熊本地方を震源とする、この度の大地震で被災されました皆様にお見舞い申し上げます。

熊本市内の全ての避難所への「どうぶつ同行避難」が熊本市より許可されました。
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1854281.html

そこで「どうぶつを連れて、これから避難所に入られようと思われていらっしゃる方 」にお願いです。
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皆様ご存知のように、すでにどこの避難所も大変込み合っており、多くの方がビッシリと入られて避難生活を送られていらっしゃる訳ですから、いくら「どうぶつ達との同行避難」が公式に認められたからといって、物理的に避難所内に空きがなければ、また、それぞれの避難所の状況などで、何が何でも絶対に一緒に室内に入れるんだという事ではありません。もしも、余裕がある場所を見つける事ができて、さまざまな問題が無かった場合は、「私と一緒に、うちの子もお願いしまーす♪」という雰囲気で、尚且つ皆様の、その素的な笑顔で周りの方に十分配慮しながら、また、「すでに、どうぶつ達と共に、避難所での生活をなさっていらっしゃる方」にご意見や注意事項などをお伺いしながら、お願い致します。

当団体では、東日本大震災と長野県神城断層地震の2回の大災害で長期的に活動させていただきました経験から、「揉め事は、すべて人間同士で起き、その原因は、実はどうぶつ達ではない場合が多く、円滑な人間関係の構築が難しい方々同士で発生する」と考えております。皆さん大変な状況の中で、ピリピリしている方もいらっしゃるかと思います。どうぶつ達がご家族内にいらっしゃり、同行避難されていらっしゃる方々は、今後も何かの折に「どうぶつ達との同行避難」を考え、実行される場合があれば、良くも悪くも、必ず、その賛否が問われると思います。今後のどうぶつたちの未来もかかった行動となる可能性もございますので、皆様方の素的な魅力でどうぶつ達が嫌いと仰られる方をも癒し、「どうぶつが好き」と変えてしまうような切欠になるよう、そんな振る舞いでお願い致します。

また、避難なさっていらっしゃる方の中には、どうぶつに対するアレルギーをお持ちの方がいらっしゃる可能性も容易に想像できます。場合によっては、命に関る方もいらっしゃるかもしれませんので、その辺りへも十分の確認をしながらお願いしたいと思います。

そして、同行して避難している自分の犬が被災者の方を咬んだり、猫が引っ掻いたりという事故も無いように、ご自身できちんと目を離さずに見ている事は絶対的に必要です。

その他のご注意点と致しましては、東日本大震災の時の事ですが、残念ながら、避難所から犬が盗まれるという事件も起きています。
ご自身のそばから離して、屋外に係留されたり、人目がつかない場所で飼育せざるをえない場合は、そのような事件が起きないよう、細心のご注意をお願い申し上げます。人懐こい子は、特に狙われやすいので宜しくお願い致します。


笑顔は、笑顔を広げて行きます。伝染しますよね。

今、凄く大変な時だと重々承知いたしておりますが、可能な限り笑顔でお過ごし頂けますと、後方支援をさせていただいております私たちも幸いでございます。

どうぶつ達は、いつも健気で皆様を真っ直ぐに愛し、癒してくださる存在かと思います。

皆様の笑顔やお気持ちは、いま隣にいる「その子」にも伝わります。

皆様の不安は、どうぶつ達の不安にも繋がり、結果的に、吠えたり鳴いたりする事に繋がる場合もございます。

今回の熊本市の「どうぶつ達との同行避難」の取り組みが、皆様で譲り合い、尊重しあい、元気が出る、みんなが幸せな毎日にしていただけます事を願っております。

私たちも、後方から頑張りますので宜しくお願い申し上げます。

最後に
「ご家族内に、どうぶつがいらっしゃらない皆様」、「避難所の皆様」にお願いです。
どうぶつを飼育されていらっしゃる皆様にとって、どうぶつたちは家族の一員であり、自身の子どもと同じ存在です。

もしも、お母様が、お子様を連れて避難所に避難されてきた時に「子どもが嫌いな方がいますので、子どもは避難所内に入れられません!」と言われたら、衝撃を受けると思います。
そして、「子どもを避難所に入れられないのなら、私も一緒に屋外で生活する!、もしくは車中泊でいい!」となると思います。

この度の地震で「どうぶつが嫌いな人がいるから」という理由で避難所に入れなかった方、最初の数日は問題なかったが、突然、「どうぶつは駄目です」と言われて、避難所から出られた物凄く沢山の方々から、当団体にご相談のメールを頂いております。

どうぶつがご家族にいらっしゃらない皆様も、是非その辺りのお気持ちを汲んで皆様で譲り合いながらお過ごし頂けますと幸いです。ご不便をお掛けする事や、ご不快な思いをされる場合が少しだけあるかもしれませんが、「可愛いどうぶつたちの仕草などに癒されようかな」というようなお気持ちで、懐深く見守り頂けますと幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます。

LIA熊本地震対応担当者、および、LIA長野どうぶつ保護施設飼育担当者一同。