【2020年2月13日、抗癌剤投与(「標準治療」)を卒業してはじめての診療日でした。2月8日の造影CT検査の結果が出ていて、現状確認と今後についての判断のベースとなりました】

【発行日:2020年2月15日(通常版第12号)
【最終診療日:2020年2月13日、腫瘍内科外来】
【最終投与日:2020年1月23日、GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)第11クール/第3週目、結果的にはこれがGnP最終投与となりそうです。なお、2017年6月より2019年2月まで、mFOLFIRINOX療法を43クール実施しました】



闘病3年、やはり最末期
  • 2017年5月に「膵頭部癌。手術不能。抗癌剤治療で完治はせず、目的は延命。余命良くて一年間。」の宣告を受けてから、3年近くが経ちました。
  • 2020年2月13日の主治医判断では、最末期であることは間違いなく、それを前提とした治療(ケア)と生活について真剣に考えるべき段階とのことです。腹水の増加に加え、肝臓に新たな影が現れたこと、発熱と痛みなどがその根拠です。
  • 大きな流れについては理解もし納得もしましたが、各論になると主治医と見解を100%一緒にするということではありませんので、かなりの時間にわたり意見の交換をしました。丁寧に対応いただいたことには感謝しております。

闘病とは、治療のことを言うのではなく、時間の使い方であり、結局は「命の使い方」を言うのである
  • 宣告を受けてすぐ、次のように考えていました。ブログをはじめたのは2018年5月で、下の記事ははじめてすぐ、6月に掲載したものです。「心についてのあれこれ  その1」です。基本的な考え方には今も変わりがありません。残された命に意味と価値を吹き込む・・これからの課題です。
  • 私のがんは切除不能と判断されていて、基本的に完治はなく治療は延命が目的と言われています。すい臓がんの場合、多くの患者さんが同様の状況に置かれているものと思われます。この状況にあって、少しでも効果の高い治療を求めて可能な限りの努力を続けるという考え方もあります。人が生への執着を持ち続けるのは当然のことです。私は、少し違います。そうした努力によって仮に余命が一年から一年半に延びたとしても、一年半の期間のほとんどが特別の治療法や名医探し、治療のための準備や待機、そして治療そのものに費やされるのでは、そうした生活に真の意味を見出すことは困難と思います。
  • 宣告時(満67歳)に「余命、良くて一年」と言われました。健康であれば20年近く生きられるものとすれば、私が期待できる生存期間はその5%ということになります。すぐに、「生存期間」X(掛ける)「生きる意味や価値」を、平均寿命を全うする場合と同じにしたいと思いました。滑稽な考え方であり表現ではありますが、生きることの稠密度を20倍にする必要があります。

限られた命を癌一色に染めない
  • ここのところ、ブルックナーの合唱曲を聴いています。モテット、シンプルで心にしみます。
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*私自身は膵臓癌の患者で抗がん剤治療中ですが、記事の内容は膵臓癌固有のものに限られていません。癌と闘うすべての方にご覧いただければ幸いです。


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膵臓癌の治療と副作用に関する過去記事です。ご興味があれば、青字部分をクリックしてください。当該の記事に飛びます。「私の場合」と付記したものは、それぞれの項目について、私自身の実例・実体験を中心にきました。

 診断と治療(私の場合)  (2018年10月 リンク先変更)
* 抗がん剤治療(私の場合) (2018年10月 掲載)
* 副作用(私の場合)  (2018年6月 掲載)
* 副作用(私の場合)  (2018年10月掲載)
* 合併症とその他の疾患 (私の場合) (2018年10月掲載)
* FOLFIRINOX
* FOLFIRINOX(私の場合)
* 有効な抗がん剤
* 他の治療法の検討 (私の場合)
* 生存率

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これまで、そしてこれからの治療方針です。
私の治療シナリオ(これから)(2019年1月掲載)
治療方針をどう決めたか(これまでとこれから)
(2019年1月掲載)
膵臓癌闘病一年半、治療法はひとつだけ(これまで)
(2019年1月掲載)
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