【40回目のmFOLFIRINOX療法後は下痢と胃痛が酷く、飲酒も控える結果となりました。抗癌剤治療を開始してからも、入院中と投与中を除いて欠かさず続けてきたお酒、10日ほどの禁酒は、体感と数値にどのような影響をもたらしたのでしょうか】
飲酒は膵臓癌リスクを増すのか?
*今も抗がん剤投与が続く私の励みは、みなさんの支えです。「ポチ」は支えのしるしです。
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*私自身は膵臓癌の患者で抗がん剤治療中ですが、記事の内容は膵臓癌固有のものに限られていません。癌と闘うすべての方にご覧いただければ幸いです。
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膵臓癌の治療と副作用に関する過去記事です。ご興味があれば、青字部分をクリックしてください。当該の記事に飛びます。「私の場合」と付記したものは、それぞれの項目について、私自身の実例・実体験を中心にきました。
* 診断と治療(私の場合) (2018年10月 リンク先変更)
* 抗がん剤治療(私の場合) (2018年10月 掲載)
* 副作用(私の場合) (2018年6月 掲載)
* 副作用(私の場合) (2018年10月掲載)
* 合併症とその他の疾患 (私の場合) (2018年10月掲載)
* FOLFIRINOX
* FOLFIRINOX(私の場合)
* 有効な抗がん剤
* 他の治療法の検討 (私の場合)
* 生存率
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これまで、そしてこれからの治療方針です。
* 私の治療シナリオ(これから)(2019年1月掲載)
*治療方針をどう決めたか(これまでとこれから)(2019年1月掲載)
*膵臓癌闘病一年半、治療法はひとつだけ(これまで)(2019年1月掲載)
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飲酒は膵臓癌リスクを増すのか?
- 抗癌剤治療中の飲酒について考える前に、飲酒が膵臓癌発病リスクをどの程度増すかについて、再度触れておきたいと思います。
- 2018 年9月5日のブログ記事 としてますが、「膵癌診療ガイドライン」でのエビデンスレベルは 「C、質の低いエビデンス」です。
- 3ドリンク以上でリスク 1.22倍、3ドリンク未満では有意なリスク増加は認められないとのことです。
- 2017年6月に確定診断が通知され、抗癌剤治療が開始されました。主治医(当時は膵胆専門医)には「何を食べても、何を飲んでもよい」と言われました。
- 悪液質を含む急速な痩せを心配してのことだったのかもしれません。短い余命だから・・ということがあったのかとも思います。
- その後も主治医(腫瘍内科)には飲酒の状況をお話していますが、「控えるように」と言われたことはありません。肝臓に良いわけはないのですが、抗癌剤の蓄積毒に比べれば、影響は限定的なのだそうです。
- 元気に働いていたころは、一日 3ドリンク、場合によってはそれ以上飲んでいました。
- 抗癌剤治療を始めても、「飲みたい」との意欲?はあまり変わりませんでした。
- 変化は 30サイクルでイリノテカン(カンプト)の投与と デカドロン(ステロイド剤)の服用を休止してから起きました。1ドリンクで体がアルコールを欲しなくなりました。
- 時点時点の肝機能を示すALT(GPT)は、禁酒の有無による数値の変化はありませんでした。
- 肝臓以外の要因によっても上昇するとされるAST(GOT)は禁酒前増加、禁酒時横ばい。
- 胆汁うっ滞により上昇するγ-GTPとALPは禁酒前上昇、禁酒時やや増。
- ALT以外は、やはりお酒を控えたほうが好ましいように見える数値です。
- ただし、数値上昇にアルコールがどの程度悪影響を及ぼしているのか、飲酒をしていたらさらに悪化していたのか、断定は困難です。
- γ-GTP(基準値上限 79)
- 988 ⇒ 1270 ⇒ 1379
- ALP(基準値上限 338)
- 912 ⇒ 1137 ⇒ 1284
- AST (GOT)(基準値上限 40)
- 34 ⇒ 48 ⇒ 47
- ALT (GPT)(基準値上限 45)
- 43 ⇒ 41 ⇒ 42
- 飲酒が気持ちを楽にしたり、食欲を増すことには変わりがありません。数値をにらみながら、気をつけながら、お酒も楽しむ生活をしばらくは続けることとしたいと思います。
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*膵臓癌闘病一年半、治療法はひとつだけ(これまで)(2019年1月掲載)
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