マニフレックスとか西川エアーとかのウレタンは、そもそも断熱材|あ・そ

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マニフレックスとか西川エアーとかのウレタンは、そもそも断熱材

この災害と言われている以上気温の影響で、ブレスエアー製品が売れてるらしいですね。
アイリスオーヤマでは、今月末までに購入した人に限り、いつもは30日間のお試し期間が2倍になってますよ。2ヶ月使ったものを返品する人も、そうはいないと思うけど(>_<)

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この熱中夜にウレタンマットレスに直寝してるのは地獄だと思うけど。
ウレタンマットレスって、その上に布団とか、パッドとかしいて使っているのかしら?
テンピュールなどの低反発マットレスは、シーツだけですよね。
あせもが出来そう。

ふと気がついたのですが。
ウレタンって、穴を開けて通気を良くしたとしても、そもそも断熱材なんですよね。
熱が伝わりにくい。つまり、行き場のない体温が溜まる一方・・・。

熱伝導率が空気の次くらいに低い。
そもそもウレタンって建築の断熱素材の用途が多い物なんですよ。

これ ↓ は、あくまで建築資材のウレタンのデータですが・・・

素材    熱伝導率
金       320
鉄       84
ステンレス   16.7~20.9
ガラス    1
水       0.6
ポリエチレン  0.41
ゴム     0.204
*ペルプレン  0.22
羊毛     0.05
グラスウール 00.36~0.05
硬質ウレタン 0.026
空気     0.024

マットレス用に熱伝導率を高めたとしても、建築資材と違ってそう変えられないのでは。
特性なので。

* ペルプレンというのはブレスエアー、エアロキューブの繊維の素材のポリエステル系エラストマーに東洋紡がつけている登録商標のことです。
つまり、ブレスエアーとエアロキューブの素材のこと。
ポリエステル系エラストマーはポリエステルとゴムで出来ていて、両方の性質を受け継いでいます。ゴムは羊毛より熱伝導率が高いですね。

それが網状になっているから、あたたまった空気が出て行ける。
ちなみに、冬はこれをふさぐことで空気を閉じ込めてあたたかくできる。
   例えば温かいシーツとか羊毛製のパッドとかですね。


こういう理由からも、私的にウレタンは寝具に適した素材ではない、と思ってます。
湿度の低いカラッとした気候のイタリア製ウレタンがどんなに立派だろうが、ウレタンはウレタン。
高温多湿の日本の夏には向かない と思うのよね。キリッ!


2018年08月05日| Edit
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