December 09, 2008
ヒトラーおじさんは偉人ではないよ。
韓国政府はくだらない検閲は止めるべきだ。
B級アイドルのファン層とネオナチ予備軍は一致しそうだから、件の番組のマーケティング戦略は当たっていたのだろう。
その分だけ余計に性質が悪い。
B級アイドルのファン層とネオナチ予備軍は一致しそうだから、件の番組のマーケティング戦略は当たっていたのだろう。
その分だけ余計に性質が悪い。
November 24, 2008
インドネシア製品をボイコットしよう!
インドネシアで反ポルノ法が成立したそうだ。
基本的人権に対する配慮を全く欠いたこのような法律を成立させるなんて、人類史に対する挑戦だ。
絶対に許してはならない。
基本的人権に対する配慮を全く欠いたこのような法律を成立させるなんて、人類史に対する挑戦だ。
絶対に許してはならない。
November 21, 2008
我王の乱ってあったね。
五来重の『石の宗教』(講談社学術文庫)を読んだ。
小学生の時分、夏休みの自由研究で鶴岡市内の史跡を巡り、庚申塔だの首なし地蔵だのの写真を撮りまくったのを思い出した。
出羽三山の麓に育ったためであろうか、私は山岳信仰っていうのが、なんとなくワカル気がする。山は神秘的だ。とりわけ雪に閉ざされた冬の月山なんて、とっても超越的な空間にちがいないと想像してしまう。羽黒山では、雪がチラつく中、山伏姿のおじさんたちが火の上をぴょんぴょん跳んでいるのだ。そして元旦が近づくと法螺貝を吹きながら家々を巡り、お布施を集めにくる。
何を考えていたのかはよくわからないが、とにかく彼らには宗教者としての風格が備わっている、と子供心に感じていた。サイドビジネスとして、中学・高校で社会科を講じる仏法僧どもに比して、段違いにミステリアスな存在であった。
石の宗教について考えていて、不図気がついたことがある。
手塚治虫の『火の鳥・鳳凰篇』で主人公の我王が石仏師になるのだが、彼が設定上サルタヒコの生まれ変わりであったことを思い出し、ああ、手塚治虫ってやっぱりすごいなあなどと感心してました。
一人で感心していたくもなかったので、周囲の人々に説明しようとしましたが、『火の鳥』を読んでいないようでした。寂しかったです。
全然関係ないですが、そろそろ東南の風が吹く頃なので『レッドクリフ』を観にいきたいと思います。
テロはいけません。
小学生の時分、夏休みの自由研究で鶴岡市内の史跡を巡り、庚申塔だの首なし地蔵だのの写真を撮りまくったのを思い出した。
出羽三山の麓に育ったためであろうか、私は山岳信仰っていうのが、なんとなくワカル気がする。山は神秘的だ。とりわけ雪に閉ざされた冬の月山なんて、とっても超越的な空間にちがいないと想像してしまう。羽黒山では、雪がチラつく中、山伏姿のおじさんたちが火の上をぴょんぴょん跳んでいるのだ。そして元旦が近づくと法螺貝を吹きながら家々を巡り、お布施を集めにくる。
何を考えていたのかはよくわからないが、とにかく彼らには宗教者としての風格が備わっている、と子供心に感じていた。サイドビジネスとして、中学・高校で社会科を講じる仏法僧どもに比して、段違いにミステリアスな存在であった。
石の宗教について考えていて、不図気がついたことがある。
手塚治虫の『火の鳥・鳳凰篇』で主人公の我王が石仏師になるのだが、彼が設定上サルタヒコの生まれ変わりであったことを思い出し、ああ、手塚治虫ってやっぱりすごいなあなどと感心してました。
一人で感心していたくもなかったので、周囲の人々に説明しようとしましたが、『火の鳥』を読んでいないようでした。寂しかったです。
全然関係ないですが、そろそろ東南の風が吹く頃なので『レッドクリフ』を観にいきたいと思います。
テロはいけません。
November 08, 2008
銭撒くのは風流だね。
ご無沙汰しております。
ついに政府がお金をくれるみたいです。
わーい。バンザーイ。
公明党のおかげだねー。
共産党はなにしてるんだろ?
