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#地球から来た男(The Man from Earth)#
*2007年公開の異色のSF作品(日本未公開)。1万4000年前から生きてきたと自称する男の独白話。

地下鉄で,この1万4000年に一度の美男が1時間あまりデタラメを話すの聞きました。

まず,私は主人公の言うことを信じていません。主人公は父親がいると言っていますが,これは彼が生まれた時に35歳の形態ではあり得ないことを証明しています。生まれた時はきっと赤子だったはずです。
そこで二つの可能性が出てきます。

可能性①:
彼は0歳から35歳までの過程で1万4000年を費やしたとする説。
しかし,これは不可能です。なぜならこれは彼が出生後の1000年の時間は全く自衛能力のない嬰児であったことを意味しますが,彼はどうやって生きてきたのでしょうか?

可能性②:
彼は赤子から35歳まで35年間を費やし,その後はずっと35歳だったとする説。
私はこの可能性が比較的大きいと思います。もしかしたら彼の特殊免疫能力は,35歳まで発育して初めて完全なものになったのかもしれません。でも,1万4000年前の35歳の人間の顔は,まだ類人猿みたいな顔で,現代人みたいな容貌ではないはずです。

そこで,私はどうやっても説明の筋が通らないので,この男は嘘をついていると思いました。
 
それから一つ証拠もあります。それは彼が専門の博士号を10余り取得し,ハーバード大学かどこかで化学を教えたことがあると言っています。しかし,彼は自分の知力は普通で,ただ学習する時間がたくさんあっただけだと言っています。これはとても矛盾しています。なぜなら,彼の知識が当時の年代の最高水準よりも進んでいることはあり得ないし,未来人の知識を盗むこともあり得ないからです。だから,彼はどうやって時代と共に進むと同時に,10の学科を学び且つ博士号を取得したのでしょうか?更にいわんや科学の爆発的進歩はここ200年のことです。だから私は,これは歴史学の天才がおかしくなったのだろうと思いました。優れた嘘は真実と嘘が半々です。彼が話した歴史的事実は全て彼が学んだもので,1万4000歳というのは彼の捏造+嘘でしょう。

最後に,私もこの映画は面白いとは思いませんでした。


*参考:
「地球から来た男(The Man from Earth)」を紹介してあるブログ:
http://watchmovies.seesaa.net/article/222643222.html
http://curse.jp/scifi-movie/20080303035212.html
http://pwtk.blog.fc2.com/blog-entry-119.html
http://cinerun.blogspot.jp/2008/09/man-from-earth.html


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