April 08, 2024

誰にSOSを

止むのを待っていても仕方ない。
降りしきる中、傘をさす。
跳ね返りの足元が急激に冷える。
左肩が濡れるのを気にしながら。

不意に居た奴と目が合う。
暗闇の中。
どうやらハグレモノだ。
雨音が強くなる。

俺が歩いた分だけ距離を詰める。
何かを訴えたいように、気のせいだが見えた。

さっき買ったコンビニの袋からコンビーフを取り出す。
よく見るとずいぶん痩せてる。

フタを取ってやって軒先にしゃがんだ。
奴も抵抗なく寄り添ってきた。
時折こちらを眺めながら、ありついた命の種を貪る。
雨脚が強くなった。

一心不乱だったのはその時だけ。
離れようともしないで傘の下に入ってきた。
どうやら味方だと認められたようだ。

名残惜しいんだが立ち去る。
同じように、俺の歩幅だけ近寄る。

またどこかで会おうぜ

そう呟きながら踵を返す。
奴は俺を見つめたまま
いつまでも雨に打たれていた。




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March 25, 2024

所詮

終活とか初めなアカンのかな。
いづれ独りで死んでいく。
貧乏暇だらけならバイトでもしろよ。

思いがけず訪れた転機とやらに
むしろ前向きになれてる。
2年半なんぞあっちゅうまや。

その時が来たら
その場所を選びたい。
ワガママか?




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February 15, 2024

世慣れたフェイクでも

自分のペースやキャパさえわかってないのに
いきなり同じレベル求められてもな。
その辺わかってないヤツの将来が透けて見えるよ。
このトシになりゃ、酸いも甘いも噛み分け。

環境が変わると途端に身の周りが目まぐるしくて、
同じく目まぐるしいらしい世の中にまでそうそう目が行き届かんのだ。

論破することくらいならワケないんだが、
それも大人気ない。
どう舵を切ろうか。
和平か、戦争か。
それを繰り返さずには生きられないイキモノなんだな。

牙を剥くのはまだ早いぜ。



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January 20, 2024

Lv.46

光の玉ナシでもゾーマ倒せる。
憧れのヒトが教えてくれた表現。

どのみち独りで死んでいくしかない。
抗えないのは運命でもなんでもないのだ。

親に感謝する日と決めてから何年か。
描いた理想からも遠く逸れて何年か。

少しでも誰かの役に立ったのだろうか。
立っているのだろうか。

またもや漂う。
いやはや、漂う。
これからも。






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January 12, 2024

天網恢恢疎にして漏らさず

なんて上手くもいかず、
あれよあれよと振り回されては独りごちる。
誰もがそう。
被害者が増えていくただそれのみ。
全員が焼け野原に放り出されて、
落ち武者狩りに怯えては四方八方に散らばる。
救いの神など現れりゃせんのだ。
遠巻きに成り行きを見守るのみ。

もうすぐレベルが上がるらしい。
いい表現だ。

身の丈に思考が追い付けなくなってきてる。
模索の仕方もわからず日々を喰いツブしていくんだ。

生きてるっていうより死んでないだけ。
そんな人間は“ニオイ”でわかるモンだな。
とりあえずそれぐらいは嗅ぎ分けられなければ、
この先やって行けぬぞ。





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December 04, 2023

strange

一体どうしてしまったんだ?
ヤツの周りはそんな言葉で溢れていたのだろう。
たいして違わない俺がいる。
「能力は1番だ」なんて、
それ以外はまるでダメなんだろう。
ここにも俺がいる。

Oh〜
夢なんていつから見られなくなったんだ?

Oh〜
変わったつもりなんかなくてもトシを取っていく。
否応なく、変われとでも言うのかよ。

そうなんだ
もう飽きてきたのかな。
冬枯れの街路樹に想う。

もう少し愛されてみたいもんだなんて
思うよりもやることがあるんじゃないか。
平凡にすら嫌われながら。





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November 18, 2023

橋を渡る

化学反応だって言ってしまえば安っぽい。
それで全部片付けようとしてんならナオサラ。

この人間をどうやって排除しようかとか、
そんなんばっかり。

やりようはある。
Xデーに向かって綿密に計画寝るだけ。
捕まらない程度に爪を研げ。

将来を憂いてばかりでは萎える一方ですよ?

なんてもはや片足突っ込んでる。
自覚がありゃそりゃ能動的で、
なんなら結論まで見えてたりもする。

ケミストリーって知ってますか?