そういや、ツタヤの新作に並んでたので、遅ればせながら、『ぜんぶ、フィデルのせい』を見ました。まあまあだな。千と千尋、みたいなもんだ。
成長するためには、通過儀礼が必要なんですね。
いつもと違う場所に強制連行されて、非日常的なことをやらされる。
そういうイベントがもっと目白押しな社会がいいと思う。
全然関係ないんだけど、左翼が凋落してオタクが跋扈している、というのが前世紀末からの日本の知的状況における基本的な趨勢だと思う。その流れに乗っているのか、国際法学・国際政治学を物語的に消費している学生がとても多い。学問など机上の空論であると割り切って、その虚構性の内に安住している。本人もうすうす気づいてはいるのだが、おっかなくないから、という理由で国際法学・国際政治学を専門にすることにしている。斬れば血が出るような次元で学問と対決してほしい。
最近読んで印象に残ったのは、
河上肇『貧乏物語』(岩波文庫)
ポール・ラファルグ『怠ける権利』(平凡社ライブラリー)
ウルリヒ・ベック『ナショナリズムの超克』(NTT出版)
伊藤正敏『寺社勢力の中世』(ちくま新書)
高浜虚子『俳句はかく解しかく味う』(岩波文庫)
ついに政府がお金をくれるみたいです。
わーい。バンザーイ。
公明党のおかげだねー。
共産党はなにしてるんだろ?
そういや、ツタヤの新作に並んでたので、遅ればせながら、『ぜんぶ、フィデルのせい』を見ました。まあまあだな。千と千尋、みたいなもんだ。
成長するためには、通過儀礼が必要なんですね。
いつもと違う場所に強制連行されて、非日常的なことをやらされる。
そういうイベントがもっと目白押しな社会がいいと思う。
全然関係ないんだけど、左翼が凋落してオタクが跋扈している、というのが前世紀末からの日本の知的状況における基本的な趨勢だと思う。その流れに乗っているのか、国際法学・国際政治学を物語的に消費している学生がとても多い。学問など机上の空論であると割り切って、その虚構性の内に安住している。本人もうすうす気づいてはいるのだが、おっかなくないから、という理由で国際法学・国際政治学を専門にすることにしている。斬れば血が出るような次元で学問と対決してほしい。
最近読んで印象に残ったのは、
河上肇『貧乏物語』(岩波文庫)
ポール・ラファルグ『怠ける権利』(平凡社ライブラリー)
ウルリヒ・ベック『ナショナリズムの超克』(NTT出版)
伊藤正敏『寺社勢力の中世』(ちくま新書)
高浜虚子『俳句はかく解しかく味う』(岩波文庫)
September 26, 2008
改革を止めるな。
小泉元首相が国会を去るそうだ。
出処進退をめぐる、その美学的センスには感心させられる。
麻生が首相になって、ネオナチ政権が誕生した。
安倍内閣よりも右に寄っている印象。
アメリカの大統領選次第で潮目がかわることもあるだろうが、しばらくは積極財政派が影響力を持ちそう。
ろくでもない。
発泡酒は不味いので全然飲んでない。
ビールをあびるほど飲みたいですが、中ジョッキ一杯500円は高いと思います。
財政出動なんてやらなくていいから、政府はお酒に税金をかけるのをやめてほしい。
郵政民営化で郵便局も集荷をするようになったようだ。
だが、再配達の受付窓口が最寄り駅になかったりして感じが悪いし、電話での対応もまだまだ官僚的で話していて不快である。
その点、クロネコヤマトは地域の担当ドライバーに直接アクセスできるので、細かなところで融通が利く。
構造改革のせいで格差が広がった、みたいな話が流布しているけれども、そういう話になると、石破がでてきて「限界集落が・・・」って始めちゃう。
そんなところにカネくばらんでよい。
もっと、銀座や新宿や渋谷や六本木が、楽しい場所となるように政府は施策を講じるべきだ。
小野晋也も議員引退するんだって。びっくり。
出処進退をめぐる、その美学的センスには感心させられる。
麻生が首相になって、ネオナチ政権が誕生した。
安倍内閣よりも右に寄っている印象。
アメリカの大統領選次第で潮目がかわることもあるだろうが、しばらくは積極財政派が影響力を持ちそう。
ろくでもない。
発泡酒は不味いので全然飲んでない。
ビールをあびるほど飲みたいですが、中ジョッキ一杯500円は高いと思います。
財政出動なんてやらなくていいから、政府はお酒に税金をかけるのをやめてほしい。
郵政民営化で郵便局も集荷をするようになったようだ。
だが、再配達の受付窓口が最寄り駅になかったりして感じが悪いし、電話での対応もまだまだ官僚的で話していて不快である。
その点、クロネコヤマトは地域の担当ドライバーに直接アクセスできるので、細かなところで融通が利く。
構造改革のせいで格差が広がった、みたいな話が流布しているけれども、そういう話になると、石破がでてきて「限界集落が・・・」って始めちゃう。
そんなところにカネくばらんでよい。
もっと、銀座や新宿や渋谷や六本木が、楽しい場所となるように政府は施策を講じるべきだ。
小野晋也も議員引退するんだって。びっくり。
June 17, 2008
環境ファシズムに抗して。
狂人と国家と地球とが、人殺しの数を競っている。
鳩山邦夫議員を落選させよう!
