Liar-softの居候ライター兼スクリプターの禾刀郷でございます。皆様、大変ご無沙汰をしております。
先日の『電気外祭り 2017 SUMMER in 大宮』のLiar-softブースに来場いただいた皆様、大変ありがとうございました。

さて、まず表題の件ですが──

本日は網走囚人刺青人皮剥ぎ取り争奪バトルロイヤル・アイヌグルメ漫画『ゴールデンカムイ』の最新11巻の発売日ですね。アニメ化も決まったそうで(今知りました)、おめでとうございます。杉元のオソマヒンナ。


しかしよくまあ、あそこまで濃いキャラクターばかり毎巻登場させられるものだと、拝読する度に感服しきりです。
杉元=アシリパさんの主人公コンビは勿論、脱糞王といくつになっても刀を振り回すのが大好き系男子が大変イカしていますね。シリアス(凄惨、時に泣かせ)とコメディーの緩急も実にお見事です。

同作はアイヌグルメ要素の他にヒロインの変顔でも定評がありますが、作者の野田サトル氏のアイスホッケー漫画『スピナマラダ!』は、シリアスめな物語展開なので流石にやらなかろう──と油断していところ、中盤に入ったら唐突に変顔が始まり、「三つ子の魂百まで」という言葉を改めて噛みしめた次第です。

この『スピナマラダ!』、集英社のコミックアプリ「少年ジャンプ+」で読み始め、続きが気になり一気買いして読んでしまったことは秘密です(おのれ基本無料商法)。

──などと。有名作品の新刊アピールをほとんど売り上げに寄与しないであろうマイナーPCゲーム会社のブログでさも恩着せがましく書いたところで、本題に(前置きが長すぎですね)。



さて。アイヌっ娘ヒロインと言えば──
Liar-softでも既に登場しておりますが、ご存じでしょうか?

はい、そうです。天野祐一氏・企画原作の変身ヒロイン脱衣バトルゲーム『ガチゆるヒーローバトル 姫巫女銀河』──
姫巫女銀河

──に登場する、ライバルキャラの「カムイッコたん」ですね。

カムイッコたん

ご存じない、という方は、是非こちらの作品ページをご覧下さい!

本編発売後、ライバルキャラであるこのカムイッコたんをヒロインに据えたスピンオフ作品『激情版!? ガチゆるヒーローバトルカムイッコたん』を制作、「コミックマーケット86」のLiar-softブースにて販売したのもつい最近──かと思ったら、もう3年も前の話となってましたよ(コミケ86なんだから当然ですが)。時の流れとは本当に残酷です。

本作、僭越ながら私、禾刀郷が企画プロット・CG発注・シナリオ執筆(Hシーンのみ海原さんと希さん)・台本作成・収録立ち会い・全スクリプト処理(演出・ゲームパート共)、果てはコミケ前日の孤独な徹夜CD焼きまで行ったという、大変想い出深い作品です(同人ゲーム?)。

その後、FC通販のみで細々と販売しておりましたが、数件「買いにくい。DLにならんか?」というご要望を頂きまして、遂に本日、DMM様よりDL販売開始の運びとなりました(要望してくださった人もきっと忘れてますね)。


この『カムイッコたん』。もちろん単独でも楽しんで頂ける内容にはしてありますが、本編をプレイして頂ければ尚お楽しみ頂けること請け合いです。


本編『姫巫女銀河』は単なる馬鹿ゲーの枠を越え、過疎化の進む北海道の地域振興に真面目に向きあった隠れた社会派作品として密かに話題になり、地方紙でも紹介されたほどです(ここ嘘)。

フェイクニュース(ガセやデマのことを最近はオシャレにこう呼ぶらしいですね?)はさておき。

本作は馬鹿ゲー界の勇・天野氏だけでなく、Liar-soft創業者である高尾登山氏にもご参加いただき、口幅ったい言い方になりますが、創業期~中期Liar-softのバカゲーフレーバーを十二分に受け継いだ、正統Liar-soft作品と自負しております。
久しぶりにバカゲーでもやるか! という方は是非、ご購入の上プレイ頂ければと。

私個人的には海原さん担当の頭のネジの外れた第2話がお薦めです。フェアリーテイルやシンソウノイズのようなお綺麗な作風だけが彼女の持ち味ではありませんよ(演出しながら「コイツ、マジで頭おかしいんじゃねぇか?」と、何度思ったことか……)

なお『カムイッコたん』と『姫巫女銀河』同梱のお得なセット『ガチゆるヒーローバトル Wヒーロー娘パック』もただいまご用意中です。

残念ながら本日(8/18)のご紹介は間に合いませんでしたが、セット版は8/23頃から配信開始とのこと。本編未プレイの方は是非この機会にセットにてご購入下さい。
配信が開始いたしましたら、公式Twitterアカウントにてお知らせいたします。

★セット版は配信手配中です。今少しお待ち下さい★

「あと5日も待ちきれない!」という危篤奇特な方や「割引なんてせせこましいモンいらんよチミぃ」という、普段から札束で火をつける習慣をお持ちの太っ腹なお大尽は、単体販売をあわせてどうぞ。
差額はありがたく頂戴し、新作の制作費に充てさせて頂きます。



