「すい臓がん、余命一年」を生き抜いています

2017年5月、「膵臓癌 ステージ4a、余命良くて一年」を宣告されました。一年経緯した時点で、「考えたこと、悩んだこと、行動したこと」を、同じ病の仲間と家族の皆様へ発信しようと思いたちました。69歳、一日でも長く続けられるよう、自分を励ましています。

2018年05月

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おことわり・・・・ 事実を歪めることなく記述し、独断や偏見に陥らないよう努めていますが、治療方針の選択等においては、ご自身の責任のもとに判断いただきたくようお願いいたします。また、記事・写真・その他の無断転載はお断りします。

生存率にめげないで!

10年/5年生存率の発表
  • 2018年3月、新聞各紙に癌の10年/5年生存率が掲載されました。膵臓癌の10年生存率は全症例で5.0%、ステージ4で0.7%、5年生存率はそれぞれ9.3%、1.2%でした。難治性癌と分かってはいても、ショッキングな数字です。膵臓癌は早期発見が困難で、病期が進んだ患者さんが多いので、なおさらです。

理解しておきたいこと
  • 膵臓癌の場合、発見時には切除不能であることが多く、その場合抗癌剤が主要な治療法になります。
  • 現在は、高い治療効果を有する抗癌剤として、「FOLFIRINOX(フォルフィリノックス)」や「ゲムシタビン+ナブパクリタキセル(ジェムザール+アブラキサン)」が普及していますが、健保適用となったのはそれぞれ、2013年末、2014年末です。
  • 一方、今回発表の10年生存率は2001年から2004年に、5年生存率は2007年から2009年に診断治療を行った症例に基づいています。「FOLFIRINOX」や「ゲムシタビン+ナブパクリタキセル」の効果を享受できた患者さんはほとんど含まれていないと考えられます。
  • 詳しくは国立がん研究センター ホームページの2月28日プレスリリースをご参照ください。

めげないで!
  • 10/5年生存率は、あくまでも過去の実績を統計処理した価であり、現在の患者さんが10年ないしは5年後に生存している可能性を合理的に推測している価ではありません。
  • 抗癌剤のみならず、免疫療法や放射線療法を含むあらゆる治療法において、治験や臨床試験の努力が続けられています。遺伝子情報の活用も進むものと期待されます。
  • 過去の数字にめげることなく、医療の進歩を信じ、心身の状況をできるだけ良好に保って、共に生き抜きましょう。

「これまで」と「これから」の思い

この一年間の思い
  • 「膵臓癌、余命良くて一年」を宣告されて一年。この間私の思いは、まずは妻と子、そして満96歳と91歳の両親(ふたりとも要介護3)に対して「何としてもやらなければならないこと」をいかに実行するかに向けられていました。

これからへの思い
  • 「この一年間の思い」については、実現に向け何とか頑張ってきました。
  • 「これから」については、「何としてもやらなければならないこと」に加えて「できる限りやるべきこと」、更には「やりたいこと」へも目を向けていきたいと思います。
  • 生き延びていることを喜びとして受けとめるだけではなく、生き延びている日々をこれまで以上に価値あるものとしていくことが目標です。

ブログへの思い
  • 当ブログへの発信は、「これからへの思い」の具体的なあらわれの柱のひとつです。


これ」かこ

これから」
れこれ

コレクション


これこれ


れこ

余命一年を生き抜きました

はじめまして
  • 本日、ブログ「余命一年を生き抜きました」を開始させていただきます。

膵臓癌の宣告
  • 一年前(2017年5月)、「膵臓癌、ステージ 4a、余命良くて一年」の宣告を受けました。
  • 癌が主要な血管を巻き込んでいて、手術はできない状況。FOLFIRINOX(フォルフィリノックス)という強力な抗癌剤を継続投与することとなりました。

癌との闘い、副作用との闘い
  • 二週間ごとの抗癌剤投与をこれまでに23回終了。「余命良くて一年」と言われた、その一年を生き抜きました。
  • 抗癌剤が効果をもたらしてくれたわけですが、一方でさまざまな副作用にも悩まされました。投与が続くと、毒性が蓄積されることにより副作用は悪化し、当初とは異なった副作用も現れます。
  • 抗癌剤で癌の進行を完全に止めることは困難です。進行に伴って、転移や浸潤、悪液質、糖尿病、血栓など、癌が起因となる、ないしは癌との関連が考えられるさまざまな症状があらわれます。
  • このブログでは、この一年間の治療とその効果、副作用、そして「考えたこと、悩んだこと、行動したこと」を率直に綴ってみたいと思います。


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プロフィール

life4ever

横浜市在住、69歳。一男一女の父。仕事からは既に退いています。

単に生きるのではなく、いのちに意味があるよう、日々を大切にしたいと思っています。

みなさまのそして私自身の、そのようないのちが、長く続きますように。

Life forever .....

ギャラリー
  • 闘病3年、やはり最末期
  • 抗癌剤治療終了1週間、明日はその後最初の診療日
  • 令和元年、副作用の蓄積も進みました
  • 令和元年は厳しい年となりました
  • ありがとうございました(長文です)
  • またも発熱 - 39.1℃、勘弁してほしい
  • 緊急入院8日目、なんとか退院
  • 2日連続の輸血で何とか息を吹き返したい
  • 癌との闘い、「心身のぎりぎり」が問われています