ところで、環境主義は「おしまいの人間たち」の<宗教>である。
神奈川県でも、コンビニの深夜営業を規制しようとする動きが出ている。
とんでもない話だ。断固反対すべし。
エコロジーなんかのために、この便利な大都市生活を手放してたまるか!
人類文明というのは「夜」と戦うことによって歴史的に発展してきたのである。
「光」によって「闇」を制することでわれわれの自由は増大してきたのだ。
楽園に住めなくなりそうだから、一度口にしてしまった知恵の実を吐き出そうとするのが昨今の後ろ向き環境ファシズムの流儀である。人間が自由を手放して、サルなみの生活環境に甘んじることで地球に留まろうとしている。
そんな、松平定信みたいなお話にはつきあっていられないんだよ!
そのうち、家庭における夜間の電力消費まで規制するつもりなんじゃないのか?
それにしても、地震は予知できないと諦めているのに、地球温暖化のシミュレーションは信じてしまう人々の知性の乏しさというのはいったいどうしたことなのだろう?彼らは地球環境の危機と同様にハルマゲドンも信じているにちがいない。スーパーにエコバッグを持参することによってどのような救済が得られると環境主義の福音は約束しているのだろう?
環境主義は、人類の進歩・発展を阻害する「おしまいの人間」のための宗教である。
こんな宗教に嵌まると精神の無間地獄に落ちるぞよ。
夜には皆で、火を焚いて、酒を酌み、肉を喰らい、偉大で美しいものを讃えて、歌い、踊り、語り合うのだ。
これぞ、自由だ!
鳩山邦夫議員を落選させよう!
ところで、環境主義は「おしまいの人間たち」の<宗教>である。
神奈川県でも、コンビニの深夜営業を規制しようとする動きが出ている。
とんでもない話だ。断固反対すべし。
エコロジーなんかのために、この便利な大都市生活を手放してたまるか!
人類文明というのは「夜」と戦うことによって歴史的に発展してきたのである。
「光」によって「闇」を制することでわれわれの自由は増大してきたのだ。
楽園に住めなくなりそうだから、一度口にしてしまった知恵の実を吐き出そうとするのが昨今の後ろ向き環境ファシズムの流儀である。人間が自由を手放して、サルなみの生活環境に甘んじることで地球に留まろうとしている。
そんな、松平定信みたいなお話にはつきあっていられないんだよ!
そのうち、家庭における夜間の電力消費まで規制するつもりなんじゃないのか?
それにしても、地震は予知できないと諦めているのに、地球温暖化のシミュレーションは信じてしまう人々の知性の乏しさというのはいったいどうしたことなのだろう?彼らは地球環境の危機と同様にハルマゲドンも信じているにちがいない。スーパーにエコバッグを持参することによってどのような救済が得られると環境主義の福音は約束しているのだろう?
環境主義は、人類の進歩・発展を阻害する「おしまいの人間」のための宗教である。
こんな宗教に嵌まると精神の無間地獄に落ちるぞよ。
夜には皆で、火を焚いて、酒を酌み、肉を喰らい、偉大で美しいものを讃えて、歌い、踊り、語り合うのだ。
これぞ、自由だ!
