October 03, 2009

「大人の快楽」

今夜はミナミのワッハホールにて、お客さんである大人の鍼灸師H氏主催のイベントに行ってきた。
会場で、ウチのお客さん3名と出会った。
なるほどと納得する面々であった。
そのイベントのタイトルが「大人の快楽」だったのである。

演者は、快楽亭ブラック、月亭可朝、ナオユキの御三方。
ブラック師匠の『マラ無し芳一」は安定感抜群で、芳一の目が見えない生真面目なキャラクター、怪談ならではの細かな演出、古典の落語をじっくり聞いてみたいなあと初めて思えた。当たり前の話で師匠には失礼きわまりないのだが、落語家なんだなあと思った。
可朝師匠は久しぶりにみたのだが、女性ファンの多いこと!
ちょっとアイドル的な存在であった。
そして、何と言っても今日の収穫はナオユキさんである。
ナオユキさんは漫談の人なのだが、彼の漫談はとてもブルージーだ。
照明を落とした西成辺りの小さなライブハウスで、何か一杯飲みながらみているかの様な錯覚に陥る。
また、上手い人の落語を聞いているように、映像を喚起する話をする。
漫談というよりも、彼のそれは音楽だ。

打ち上げの席で、たまたまナオユキさんの前に座ったので、一緒に行ったジブンのマネージメントが苦手な会計士M氏と楽しい時間を過ごした。また機会があればナオユキさんのライブに行ってみようと思う。

なかなかに楽しい一夜であった。
主催のHさん、お疲れさまです!




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September 03, 2009

呼ばれて飛び出て

ジャジャジャジャーン。

やっと、ブログを書ける状態になったので、とりあえず書いてみよう。

今日のお昼に、久しぶりにインド人のおじいちゃんが来てくれた。
訊いてみれば、この4ヶ月ドバイに行ってたとのこと。
あちらにも会社と自宅を持っていて、行ったり来たりの生活らしい。

最近のドバイの状況や、ドバイタワーの話などをしていると、

『マスター、ドバイで日本食レストランしたらいいね。儲かるよ。鉄板焼きなんて、1人だいたい400ダラーからね。日本はまだ安いよ。』

おっと、コレは面白そうな話ではないか。
だいたい、本だしのみそ汁に、おひたし、焼き魚位しかやった事の無い和食のスキルで400ダラーもとっていいのか?ん?待てよ。鉄板焼き?なるほど、外人さんには取っ付き易い日本発の料理ではあるが、それを和食って言われると何か抵抗を感じるなあ。そしたら、とんかつや、ハヤシライスや、トルコライスなんて所も和食になるのか。トルコって言うてるのに?!

瞬時にいろんなことを思いながら、聞いていると、

『ドバイでやるなら、私に言ってくれたらいいよ。でも、野菜置いてね。』

(彼はベジタリアンなので、ウチでは野菜しか食べないのだ。)
人生初めてのスカウトである。
ドラフト一位指名である。

その結果、ドバイ支店を出すべく、ライフは、醤油や味噌も解禁します!
今夜は、タイのあら炊きと、牛筋の煮込みをつくってみた。
いやあ、なかなか醤油って難しいわさ。

今夜は、Tei Towaの Taste of Youでいっときましょ。


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July 10, 2009

『音楽は自由にする』

坂本龍一氏の本のタイトルである。
これまでの人生を振り返った自伝的な内容なのだが、彼がそんな本を出すなんてという意外性と、強烈な興味で買ってきたものだ。まあ、教授も年をとったという事だろう。

これがまた盛り上がる!

今ちょうど79年のワールドツアーから、パブリックプレッシャー発売のくだりである。
わからない人は置いてきぼりを食らわせたままいくので、お許しいただきたい。

このツアーの後YMOは一気にメジャーになるのだが、それは東京の話。
大阪では、まだまだマニアックな存在だった。
今でも、お客さんでたまに『当時YMO好きでした』ってな人がいるのだが、それがちょっとカミングアウトっぽいニュアンスを帯びているのだ。それ位、ある意味では大阪ではマイナーだった。

パブリックプレッシャーも、いいアルバムだったなあ。
再生ライブで『中国女』をやったときは、もはや発狂寸前だった。

一回吐いとかないと先へすすめない感じだったもので、ちょっと吐き出してみた。
ホントはものすごく書きたい事が山のようにあったのだが、ちょっと落ち着いた。

ではまた読書に戻ろう。
嗚呼、今夜は眠れるだろうか。

今夜はその次のアルバムで、スネークマンショウが参加したMULTIPLIESから、あのSOUL TRAIN出演の際にも演奏した『TIGHTEN UP』をBGMでどうぞ!





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July 09, 2009

七夕

が終わってしまった。あらら、今年も半分終わったってことか。
早いねえ。

で、七夕の前日七月六日に降る雨を『洗車雨』と言うらしい。
織姫を迎えに行くために牽牛が車を洗う時に落ちる水が雨になって落ちるらしい。

今も昔も一緒なのね。
牽牛ったら、いいところ見せたかったのね。

でもこのネーミング、今ならコッパズカシクてなかなかできない感じだ。
ここで言う車はきっと牛車か何かだから、憧れる感は強かっただろう。
そもそも、こんな細かい暦は、ご隠居の目を盗んで昼から一杯やっている八兵衛には必要のない代物だ。
歌を詠んだりする様な、やんごとなき御方の風流な遊びだったのかもしれない。

星を見ながらここまでのストーリーを考えるなんて、何てステキな妄想力!

