「すい臓がん、余命一年」を生き抜いています

2017年5月、「膵臓癌 ステージ4a、余命良くて一年」を宣告されました。一年経緯した時点で、「考えたこと、悩んだこと、行動したこと」を、同じ病の仲間と家族の皆様へ発信しようと思いたちました。69歳、一日でも長く続けられるよう、自分を励ましています。

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おことわり・・・・ 事実を歪めることなく記述し、独断や偏見に陥らないよう努めていますが、治療方針の選択等においては、ご自身の責任のもとに判断いただきたくようお願いいたします。また、記事・写真・その他の無断転載はお断りします。

腫瘍マーカー(CA19-9)は40%の大幅上昇

【昨日のブログ記事では、癌自体がじわじわと勢力を増している兆候のうち、「腹水と胸水」と「肝臓のカゲ」について書きました】

【今日も引き続き、状況の悪化、ないしはその可能性を示すいくつかの事項について触れたいと思います】



腹腔神経叢への転移の可能性
  • 下痢は2017年6月に抗癌剤治療をはじめて以来、絶えることなく悩まされてきた副作用です。
  • 徹底した検査を経てさまざまな治療を施していただきましたが、症状は未だに続いています。

  • 今も下痢が続いている原因のひとつは、抗癌剤GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)の副作用と考えられます。大鵬薬品発行の小冊子「ABRAXANE」によれば、副作用として下痢が発言する頻度は32%、そのうち重い症状は6%とのことです。

  • 一方で癌の浸潤が進み、大動脈にまで接触するようになりました。主治医によれば、大動脈付近に密集している腹腔神経叢に微少な癌が付着し、下痢を引き起こしている可能性があるとの判断です。
  • この種の微小な癌は、造影CT検査でもPET検査でも見つけ出すのは極めて困難とのことです。

腫瘍マーカー数値の悪化
  • CA19-9は、11月14日の検査で 110.7(カットオフ値 37.0)。前クールと比較して40%の大幅上昇となりました。
  • DUPAN-2およびSPan-1については、11月21日にフィードバックされます。

頻発する腫瘍熱/腫瘍反応熱
  • 癌の勢力拡大に伴うと考えられる「腫瘍熱」、「抗癌剤」と「免疫力」がそれに対抗して発生すると考えあられる「腫瘍反応熱」が、ここのところ頻発するようになってきました。
  • 癌の一方的な攻撃ではなく、最低限でも拮抗する闘いであるよう願っています。

まだまだ続く闘いに必要なもの

今後についての主治医の見方と私の気持ちは概ね一致しています。
  1. GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)投与ををできるだけ長く続ける。
  2. そのために、心身の健康維持に最大限努力する。
  3. 蛋白質と鉄分の摂取に努める。
  4. 冷たい飲み物など下痢を誘発する要因に留意する。
  5. 「動く」「休む」を上手く繰り返す。

限られた命を癌一色に染めない(お休み)

*今も抗がん剤投与が続く私の励みは、みなさんの支えです。「ポチ」は支えのしるしです。
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*私自身は膵臓癌の患者で抗がん剤治療中ですが、記事の内容は膵臓癌固有のものに限られていません。癌と闘うすべての方にご覧いただければ幸いです。


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膵臓癌の治療と副作用に関する過去記事です。ご興味があれば、青字部分をクリックしてください。当該の記事に飛びます。「私の場合」と付記したものは、それぞれの項目について、私自身の実例・実体験を中心にきました。

 診断と治療(私の場合)  (2018年10月 リンク先変更)
* 抗がん剤治療(私の場合) (2018年10月 掲載)
* 副作用(私の場合)  (2018年6月 掲載)
* 副作用(私の場合)  (2018年10月掲載)
* 合併症とその他の疾患 (私の場合) (2018年10月掲載)
* FOLFIRINOX
* FOLFIRINOX(私の場合)
* 有効な抗がん剤
* 他の治療法の検討 (私の場合)
* 生存率

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これまで、そしてこれからの治療方針です。
私の治療シナリオ(これから)(2019年1月掲載)
治療方針をどう決めたか(これまでとこれから)
(2019年1月掲載)
膵臓癌闘病一年半、治療法はひとつだけ(これまで)
(2019年1月掲載)
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癌の勢力拡大と心身の衰弱

【11月7日の造影CT検査の結果、癌自体がじわじわと勢力を増していることが一層明確になりました】

【癌の攻勢への対抗手段はまずは抗癌剤なのですが、FOLFIRINOX 43クール、GnP 9クールを経験する中で、投与に耐える心身状態を維持することも徐々に難しくなってきました】

【癌の勢力拡大と心身の衰弱はさまざまな面に現れています。いくつかについて、状況と思いを書きます】


癌の勢い - 2 年半の推移
  • 癌の大きさは発覚した2017年5月以降、目立った動きを見せませんでした。「若干小さくなった。今は枯れてしまって、殻だけかもしれない」といわれた時期もありましたし、「膵臓癌は血管が入り込んでいないので、死んでいるのか生きているのかの見極めは非常に困難」と指摘されたこともありました。「休火山状態」に近いのかな、と思ったこともあります。
  • 腫瘍マーカー「CA19-9」について振り返れば、2019年2月に14.7、3月に 22.0 でした。「カットオフ値(37.0)」にはまだまだ達していません。