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November 11, 2023

do you know my mind

支配下は続く。
支配者が居る限り。
どこからどう崩していこうか。
今のところ糸口さえない。

型にはめられるのを最も嫌う人間が
型にはめられてる。

もういいんじゃないか?そろそろ






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October 01, 2023

any way this more

妙な夢をよく見るこの頃。
ストーリー仕立てだ。
現れるヒロインは実物か、架空か。

思いのほかダメージが大きい出来事があって、
そらしゃーないなって思えるまで
少々時間を要する。
身から出た錆。

明日をどう生きようか憂う日々。
こう見えて臆病なんだな。
支えなんてものがあればまた違ったのかな。

くたらない人生だったって
ガッツポーズしながら焼かれたいわ。





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September 03, 2023

風の人

死んで何年だ忘れた。

同じ道を辿ってる自覚とやら。

同等の痛みなんぞ抱えてんのかな。
我慢して生きてる。生きてた。
数字ばっか増えてトシ喰ってる実感がない。

褒められてぇよな、
誰しも。
シバかれるんやろな、生きてたら。

てな。







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August 19, 2023

その暁に

なんか書いてみようか。
薄くて分厚いヤツ。

死にかけてる事なんざ気にも留めない
現代人に支配されてます。

負けてたまるかって気持ちも萎えそうで
それがなにより1番怖い。

“俺が”折れそうなんやで。
そんなワケないやろ。

そうやんな。

クソッタレが。







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May 15, 2023

泡沫

それを遣り遂げてしまった先に
何を探そうか。
おそれながら大層な生き様などない。

その生き方に憧れると、
生き方の字引きすらわかってないような
若人に物言われる。

辿った道にきっと正解など在りはしない。
これからだっておそらくそうだろう。

インを突いた戸崎と、
コツコツ近本が積み上げた打点を
たった二振りでひっくり返してしまったテル。

彼らには紛うことない生き方がある。
少し羨ましいよ。

四半世紀経とうが
成長しないヤツはしないんだ。
俺なんかみたいに。



… 


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April 15, 2023

慈愛

春の嵐という表現にはいささか違和感がある。
そんなでもない。と思ってはいたが。

ありがてえ事に、
幸せな時間のピースの1つに数えられてるらしい。

どれだけ疲れようが虐げられようが受け容れる。
簡単な事。
ヒトの倍生きればいい。
期待などましてするまい。
「よくある事ですよ」って、
たとえぶっ倒れたとしても言い続けてやる。

スタートなど誰であれ不安だ。
多少の遠回りだといつか思えれば。
最後に差し切ったらいいだけ。

とはいえ週末。
誰か、今年の難解過ぎる皐月賞の答えを教えてくれ。






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March 27, 2023

Utility

イコール何でも出来る。
出来ない理由を探さない。
使い勝手がいい。

そんなポジションでいい。

居なくなって初めて気づけ、アホ共。





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March 05, 2023

諸行無常の響きとやら

DSC_0158

先祖に会ってきた。
気持ちはわかるぜジロウさんよ。





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March 02, 2023

もうここらでよか

終盤なんだなと、
刻む秒針を眺めながら思う。

やりたい事より
やらないといけない事のほうが多いのが常で。

いい加減見失う。
着地点はどこだろう。
それまでにやらないといけない事はなんだろう。

不安や怒りだけ募らせて生きる日々なんてまっぴらよ。
シオドキ誤って尚も
生きながらえる意味なんてあるのかよ。

晩年なんてそんなもんか。

マトモに生きてるヤツらのほうが
おかしく見えてくる。

そうあるべきなんて括り付けて、
そうでない人間を疎外する。

この国は変われねぇよ。
この先ずっと。





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February 22, 2023

ややもすれば

膝が痛い。

かすみ目がヒドい。

酒が相当弱くなった。

歯が1本抜けた。
まだグラついてるのが何本かある。

老眼が急速に。
夜の運転が怖い。
雨の日も怖い。
車の運転が相当危うい。

しじゅうご。
初老やん。

免許返納したほうがええのかな。
佐賀県で。

今日もテメーがサロンパスくさい。





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February 15, 2023

疑心暗鬼を生ず

冬枯れの街路樹達を何本もやり過ごす。
どんより冬の空。
胃袋さえ味方してくれない。

共存てなどうゆうイミだ?

使われながら次の電信柱を目指す。
型に嵌められるのは大嫌いなんだよ。

ダメなトコロ指摘してくるヤツが、
ダメな事やってんだよ。
モノ言ってくるヤツが居なけりゃ
それが正義ですかい?

なあ、
愛すべきニッポンよ。




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January 29, 2023

もう1日休みがあった場合

月曜と思ったらまだ日曜やった。
ない?
そうゆうこと。


なにしよか。


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January 28, 2023

playing with the boy

綴りなんか知らん。
間違っててもええ。

マーヴェリックとやらにも興味はない。
信長のヤツはそそられる。

かろうじて生きてるヤツに、
助言なんざ要らんのよ。
オマエラにわかるか。所詮。

ここにもおるで。
仲間がよ。






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January 13, 2023

just way out

小飼にならざる。
使われて、使えなくなって
棄てられていく。
そんな立場にもなんならそこそこ慣れた。

またイチから。
やってやろうじゃねぇか。





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January 02, 2023

かなぐり

左構えて素振りする。
夜中に。

あなたは満たされてますか?

いつでも言って。




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December 29, 2022

十把一絡げ

なんでも「よくあるこった」で済ませられれば、
案外気はラクになるもの。
喉元を過ぎればなんだってそう言える。
時間薬で傷だってある程度は癒えるだろう?

