最近聴いて良かった新譜2枚について。

Gramme / Fascination
fascination

99年のPrereleaseなる名盤EP以来のリリースでおよそ15年越しのデビューフルアルバムになります。ダブを取り入れたポストパンクと本能的なグルーヴが超絶かっこよかったPrereleaseに比べればエレクトロ要素が増し若干落ち着いた印象こそありますが、ヒリヒリした緊張感は顕在でとてもかっこいいです。これ生で体感したら無条件でダンシングマシーンになりそう(笑)適度にパワフルな女性Voも聴きやすくて好きだし、ジャケットもアンダーグラウンドな雰囲気ムンムンで◎。bandcampで全曲試聴できます。
(→全曲試聴)



Suuns / Images Du Future
images de futur
カナダはモントリオール出身の4人組バンドの2ndフルアルバムです。浮遊感のあるサイケデリックなガレージサウンドがミニマルに展開し中毒性抜群。Womenあたりのカナディアンガレージからの影響ありそうな気がします。先日ブログにも貼ったKEXPのライブ動画(→過去記事)が超最高だったわけですがその熱量がアルバムからもじわじわ伝わってきてなかなかいい感じ。あちこちでThe Clinicにそっくりとかなんとか言われたりピッチではクソみたいな点数が付いたりしてるみたいですがちょっと意味が分かりません(笑) (Clinic未聴なので似てるかどうかは知らないけど普通にイイじゃない?)