最近、日本でペットとして人気が高まるカワウソ。一方で密輸が問題となっています。カワウソの生息地のインドなど3か国の政府は「ワシントン条約」で商業目的での国際取り引きを禁止するよう提案しました。

カワウソは日本でペットとしての人気が高まっていて、1匹100万円前後で売買されることもありますが、生息地の1つ、インドの政府によりますと、環境破壊に加えて密猟や密輸の急増で、世界全体の生息数はこの30年間で30%以上減っています。

このためインドはバングラデシュやフィリピンとともに、絶滅のおそれのあるコツメカワウソとビロードカワウソに関して「ワシントン条約」で商業目的での国際取り引きを禁止するよう、条約の事務局に提案書を出しました。

提案はことし5月にスリランカで開かれる「ワシントン条約」の締約国会合で議論される見通しで、インド政府は「多くの国がカワウソの密輸に十分に対応しておらず、各国が協力して規制を強化する必要がある」と話しています。

野生生物の取り引きを監視している国際NGO「トラフィック」によりますと、2015年から2017年にかけて東南アジアで摘発されたカワウソの密輸では、59匹のカワウソが保護され、その半数以上の32匹は目的地が日本だったということです。

2019年1月28日 22時25分

NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190128/k10011794651000.html?fbclid=IwAR2DfCl4oqn0Jnq75oIwhcF5Kv2xJBncy5okN_sTgnUCzzseaFQ4D8oIDAQ