久々の更新で2014年の下半期ベストアルバム10です。


10.D'angelo and the Vanguard / Black Messiah
black messiah

初めて購入してみました。ブラックミュージックに元々苦手意識があってまだじわじわきてる途中という感じなのでこの順位で。旧譜も聴いてみたい。(→Youtube)

9. Shellac / Dude Incredible
dude incredible
クラナシプロデュースの件以来久々に旧譜を振り返って聴いていた中リリースされた久々の新譜。年齢にそぐわない怒涛のミニマルハードコア。流石の職人技。(→Youtube)

8. Tops / Picture You Staring
picture you staring
メディアの年ベスでも名前を見かけたローファイドリームポップfromカナダの傑作。セルフプロデュースで拘りの音が心地よいです。2014年のドリームポップはこれだけで十分だった。(→Youtube)

7. 王舟 / Wang
Wang
飾り気なく素朴だが、ただシンプルに良い曲と良い歌が近くで鳴っている。そんな身近な温かさに溢れた一枚。カントリー要素があることもあるがメロディと曲が全てなスタンスはクリストファーの新譜と少し似ている気がする。(→Youtube)

6. Little Daylight / Hello Memory
hello memory
passion pitの多幸感があるわけではなくchvrchesのような華があるわけでもないが、地味に良い、ブルックリン発の少しオルタナティブでアーバンなエレクトロ。(→Youtube)

5. Chimney Sweeper / The Vowel
the vowel
Twitterで知った日本のニューホープ。サウンド的にはミツメ〜USインディという感じだが、まるでスペアザのように万人に扉が開けている。野外で聞くのも気持ち良さそう。(→Youtube)

4. The Ting Tings / Super Critical
super critical

今までトレンドとの相対的な価値によって評価されてきた彼らだが、本作での彼らが今までで一番らしくてカッコいいと思う。2014年最も過小評価された作品と言いたい。(→Youtube)


3. Spoon / They Want My Soul
they want my soul
緻密な知性とロックな野性のバランスが好きなバンドだが本作は前者がやや重め。だがロックを真っ正面に見据えてこれだけ冒険できるのは彼らだけだしそんな彼らの音楽はやっぱりカッコいい。(→Youtube)

2. 椎名林檎 / 日出処
日出処
彼女も大人になったが僕も大人になってしまったなというなんとも言えないノスタルジックな気持ちになった。 最高傑作とは言わないが28歳の僕が今一番聴きたいのはこれ。「ありきたりの女」の詩に全てが集約されてる感。(→Youtube)

1. OGRE YOU ASSHOLE / ペーパークラフト
ペーパークラフト
ミニマルで夢見心地な音は前二作の延長線上だが、思い描くコンセプトに必要なものだけをクレバーに選択して完成させていったかのような過不足のなさ。まだ余裕すら感じるのが恐ろしい!(→Youtube)



もはやベストアルバムしか更新しないブログと化してますね…(笑)