-。
思い切った提案に驚く人も多いでしょう。一般社団法人NGO Life Investigation Agency(LIA)は
動物愛護を超えた動物の権利としての生存を主張。長野市内に保護施設を置き、行き場を失った犬や猫たちの世話をすると同時に、国内のみならず世界に向けて人間の身勝手な動物利用の理不尽さを訴えています。
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代表を務めるヤブキレンさん。「動物の保護活動をしている自分が、
一方で、それらを食べて生活していることに矛盾を感じ」完全菜食主義者(ビーガン)に転じた
 
 
 被災地の犬猫を保護
 
 LIAは2010年、海外の環境NGOでの活動経験もあるメンバーが設立。
野生動物の不法取引を告発する潜入調査までこなすため、俳優でもある長野市出身のヤプキレンさんが代表として表舞台に立っています。
 ヤブキさんは、線路に転落した酔客を助けようとして、日本人と共に列車にはねられて死んだ韓国人留学生を題材にした日韓合作映画「あなたを忘れない」に出演するなど、社会活動に関心があり ました。
 ただし「戦争にしても、本気にやればなくすことはできるのではないか」との思いがあり、飼い主の都合で殺処分
される犬や猫をはじめ、災害や戦争に巻き込まれる動物、さらに医薬品の開発現場で使われる実験動物など「殺されるだけ」の動物たちの運命に関心が移ったと言います。
 
 翌年、東日本大震災が起きました。
南部盛岡藩出身の新選組隊士を題材にした映画「壬生義士伝」に出演した縁で、岩手県に思い入れがあったヤブキさんは直後に被災地へ。
 車中泊をしながら、俳桐(はいかい)する犬たちの保護に駆け回りました。
 津波で天然記念物の魚イトヨの生息地として知られていた同県大槌町の源水川が壊滅的な被害を受けたと知ると、その清掃活動を呼び掛け、生態系″復活″へ力を尽くしました。
 2年ほど被災地で過ごし、その間に動物たちの保護施設を整えた長野市に戻りました。
 
 犬、猫合わせて一時は200匹近く世話をしていましたが、現在は鳥を含めて30匹余に。
近くの寺の好意で1カ月に2回、境内で譲渡会を開くなど、引受先を募った結果です。とはいえ、昨年11月、県北部を襲った神城断層地震や、先月の関東・東北豪雨など、行き場を失った犬、猫、鳥、ウサギなどが出る災害が続いています。近隣の保健所で保護したものの、引受先が見つからず、殺処分に回される犬や猫も引き取っています。保護の手は休まりません。
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9月、昨年の神城断層地震で預かっていた最後の犬が
小川村の飼い主の元に引き取られて帰って行った
 

 殺処分ゼロを目標に
 
 一方で、現在の保護施設の将来は不透明です。
使っていたコンテナハウスは、土地の使用期限が切れ、4月に隣に移したばかり。
継続的に使える土地建物は見つかりましたが、その購入は高額で、資金のメドは立っていません。
 
 「町中のペットショップで命ある生き物が平気で売られている先進国は日本ぐらいです」と憤るヤプキさん。
 「ここで保護しているペットたちは、飼い主に捨てられたり、満足に探してもらえないまま、行方不明になるなど、つらい思いをした子ばかりです。余生は家族の一員として幸せに暮らして欲しいと思います」と、犬や猫たちの殺処分ゼロを目標にメンバーと共に世話に当たっています。
 
 「人間不信に陥ることもありますが、そんな動物たちを思って、資金や餌などで支援を申し出てくれるのも人間です。
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月2回開く譲渡会。引き取った新しい飼い主がその後の
報告を兼ねて顔を出すことも
 

 もっぱらアジアでの需要に支えられた象牙の密取引をはじめ、国内では野鳥の密猟、密売も横行しています。

 クマやシカと人間のあつれきも、単に彼らを始末することで済むのでしょうか。

 動物と人間との関係も見直す時期に来ていると思います」
 
 ペットの保護にとどまらないLIAの活動を示唆しつつ、ヤブキさんは話しています。