【時に「先進的」な〇〇療法が脚光を浴びることがあっても、膵臓癌の生存率の低さに顕著な変化を見いだすまでには至っていないというのが、現時点の医学/医療についての率直な評価ではないでしょうか】

【誰しもが「より長い、より納得できる命」を望む中で、それを妨げるものには「原発癌/転移癌」に加えて「副作用」「合併症」、そしてそれらに「老」も絡んだ「衰弱/フレイル」があります。「悪液質」や「多臓器不全」が命への脅威となっている例は私の周囲でも多く見受けます



「フレイル」と「Frail」 - 判定基準
  • 日本老年医学会が提唱している「フレイル」では、指標として次のものを挙げています
  1. 体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少
  2. 疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる
  3. 歩行速度の低下
  4. 握力の低下
  5. 身体活動量の低下
  • 日本臨床腫瘍研究グループ/JCOG(国立がん研究センターが支援してます)が使っている「Frail」の場合は次のとおりです。
  1. 食事量の減少 - 過去三か月間(0-2点、大きい値ほど良い状態、以下同じ)
  2. 体重の減少 - 過去三か月間(0-3)
  3. 自力歩行(0-2)
  4. 神経・精神的問題の有無(0-2)
  5. BMI値(0-3)
  6. 一日に4種類以上の処方薬を飲んでいるか(0-1)
  7. 同年齢の人と比べた自分の健康状態(0-2)
  8. 年齢(0-2)

できる対策は?
  • 「フレイル」は(回復可能な)変化に、「Frail」 は(不可逆的な)状態に焦点を当ててるようです。
  • 私自身としては、「癌治療を長く続ける」「衰弱に陥らないよう踏ん張る」という自然な願いに従って対策を考え実行していきたいと思います。

「フレイル」「Frail」「衰弱」との闘いは、癌との闘いにほかなりません。自分自身の日々の努力と医療チームとの緊密な連携が重要と思います。

続きます。



限られた命を癌一色に染めない(お休み)

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*私自身は膵臓癌の患者で抗がん剤治療中ですが、記事の内容は膵臓癌固有のものに限られていません。癌と闘うすべての方にご覧いただければ幸いです。


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膵臓癌の治療と副作用に関する過去記事です。ご興味があれば、青字部分をクリックしてください。当該の記事に飛びます。「私の場合」と付記したものは、それぞれの項目について、私自身の実例・実体験を中心にきました。

 診断と治療(私の場合)  (2018年10月 リンク先変更)
* 抗がん剤治療(私の場合) (2018年10月 掲載)
* 副作用(私の場合)  (2018年6月 掲載)
* 副作用(私の場合)  (2018年10月掲載)
* 合併症とその他の疾患 (私の場合) (2018年10月掲載)
* FOLFIRINOX
* FOLFIRINOX(私の場合)
* 有効な抗がん剤
* 他の治療法の検討 (私の場合)
* 生存率

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これまで、そしてこれからの治療方針です。
私の治療シナリオ(これから)(2019年1月掲載)
治療方針をどう決めたか(これまでとこれから)
(2019年1月掲載)
膵臓癌闘病一年半、治療法はひとつだけ(これまで)
(2019年1月掲載)
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