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尿路栓子
さて、すっかり歳をとってきた保護犬の「ほたか」ですが、最近まで3日に1回のペースで膀胱にあるストルバイト結石(実際は石ではなく結晶化したりん酸アンモニウムマグネシウム)が尿道に詰まってしまったり、尿路栓子(炎症で尿路から剥がれ落ちた細胞や白血球、血液、粘液などが固まったもの)で尿道が詰まってしまい、どうぶつ病院のお世話になっていました。

結石が尿道に詰まりやすい犬の場合、膀胱を開いて結石を除去します。
しかし、ほたかの場合、膀胱が肥大しており再発する可能性が高いこと、年齢的に全身麻酔に耐えられない可能性があることなどの理由から、手術は行わない方がいいだろうという獣医師様の判断でした。つまり、結石が詰まったらそれを膀胱に戻して尿道から取り除くという作業を繰り返すしか今のところ方法がないということでした。
ただ、3日に1回のペースで尿道が詰まるのには流石に困りました。
そして獣医師様からは、ほたかの場合、膀胱が肥大して膀胱の皮が伸びてい薄くなっているので、圧迫して尿を出そうとすると破れるだろうということでした。
実際に膀胱が破れた場合、数時間で命を落とす可能性があるとの事でした。
また、ほたかの場合、膀胱に細菌感染がみられるため、膀胱の皮が破れた場合、その細菌が全身に影響して大事に至るだろうとの事でした。
それでは、その細菌をやっつけてはどうかということが考えられました。実際、細菌により結石が作られている可能性があるからです。それを含めて獣医師様に聞いて見ました。
「確かにほたかの膀胱は細菌感染していると思います。実際、尿の臭いからそれを強く感じます。抗生剤を使って膀胱内の細菌をやっつけることができるかというと、正直難しいのではないかと思います。なぜかというと、ほたか君の膀胱は肥大しているわけで、抗生剤を飲ませても膀胱の粘膜までしか効果がなく、言ってみれば大きな池の中にいる細菌を少しだけやっつけるだけになってしまう可能性があります。実際尿は毎日作られて、細菌も毎日増えてゆくわけですから、生涯抗生剤を飲んでゆかなければならないわけです。長期間抗生剤を飲ませると、薬剤耐性菌も生まれてきます」とおっしゃいました。こうした理由で、獣医師様は尿が詰まったら出すという作業を繰る返してゆくのが良い方法ではないかと思いますとおっしゃいました。
寝ている際、ほたかの膀胱から時々尿が少し漏れていることがありました。そこで、ほたかの世話をしているLIAメンバーは、おなかの膀胱辺りを恐る恐る押してみる事にしました。そのとき、尿がチョロチョロと出ました。何回か圧迫しているみると勢いよく尿が出ました。膀胱が破れる感じもなかったため、一先ず膀胱を圧迫して尿を出すことにしました。
それから毎日、朝晩の散歩の際、膀胱圧迫をしています。数ヶ月たちますが、尿は順調に出ており、結石や栓子で膀胱が詰まることも無くなりました。
また、おなかを押してどうしても尿がでないときがありました。そんな時でも何度かおなかを押していると、「ポン」という感じで尿道先端に詰まったものが出てきたこともありました。恐らくそれは尿路栓子だったようです。その後、それまで一滴も出なかった尿は、いつも通り出るようになりました。


ここで膀胱の押し方をお伝えしようと思います。
寝姿
まず犬を横向きで寝かせた状態にします。
この際、下が固いところがお勧めです。
膀胱圧迫風景
おなかの膀胱辺りを手で押します。
写真では片手でやっていますが、両手で押すのがよいです。
腹部を押してパンパンに張り詰めている状態でも中々尿が出ないときがあります。
しかし、ほたかの場合、少し歩かせ、寝かせてお腹を押してという行為を繰り返していると、徐々に排尿されました。これは、緊張していた膀胱の筋肉が歩くことによって弛緩するからです。
そして、パンパンに張っていた膀胱はやがて収縮します。
圧迫排尿をするとき、気をつけなけばいけないことがあります。
それは、急激に圧迫しないこと。
急激に押しても排尿はされませんし、勢いよく押すことで膀胱が破裂してしまう可能性があります。
膀胱が破裂してしまうと、数時間で亡くなってしまいます。
ほたかのように膀胱アトニー(膀胱肥大)をおこしていると膀胱の皮が薄くなってる場合、強く圧迫することで破れる可能性があります。
また、膀胱辺りのお腹を圧迫している
際に、吠え出すことがあります。
ほたかの場合、膀胱に多くの結石があり、あまりに大きくなった結石や小さいものはそれほど問題ないのですが、尿道に詰まるくらいの大きさのものが膀胱から出ようとしてあたったり詰まったりしたときによく吠えていました。そんな時は、圧迫排尿を中止し、しばらく歩かせるようにしていました。結石は歩くことによって動きます。歩くことによって、再び圧迫排尿ができることもあります。


圧迫排尿を行う場合には、獣医師様とよく相談し、ご自身の責任で行ってください。



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