WhiteRabbits

2012 上半期 Best Album (6〜10)


遅くなりましたが上半期ベストアルバムを発表します!

今回はベストとしての選出は10枚のみにして、後で佳作として別に10枚惜しくも漏れた作品を発表しようかなと思ってます。11~20位はそのときの気分によって相当上下してしまうと思われるので今までとは形式を少々変更することにしました。ちなみに数え忘れがなければ分母は42枚です。

興味を持ってもらいやすいように全作にコメントつけていきますが以前に紹介している作品に関してはその時の記事のほぼコピペです(笑)



10. Here We Go Magic / A Different Ship

 
トム・ヨークがパフォーマンスを絶賛したと噂になったHere We Go Magicの新譜。ナイジェルにプロデュースされて端麗に磨き上げられたような本アルバムはHWGM初心者の自分には入りやすかったです。フォークが根底にあって美麗な世界観ではあるのだけれど、一方でどこか変態で気持ち悪い、そんな不思議な魅力を持った音楽。"How Do I Know"は上半期ベストPVに選出。
(→Youtube)

9. Team Me / To the Treetops!
 
キラキラポップ好きの間で新人としては異例の注目を集めたTeam Meの本デビューアルバムは、その期待値の高さゆえに「冗長」と不満の声も上がりましたが、それでもやはり稀有な新人なのは間違いないかなと思います。メロディは申し分ないし、アートワークも含めて一貫された世界観は私的にはかなり好印象。一曲一曲の持っている瞬発力を犠牲にしてコンセプト性を手に入れた感じでしょうか。
(→Youtube)


8. POP ETC / POP etc
 
ご存知の通りMorning BendersPOP ETCに変名した後にリリースされた本作はサーフロック調の前作から一転してエレクトロポップに。音楽的フォーマットがここまで大胆に変わったにもかかわらず、普遍的なメロディとそれを引き立てるようなビートの配置は相変わらずで安心して聴けました。エモーショナルなバンドサウンドを封印してシンプルになった分、曲の良さが引き立った印象。劇的な変化故に彼らの「核」がくっきりと見えてくる、そんなパラドキシカルなアルバムでした。
(→Youtube)

7. King Tuff / King Tuff
 
ローファイポップバンドHappy BirthdayのメンバーKyle Thomasのソロ作。最近のガレージポップにしては珍しく、カラッカラに乾いた音を鳴らします。ネットで「Yuckが一日三食ハンバーガーを食べたらこんな音になるかもしれない…」と始まるレビューを見かけたのですが、「一日三食ハンバーガー」の部分に納得しすぎて笑ってしまいました。意外とアコギやピアノを使用した曲が多いですが、どの曲もしみったれた要素はゼロで頭の中身なんかすっからかんな感じですね(笑)
(→Youtube)

King Tuffに興味あるけどHappy Birthday未聴だよ、って人がいたらまずはこちらからチェックしてみてください。かなり良いです。(リンク先はローファイポップまとめ記事)


6. White Rabbits / Milk Famous

Spoonの4作を過去に手がけたMike McCarthyにプロデュースされた本作。Spoonに比べてビートが強めで多少男臭い嫌いのあるバンド、という私が勝手に持っていたイメージとは裏腹に、刃物のように鋭利で無機質なサウンドで前後左右から乱れうちを仕掛けるような計算高いサウンドプロダクションからはアツさというよりは冷めた知性を感じました。ボーカルも軽く憂いを帯びたような声で『クール』って言葉がすごく似合います。Spoonのロックンロールへの批評的なスタンスに惹かれる自分にはド真ん中な作品でした。
(→Youtube)

White Rabbits


久々な更新で、情報遅めですが、White Rabbitsの新譜です。

前々から気になっていたものの、実は彼らの作品は初購入。

White Rabbits / Milk Famous
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前作はBrit DanielSpoonのGt & Vo)がプロデューサーを務め、今作は過去にSpoonの4作品を手がけたMike McCarthyがプロデュース。

そんなエピソードもありSpoonが引き合いに出されることの多いWhite Rabbitsなわけですが、
ソリッドなロックンロールという点では共通しているものの、ビートの音圧が強めで、ボーカルもちょっと男臭い、もっとアツくてエネルギッシュなバンドっていうのが購入前のイメージでした。(そこがちょっと自分の好みと合わない気がしてた)

しかし今作はそういった熱量やパワフルさとはむしろ無縁の音楽になっていて、個人的には良い意味で予想外。

刃物のように鋭い無機質な
サウンドで前後左右から乱れ打ちを仕掛けるような計算高いサウンドプロダクションからは、熱さというよりはむしろ冷めた知性すら感じたし、Spoonの中でも最も頭脳的な作品、Transferenceに近い印象を受けました。(もっともTransferenceはセルフプロデュースなのでMikeとは無関係なのだけれど)

ボーカルも軽く憂いを帯びたような声で、『クール』っていう言葉がすごく似合う。

Spoonの音楽が持っている、ロックンロールに対する『批評的な性格』に惹かれる自分にはこれはド真ん中でした。

アツさとは真逆の、無機質な冷たさで勝負するソリッドなギターロック。




 
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