  • 楽観的な見方は通用しませんでした。膵臓癌は、やはりしぶといのです。2019年3月には、はじめて「大きくなった」との指摘を受けました。

  • その後は、じわじわと悪化の兆候を示しています。

悪化の兆候
  • 今回は膵臓癌宣告以来17回目の造影CT検査でした。癌が著しく大きくなったとか、明確な転移が認められたということではないのですが、起きている一つひとつの事象を俯瞰すると、中期的にがんが勢力を増していると認めざるを得ない状況です。

腹水と胸水
  • 腹水については、9月の造影CT検査でも指摘がありました。この時は「肝臓と胆嚢の間にうっすらと腹水が認められる」とのことで、癌との関連性よりも、貧血/浮腫によるものと受けとめていました。
  • 胸水については、これまでに一度だけ「水かもしれない」との画像について議論したことがあります。明確に胸水であるとの結論には至りませんでした。

  • 今回の診療ではがんとの関係が議論されました。主治医の説明は次の通りです
  1. 肝臓の表面/周りにうっすらと水が認められる。
  2. 採取して癌細胞の有無を調べるほどの量はない。
  3. 水が急に増えた場合は、癌細胞に関係するものと考えなければならない。
  4. 胸にも少しだけ水が溜まっている。

肝臓のカゲ
  • 「肝臓で造影剤を入れたところにポツポツとしたカゲが見える。前からあったもので、大きさは変化していない」とのことでした。
  • 私は「初耳」のように思います。さほど深刻な状況でないが故に突っ込んだ話をしていないのであることを願います。次回の診療で会話します。
続きます。

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肝臓のカゲ、腹水 - 心配だらけの造影CT結果

【11月7日の造影CT検査の結果が出ました。全般的にじわじわと悪化の兆候が現れています。将来に向け、心配の種はどんどん増えています】

【だんだんと治療法も限られてくるわけですが、右往左往することなく時間を、つまりは命を、大切に使っていきたいと思います】


増殖と転移の状況
  • 今回は膵臓癌宣告以来17回目の造影CT検査でした。
  • 主治医の総括は次のとおりです。
  1. 前回検査時と比較して変化はない。また明確な転移もない。しかし、傾向(中期的な推移)としてはゆっくりと大きくなっている。
  2. 従前も肝臓表面にうっすらと水が認められた(9月12日検査結果。状況を付記しました)。今回のCT画像でも肝臓周りに少量の水が認められる。
  3. 加えて、胸にも若干の水が認められる(2018年に前の主治医で膵胆内科を専門とする先生に同様の指摘を受けたことがあります。判定しがたいほどの少量とのことでした)。
  4. 肝臓で造影剤を入れたところにポツポツとしたカゲが見える。前からあったもので、大きさは変化していない(私には当件について話をした記憶がないのですが・・)。
  • 総じていえば、GnPは進行を抑えていて、治療効果としては悪くない。

これまでの検査結果

13回目の造影CT検査の結果(2019年2月27日)
  • この検査の結果を受けて、FOLFIRINOX療法を43回で終了しました。この時点でのCA19-9数値は、14.7でした。
  • 2月27日撮影の造影CT画像を見ると、癌が大きくなってきたと言わざるを得ない。
  • これまでの腹腔動脈と脾動脈に巻きついていた(そのために切除不能であった)癌が、更に大動脈にくっつきはじめた。周りの淡い影が大きくなってきた。
  • mFOLFIRINOX最初の4クールで縮小をみせた癌はその後ほぼ同じ大きさを維持したが、経時的に厳密に見れば、少しずつ大きくなっている。
  • 癌が大きくなる中で、腹腔神経を刺激している可能性はある。
  • 転移は認められない。腸の表面にも写っているものはないが、造影CTでも捉えられない微小な癌があって、胃腸の痛みや下痢の原因となっているかもしれない。
16回目の造影CT検査の結果(2019年9月12日)
  • 2017年8月、FOLFIRINOX 1-4クール投与後の画像で若干小さくなり、 2019年2月に若干大きくなったと指摘されました。その間は極めてじわりじわりと成長していました。
  • 今回の結果は、「横ばい」。今のもろもろの環境下では満足すべき結果と受けとめています。
  • 2017年5月2日の最初の造影CT画像の癌の大きさ(長径)は27.58mmでした。上記の推移を経て、2019年9月12日時点での大きさはどうなのか、測っていただきました。結果は29.72mmで、絶対値で 2.14mm、率で7.8% の増加ということになります。ただし、癌の形は変化していて、長球(楕円体)から円球に近い形になったため、体積はもっと増えていると思います。癌としての勢力/攻撃力は径よりも体積に比例するのではないでしょうか。
  • なお、2019年9月時点でのCA19-9数値は、84.5でした。

  • 腹水に関する所見(付記):肝臓と胆嚢の間にうっすらと腹水が認められる。貧血で浮腫症状が酷く、細胞から水分がにじみ出ている可能性がある。

私の気持ち
  • 先行きは厳しいなというのが率直なところです。「命に対する誠実さと家族への責任」をど全うするか、これからの生き方は自分自身の集大成です。暗くなることでは決してありません。

今回の検査結果についてはもう少し追加して書きたいことがあります。続きます。

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プロフィール

life4ever

横浜市在住、69歳。一男一女の父。仕事からは既に退いています。

単に生きるのではなく、いのちに意味があるよう、日々を大切にしたいと思っています。

みなさまのそして私自身の、そのようないのちが、長く続きますように。

Life forever .....

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