また今年が終わる。
来年もどーせ同じようなこと言ってんだろな。




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December 16, 2022

復活間近

パニック発作てのはホンマにキツイ。
薬の副作用もなかなか。
気づけば年末。
所詮は他人事。
戻る場所があるのか果たして。




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September 17, 2022

忸怩たるや

「打てば響くような」
と表現されたことがある。
覚えちゃいないだろうが、
記憶する限りいただいた中では
自分にとっては最高の褒め言葉だ。

合致するってのは難しいね。
タイミングが
タイミングじゃないな。
何かがね合えばたぶん、
一緒に居れたんだろな今でも。
当時なら。

おそらく時間の費し方だとか
あるいは濃さだとか。
時間重ねりゃ倍掛け方式なんよね。
新幹線がそっちとあっち行くみたい。

否定出来ない年月の重さを
一瞬で悟った。
そこから先は付録だったんだ。
あなたのことですよ?





トラックが割と吹かし気味に加速して、
コンビニから去っていったんだ。
やたらと残る静寂と、
ゴミ箱からはみ出した弁当のフタと箸が、
何かを要求しながらこっち見てんだよ。







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September 10, 2022

まわれまわれ

3塁コーチではない。
まして久保田でもない。

期待して、期待してた通りの時間などじつはそうない。
それをくれただけで感謝したい。
期待“以上”ではなかったが。
自惚れの強いヤツはいずれ足許をすくわれるよ。




一見変わり映えのない毎日に
心の石はなんら削られて

ゆっくりと死んでいってるんだ
逃れようのない事実を思い出すんだ

ここに辿り着けて
また、苦し紛れに次の足場を求めて飛べ

飛び回れ





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September 03, 2022

almighty

自覚があってか無くてか、
無意識に目指してるのだとか。

ヘタクソ過ぎるから、
担ぎ上げられては遠ざかる。

そんなもんでいいよ
だいたい外れてはない
軽くはなくゆるく

アテなんか何も無い2秒後の街灯に、
最寄りの将来を尋ねたりして。



しんどいなぁ


でもやるんよな。
しゃーない。


てな。






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August 31, 2022

I kill

夏休み最後だってヒトも多いんだろな。
連休明けのサラリーマンにだって、
その気持ちぐらいはわかるんだぜ。

立ち止まったらいい。
生きてたらどーにでもならぁ。

ただ、甘えるな。
自意識過剰になるな。
そんなに周りはお前の事など見ちゃいない。

「世の中つまんねー」?
お前がつまんねーヤツだからだろ。

「なかなかいい人に出会えなくて」?
お前自身がいい人がどうか考えろよ。

お前がお前に騙されてんだよ。



もしも死ぬ程ツラいんなら逃げちまえ。
やめちまえ。

“I kill”

ゼロを掛ければ何だってたいがいチャラになんのよ。

“I kill”דO”

「生きろ」って読め。




#しんどい君へ



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August 26, 2022

ファイティングポーズ

Twitterで言うたらアタマの悪いアホに絡まれそうなんで。

「そうやって、すぐ上からモノをいう」
って言ってくるヒトに何人も出会ってきた。

オマエが勝手に“下”なだけや。


なんもエラソーなこと言うてへん。
“アタリマエ”の事も出来てへん人間に、
人格問われるような事言われたないがな。

むしろかわいそう。



かかってこいよ。
国語でボコボコにしてやるから。




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August 25, 2022

秋が好き

わりと早めに秋雨前線が幅を利かせて来そうなんだな。
気づけば夜の寝苦しさなどいつぞや感じまい。
高校野球と共に夏は去る。
浜辺から海の家が消える。
例年通りじゃねぇか。
初秋を思えばもはや気もそぞろ。
その声を耳にすることが減っていく。
ツクツクボウシが介錯人だ。

生き方なんてものも気づかぬうちに、
もしや移ろっているのかも知れない。
あり得ないぐらい全力で下手くそに生きて、
いつの間にか死んでいけたら勝ちだろ。(勝ち逃げという)
どんどん遠ざかってんだけども。

「過去」になっていったものなどない。
いまだに“ぜんぶ”生きてるのだから。
俺が生きてるのだから。

進歩してんのか?
後退してんのか?
長く伸びた西陽の影に問うてもな。




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August 17, 2022

代償

サロンパスがえらい早さで減っていく。
最近は出掛けて帰るとだいたいこんなモンだ。
年々日和っていってるのが手に取るようにわかる。

休み前から今日までまさか1つも勝てない、
でも今日久しぶりに見たらテルが打った。
でもそんなことより近江−高松商のほうがよほど見たい。

たとえば2日間3日間のために、
後ろの3日を犠牲にしてる。
そんな非効率で非経済的を、非日常に捧げる。
いつまでもそんな馬鹿でありたい。

あと少しで、ここ20何年かの目標だった日に届く。
そこから先は余生でいいや。




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