俺もまだまだ青いぜえ。









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July 06, 2009

子供の頃から

色んな事を空想するのが好きだった。
その為に最適な場所があった。

寝屋川の実家の二階の子供部屋の窓の下。
中学校近くの、鉄塔が見える土手。
京都の御薗橋近くの鴨川河川敷。
府立植物園。
京見峠。
中でも最適だったのは、母方の実家である出雲大社の裏山を越えた日本海。
この辺りは岩の切り立った磯で、村のある湾から二つほど岬を越えていった所にいい具合に平たい岩があって、その上に寝っ転がりながら色んなことを頭の中にめぐらせていた。

何を思っていたのかはすっかり忘れてしまったが、大人になった今も、俺は自分の店で同じことをやっている。
お客さんがいないときでも、お客さんと話しているときでも、俺の頭の中は勝手に空想している。

携帯電話を携帯するという癖がない。
休日に散歩するときも、頭の中はフル回転で空想しているかホントに空っぽになっている。
ああ、あれおもしろいなあ。
これ良い構図やなあ。
ええ匂いやなあ。

で、家に帰って寝ると覚えているかどうかに限らず、夢を見る。
もう、一日中俺は空想の中にいる。

現実と空想の世界は対立するものではなくて、ある部分は共有しているものなのだと思う。
政治の話なんて、まさにそうだ。
一人一人の想像力が問われる。
テレビや、新聞の、なんと貧困なことか。
『オトナ』を変に意識した、『大きな子供達』の発言のなんと貧しいことか。

子供でいいじゃないか。
わからないことがたくさんあっていいじゃないか。
エロくていいじゃないか。

みんな仲がいい方がいいに決まってる。
みんな食べていける方がいいに決まってる。
皆でアホな話が出来る方がいいに決まってる。

携帯を捨てよ。
街に出よう。

今日のBGMは、はっぴいえんどの『夏なんです』でいきましょ。




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July 05, 2009

この二日、三日

どうも体調が宜しくない。
酒も控えていたのだが。

最近、なんとはなく自分の人生が折り返した事をぼんやり考えている。
現在の平均寿命まで自分が生きるとしての話だ。
きっかけは、清志郎の死。
彼は58だった。
坂本龍一と組んだ、『いけないルージュマジック』が、俺が見た最初の清志郎だった。
俺の世界がドンドン大きくなっていって、色んな事を無邪気に吸収していた頃、彼はイケイケドンドンの年だった。
そのころの『大人』たちが死んでいくんだなあと思った。

自分の年なんて、自分一人じゃ意識出来ない。
久しぶりにあった友人の腹が部長さんだったり、子供が大きくなっていたりすることで「ああ、俺もそんな年なのか」と思う位だ。

そんな事をぼんやり頭に浮かべていると、俺の中で、いらないものがドンドンそぎ落ちてきている事に気がついた。
これからの俺に必要なものは、音楽と、酒と、店だ。
それ以外は、どうでもいい。

俺の仕事は、ホントに良い仕事だと思う。
来てくれるお客さんは、みんなオフなんだ。
オフの人に交じっている俺も、半ばオフだ。
それをキープする事が俺のオンだ。
みんな良い人だ。
仕事の中では嫌なこともあるだろうに、みんな良い人だ。
俺は、仕事の中で嫌な事ってほとんどないんだよ。
楽しい話をして、酒を飲んだ後に片つ”けなければならないことぐらいだ。

音楽も大事だ。
良い音楽は、色んな事を感じさせる。
あれも言語みたいなもので、良いものは色あせない。

酒場には、そのすべてが詰まっている。

貧乏人も金持ちも、日本人もアフリカ人も、いろんな人の、色んな話が聞きたいなあ。

体調不良で店を休んでいたのだが、明日から店を開けよう。

いま、オッサンとして静かに前向きだ。

今夜のBGMは、The Doobie Brothersの『What a Fool Believes」で。



   


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June 29, 2009

We Are The World

の映像を久しぶりに見た。
MTV全盛の頃よく目にした映像だ。

当時、既にひねくれ具合全開だった私は、この偽善くささがたまらなく嫌だった。
でも、同時にアメリカの何かが持つエネルギーみたいなものも感じていた。

このあと、UKでも同じ動きが起こり、アフリカの貧困をなんとかしようとBAND AIDが結成されて、Stingや、U2のBonoなんかも参加する。

俺は何か悲しかった。
アフリカを貧困の状態のまま置いて来たのは、あんたらだろうと思った。
その事に触れないままでは、説得力が無いよ。

それからしばらくして、日本でも同じ様なコンサートがあった事をご存知だろうか。
あれはたしか1985年。国連が定めた、国際青年年という薄ぼんやりした年だった。そのキャンペーンソングは、佐野元春のYang Bloods。その国際青年年に乗っかって、東京代々木の国立競技場で行われたコンサートで、ALL TOGETHER NOW!!って名前のイベントだった様に思う。コチラもまた薄ぼんやりとしている。

