【昨日、私にとって「標準治療」の現実的な意味は、まずは「保険診療」の対象であることにあると書きました】

【また、私が治療法を選択する際に基準としてきたことの多くは、「標準治療(
国が根幹を整備し、全国に展開する医療制度)」によって支えられていることについても確認しました】


仕組みとしての「標準治療」は合理的
  • 治療法選択の基準として6項目を整理し、できるだけ沿ったものとしたいと考えてきました。これらを実現するうえで大きな力となっているものは「標準治療」です。
  • 「標準治療」の仕組みの中で各々の治療法の効果性や安全性が検証/確保されます。全国のさまざまな医療機関で等質の診療がなされ、関係者による情報/経験の提供と集積、相互刺激も可能となります。また、必要な人に必要な医療が提供されるよう「保険診療」の仕組みが整えられています。
  • 総じて、「標準治療」はあるべき医療の姿として合理的なものと思います。

不足は補う
  • どんな仕組みにも「不足」な部分はあります。仕組み全体として(考え方/概念として)改革が必要なこと、仕組みを支える制度や組織で不十分な部分、仕組みに関わる「人」の資質/技能、そして姿勢やコミュニケーションにおいて問題な点があることは事実なのでしょう。
  • より具体的で切実な問題としては、諸外国で可能な治療の日本での展開が遅くなりがちとお聞きすることもあります。
  • たくさんの「問題」は各論で詰めて前進させるべきで、「それだから標準治療では解決しないのだ」と叫ぶだけでは、私たち自身、得られるものも得られないということになるのではないでしょうか。「対案なくして反対なし」と思います。国立がん研究センターやパンキャン・ジャパンの活動へ参画された方の事例もお聞きします。私たち患者/家族を代表していただいた部分も多いと思います。ありがたいことです。
  • 一方で、「標準治療」では不足だからこれに「〇〇療法」を加えて治療することについては、効果についても副作用についても標準治療に準ずる検証が行われていないのですから、慎重に進める必要があることは理解できます。少なくとも、現場の医師にこの判断と実施を迫るのは酷に過ぎると思います。

「標準治療」についての続き
  • ここ何回か「標準治療」について書いてきました。大変大きなテーマで、まだまだ書き切れていません。
  • 「先進医療」「臨床試験/治験」については、「標準治療」と関係する部分があり、感じていることもあります。
  • 私の「基準」の中で、特に「節度」に関する部分はどうしても舌足らずで、少し補足させていただきたいとも思っています。
  • 「標準治療と〇〇療法の併用」について最小限の思いを書き留めておくことも考えています。十分慎重に・・です。

  • 以上を含むいくつかの点については、引き続き少しずつ記事とさせていただきたいと思います。

明日は、2週間ぶりの診療日、検査と問診に問題がなければ GnP第8クールが始まります。


限られた命を癌一色に染めない(お休み)


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膵臓癌の治療と副作用に関する過去記事です。ご興味があれば、青字部分をクリックしてください。当該の記事に飛びます。「私の場合」と付記したものは、それぞれの項目について、私自身の実例・実体験を中心にきました。

 診断と治療(私の場合)  (2018年10月 リンク先変更)
* 抗がん剤治療(私の場合) (2018年10月 掲載)
* 副作用(私の場合)  (2018年6月 掲載)
* 副作用(私の場合)  (2018年10月掲載)
* 合併症とその他の疾患 (私の場合) (2018年10月掲載)
* FOLFIRINOX
* FOLFIRINOX(私の場合)
* 有効な抗がん剤
* 他の治療法の検討 (私の場合)
* 生存率

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これまで、そしてこれからの治療方針です。
私の治療シナリオ(これから)(2019年1月掲載)
治療方針をどう決めたか(これまでとこれから)
(2019年1月掲載)
膵臓癌闘病一年半、治療法はひとつだけ(これまで)
(2019年1月掲載)
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