それにしてもゴールデンカムイの発売日にアイヌっ娘ゲームのDL配信開始?
実はこれ、偶然の一致などでありません。

8月上旬、DMMのDL営業担当さんとの打ち合わせの席上でカムイッコたんのDLリリースを決定したのですが、いざ配信日を──という段になり、ふと思いついてゴールデンカムイの新刊の発売日を調べたところ、まさしく発売直前だったではありませんか。

久々のブログネタにもなるし乗れるビッグウェーブには無理にでも乗っかってしまえという実に嫌らしい打算により、そのまま配信開始日をぶち当てることを決意しました。

お盆休みを挟む関係で配信開始までギリギリのスケジュールだったのですが、DMM様に無理言ってなんとかこの日にあわせて頂いた次第です。無理を聞いて下さった同社DL配信関係スタッフ様には本当に感謝です(セット版が今日に間に合わなかったのも、この辺のギリギリの事情がございます)。

汚い大人の世界の裏話ではありますが、大手さんに乗っかるのは弱小に必要なサバイバル本能なのですよ!(ここ伏線)。

正直みなさん「なんでこの会社まだ潰れてないの?」って思ってるでしょ?(実際、たくさん老舗や有名ブランドが潰れてますし)。そんなの社長も社員もみんなずっと思ってますよ。まあぶっちゃけ、みんなでもっこ担ぎして生きてるんですけどね?(ここ半分本当)



ところでサバイバル、といえば(さっそく伏線回収)──

去る8/4には拙作『時計台のジャンヌ』で原画をご担当いただきました、さがら梨々先生作画の漫画、『ソウナンですか?』(ヤングマガジン連載)の1巻も発売されました。


原作はなんと、かの『山賊ダイアリー』の作者、岡本健太郎先生。一時期、社内でも一世風靡したこともあり、なんとも感慨深いものがあります。いや、業界って狭いですね。まるで間接的に自分が大物になったような錯覚を抱くので大変危険です。

早速Kindle版を購入して拝読しましたが、可愛い女の子たちがバッタやらヤドカリやらもっとアレな物を食べたりする隙間であざとく脱いだりパンチラしたり(ちゃんと必然性があってデスヨ?)と、絵柄と内容のギャップが大変素晴らしいです。

もちろん、本題のサバイバル知識の質・量ともに、蘊蓄漫画好きも大満足の内容で、今後の展開も非常に楽しみです。
画面映えもしますしその内アニメ化もあるのではないでしょうか?(しかし2巻へのヒキはアレで本当にいいんでしょうか(汗)。いえ、大事な要素ですが……)。杉元のオソマヒンナ。

それにつけても、我々の会社経営と人生が年中遭難中みたいなものなので、両先生にはぜひその辺のサバイバル術を是非ご教示いただきたいところです(無茶言うな)。

ともあれ、さがら先生の描く『ソウナンですか?』、『時計台のジャンヌ』ともども、ぜひご購入ください(また大手に乗っかる)。



さて。久々にブログに書いたというのに全く触れずに終わらせると各方面から怒られそうですので、最後に真面目な今後のお話を──

既にFC会報でもお知らせいたしました通り、スチームパンクシリーズの再始動が決定いたしました。

桜井光・霧生実奈両先生が同人誌にて展開されておりました『瞬旭のティルヒア』をPC版に再構成し、お届けすることになります。

原画には霧生先生に加え、Lem先生もお迎えしたダブル原画体勢。
ライティングも私がプロットとメインライティングを担当しつつ、岩清水新一先生に設定協力やライティングサポート、茗荷屋甚六先生にも一部シナリオのご執筆をお願いしております。

これから徐々に追加情報なども配信させていただきますので、Liar-soft 公式Twitterアカウント、公式ホームページなどにご注目ください。
(先日のTwitterでのお知らせに反応いただいた皆様ありがとうございました!)

ところで『ティルヒア』自体は来春発売予定ですが、これまでのスチームパンクシリーズ6タイトルを、『Liar-soft Selection』シリーズ(廉価トールケース版)として再リリースすることになりました。

第1段は10月27日に『蒼天のセレナリアFVR』『赫炎のインガノックFVR』の2作を発売、こちらは8/25より店舗様でのご予約受付が開始いたします。

特にセレナリアはFVR版も既にロットアップとなっておりますので、入手し損なっていたという方は、是非この機会にご予約・ご購入をお願いいたします。

(さすがにスチパン関係に馬鹿ネタをぶち込む度胸はないようです)



さてさて。まとめての更新、駄文長文大変失礼しました(自分で読み返してもお腹いっぱいです。1回のブログ更新で9KBとか頭おかしいですね。しかも話題の分量配分が明らかに間違っていますし)。

「これだけ書けるならFC会報のジャンヌ連載の原稿も書けるだろ」という突っ込みは、なにとぞご容赦を。入稿日前後まで本気で死線を彷徨うスケジュールだったんですよ。壊れかかって新宿御苑内を虚ろな顔でひとりで彷徨ってみたり芝生で寝転んでみたり(実話)。もっこ担ぎはそれほど過酷な仕事なのです……。

ともあれ、次回はもう少し近いうちに(たぶん他のスタッフが)。
失礼いたします。