【2017年6月より、FOLFIRINOX ⇒ GnP と投与を重ねてきました。GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)の「3投1休」が困難となった今、次の抗癌剤治療をどのように行うか、難しい判断を迫られています】

【抗癌剤選択にあったって、まずは私の身体状況の再確認が必要と思い、昨日の記事としました。本日は、抗癌剤の要件、そして具体的な選択肢の順に整理していきたいと思います】


次の抗癌剤の要件
  • 「3週連続投与、その後1週休薬」しているGnPは、2週連続投与でも深刻な骨髄抑制やヘモグロビン量減少をもたらすようになっています。「GnP 3投1休」の継続はもはや選択肢にありません。
  • 一方で、膵臓癌に効果が認められている抗癌剤には限りがあります。明確な「耐性」が認められるまでは、副作用/蓄積毒性に留意しつつ、投与中の抗癌剤をできるだけ継続すべきではないかと思います。
  • 他の抗癌剤を選択する場合でも、著しい骨髄抑制やヘモグロビン量減少を招かないよう薬剤の組み合わせや量、投与スケジュールを慎重に調整する必要があります。

  • なお、ヘモグロビン量減少に対する最後の切り札として献血血(赤血球)輸血をはじめましたが、今のところ効果は三か月弱しか持続しません。輸血は三か月程度を目安に計画的に実施いただくことが必要のようです。

GnPの次はGnP?
  • こうして考えてみると現状は、GnPに明確に「耐性」がついたというわけではなく、このまま継続したのでは身体がもたない(「許容しがたい毒性の発現」が認められる)ために、抗癌剤の変更を検討しているということです。
  • 抗癌剤を変更しても、身体に悪影響を与えない投与法について十分検討しなければなりません。

  • だとすれば、「GnPの次はGnP」もあり得ると考えました。FOLFIRINOX投与時も、効果と副作用/蓄積毒性を比較しつつ、全薬剤⇒オキサリプラチン抜き⇒オキサリプラチン/イリノテカン抜きと、柔軟に変更してきたのですから、GnPについても合理的な変更を加えつつ投与を継続するのは有力な選択肢です。
  • 主治医からも「門前払い」的な反応はなく、「1投1休」と「2投2休」との比較もしていただきました。1週のみの投薬で必要な薬剤濃度が保てるか、2週ごとに投与と休薬を繰り返す方法で深刻な悪影響を招かないかなどがポイントとなりました。

今回の結論
  • 結論は「1投1休」。GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)を継続して、1週おきに投与することとしました。「な〜んだ」という感じかもしれませんが、自分自身が納得いくまで検討すればこそ、選択/投与の結果については心静かに粛々と受けとめることができるものと思います。

  • この方法を軸にしばらく試行錯誤したいと思います。うまくいかなければ、「ゲムシタビン単剤」ないしは「S-1単剤」に移行するしかありません。フルオロウラシル(フッ化ピリミジン)系からしばらく離れていますので、「S-1単剤」が先なのかもしれません。

限られた命を癌一色に染めない(お休み)

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膵臓癌の治療と副作用に関する過去記事です。ご興味があれば、青字部分をクリックしてください。当該の記事に飛びます。「私の場合」と付記したものは、それぞれの項目について、私自身の実例・実体験を中心にきました。

 診断と治療(私の場合)  (2018年10月 リンク先変更)
* 抗がん剤治療(私の場合) (2018年10月 掲載)
* 副作用(私の場合)  (2018年6月 掲載)
* 副作用(私の場合)  (2018年10月掲載)
* 合併症とその他の疾患 (私の場合) (2018年10月掲載)
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これまで、そしてこれからの治療方針です。
私の治療シナリオ(これから)(2019年1月掲載)
治療方針をどう決めたか(これまでとこれから)
(2019年1月掲載)
膵臓癌闘病一年半、治療法はひとつだけ(これまで)
(2019年1月掲載)
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