June 03, 2008
墓穴を埋める作業の必要性。
ネット上の有害情報を審査する「第三者機関」が設置されるという方向で与野党が合意したらしい。
愚劣極まりない。
そんな機関、要らない。
ネット上には、「表現の自由を守る代わりにモラルが低下していくなら本末転倒」などと述べている人もいる。
まさしく、有害情報の典型的事例である。
愚劣極まりない。
そんな機関、要らない。
ネット上には、「表現の自由を守る代わりにモラルが低下していくなら本末転倒」などと述べている人もいる。
まさしく、有害情報の典型的事例である。
May 29, 2008
美徳なき時代のわれら。
私はね、別にいいと思いますよ。
電車の中で髪をとかす女子高生がいても。
あなたの頭髪が私の判例六法の上に落下してきて不愉快ですって、
個人の資格において文句言ってやればいいじゃん。
どうして、その場で自分の正当な権利を主張しないのだろう?
そして、私的な利害関心は、公衆道徳、公共のマナーによって正統化されねばならない、と考えてしまうのはどうしてだろう?
権利のための闘争を仕掛ける「勇気」はどのようにして失われていくのだろう?
『監獄の誕生』を地でいっている人が多すぎる。
まあ、だからこそ、フーコーは偉大なのだが。
自分自身が、彼の偉大さを裏付けるサンプルであり続ける必要もないでしょう。
電車の中で髪をとかす女子高生がいても。
あなたの頭髪が私の判例六法の上に落下してきて不愉快ですって、
個人の資格において文句言ってやればいいじゃん。
どうして、その場で自分の正当な権利を主張しないのだろう?
そして、私的な利害関心は、公衆道徳、公共のマナーによって正統化されねばならない、と考えてしまうのはどうしてだろう?
権利のための闘争を仕掛ける「勇気」はどのようにして失われていくのだろう?
『監獄の誕生』を地でいっている人が多すぎる。
まあ、だからこそ、フーコーは偉大なのだが。
自分自身が、彼の偉大さを裏付けるサンプルであり続ける必要もないでしょう。
May 25, 2008
最近の新書はおもしろい。
新書のトレンドが変わってきている。
ちょっと年月が経ったらゴミになってしまうことが疑いないような新書が毎月毎月じゃんじゃん出版される、という情勢ではなくなってきたように思う。
堂目卓生『アダム・スミス』中公新書
大澤武男『ユダヤ人 最後の楽園』講談社現代新書
大澤真幸『不可能性の時代』岩波新書
なんてのは、まあ、誰が読んでもそれなりに楽しめるんじゃないだろうか?
そんな中、文春新書は「対談本」で仕掛けてきている。
亀山郁夫と佐藤優のロシア談義なんてのも注目に値する企画で、今度読んでみようかと思っている。私が最近読んだのは、辻井喬+上野千鶴子の『ポスト消費社会のゆくえ』(文春新書)。ちょっといただけないこのタイトルはどうせ編集の人が無難な線で考えた結果であろうから、その内容の豊富さに比べて残念な感じがするのも仕方がない。内容はよかった。
ディベロッパーとか都市計画をやる人間が「理念」を持っているということが、街にとってどれほど重要なことであるか、改めて感じた。
石原慎太郎は、後藤新平の墓前で辻井喬の爪の垢を煎じて飲むべきだ。
ちょっと年月が経ったらゴミになってしまうことが疑いないような新書が毎月毎月じゃんじゃん出版される、という情勢ではなくなってきたように思う。
堂目卓生『アダム・スミス』中公新書
大澤武男『ユダヤ人 最後の楽園』講談社現代新書
大澤真幸『不可能性の時代』岩波新書
なんてのは、まあ、誰が読んでもそれなりに楽しめるんじゃないだろうか?
そんな中、文春新書は「対談本」で仕掛けてきている。
亀山郁夫と佐藤優のロシア談義なんてのも注目に値する企画で、今度読んでみようかと思っている。私が最近読んだのは、辻井喬+上野千鶴子の『ポスト消費社会のゆくえ』(文春新書)。ちょっといただけないこのタイトルはどうせ編集の人が無難な線で考えた結果であろうから、その内容の豊富さに比べて残念な感じがするのも仕方がない。内容はよかった。
ディベロッパーとか都市計画をやる人間が「理念」を持っているということが、街にとってどれほど重要なことであるか、改めて感じた。
石原慎太郎は、後藤新平の墓前で辻井喬の爪の垢を煎じて飲むべきだ。
May 15, 2008
久しぶりに、
更新しようとしたら、マシントラブルで長文が消えた。
ブルデューの『結婚戦略』が面白い。
ブルデューの『結婚戦略』が面白い。