ただ、YMOが出演するので、聴かないわけにいかない。(FMで放送されていた。)加藤和彦や、鈴木茂も加わって、松任谷由実のバックバンドをやってみたり(これが、あからさまにやっつけ感のある演奏)していたのだが、SEOUL MUSICは秀逸だった。聴いていて良かったと思った。

非常にいい加減に意味の無い感じにいっておくと、何かの元に人が集まるということが終わりを迎えるときだった様に思う。全員が共有するという事が、今ほど遠い所に無かった時代。
私は、ノスタルジーに浸っている訳では無い。
個人的には、今の方が良い。
だってねえ。ひねくれていたからねえ。わたしは。

マイケルの死をきっかけに見たWe Are The Worldから思い出した事をつらつらと書いてみましたとさ。

こんやのBGMは、YMOのSEOUL MUSICで。



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June 24, 2009

この間、聖地に巡礼して来た。

私のブログによく登場する、新町のバーである。

愉快なベーシストM氏を誘って、二人で行った。いつになく、俺は多弁だった。
のべつまくなしにしゃべっていた気がする。
マスターのO氏も良い感じだった。矢沢永吉が身にしみる夜だった。
矢沢なんて、あそこでしか聴かない。
不思議だ。
身にしみた。

矢沢は、きっと演歌なのだ。琴線に触れるのだ。
津軽海峡冬景色や、八代亜紀の『雨雨降れ降れもっと降れ』も同じ感じなのだ。
そういった演歌は、民謡をベースにしたこぶしをまわしたり、技術的に統一されたものを感じる。
一度、モンゴルの国立音楽学校で、演歌の様な節回しや、テンポの歌をやっているのを見て驚いたことがあるが、その辺にルーツがあるのかもしれない。

矢沢もその辺に共通するものがあるのかもしれないが、カレの音楽には、無駄が無い。シンプルだ。
必要なものしか無い。それを音楽的に説明することが出来ると思うのだが、俺にはその力量が無い。
聴いていてそう感じるだけだ。

そんな事を感じるのも聖地の聖なる力のたまものだ。
家で聴いた事が無いし、聴こうと思った事すらない。

店って所は不思議だ。
M氏も楽しんでくれた様で、何よりである。

40を越えて、ドンドン勝手になっていく。
困ったものだ。

まあ、ええやろ。

ほな、股!

今夜は、原田芳雄の『横浜 ホンキー トンク ブルース』でいきましょ。


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May 22, 2009

今夜は

ホントに暇だった。
ホントにキレイに暇だった。

お客さんに、何か面白い話無いんですかとふる位暇だった。
ウダウダとした時間を過ごして、早くに店を閉めた。

で、長男を誘って餃子ビールへ。
ひさびさである。
長男はコーラで、俺はビールで餃子をつまんだ。
あいかわらず、ママはからんからんと音を立てて冷凍餃子を鉄板に広げて焼いてくれていた。

色んな話を一方的にしながら、ふと、
ココはその辺のバーよりもバーらしいなあと感じた。
一人で来て、ビールや酎ハイを飲んで餃子なんぞをつまみながらさっと帰る。

長男は夜中に出歩くことにテンションが上がっている様で、
ジャンプを読みながら静かに燃えていた。

そんな長男を見ていると俺も盛り上がって来て、このままファミレスに流れて、お代わりフリーのコーヒーとポテトフライで朝を迎えられそうなテンションになってきた。
中学生、高校生の頃、近所のロイヤルホストに夜な夜な集合しては、大して話すことも無いのにコーヒーとポテトフライだけで、朝を迎えていた時期があった。腹が減ったら、『すぐ戻ってくるから』と、店員に言い残して通り向いのなか卯で牛丼を食って戻って来たりしていた。でないとコーヒー代が新たにかかるからである。また、コーヒーはお代わりフリーだとうたっておきながら、3杯目からは呼ばれない限りお代わりを勧めに来ないということも発見した。我々は、店員の名札をチェックして、3杯目以降は名前で呼ぶと言う技を身につけて、3杯目の壁を突破したものであった。朝までコーヒーを飲み倒しているとフレッシュや砂糖がきれてくるのだが、それも店員さんを名指しして持って来てもらったりしていた。

訳も無く楽しかった。
理由も無く、帰りたくなかった。

アララ、ウッカリ息子もそんなお年頃なのね。
なんだか、嬉し恥ずかしな夜であった。

思う様に行けば良い。
俺がお前のケツは持ってやる。

今夜のB.G.Mは、EARTH WIND & FIREの、SEPTEMBERでお願いします。

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May 18, 2009

まいどまいど。

昨日は暇すぎて早々に閉店したのだが、金曜日と今夜は、ワイワイと盛り上がった夜になった。
みんなマスクもしていなければ、他人の言葉を借りて話すことも無い正しい人達だった。

関西で、急激に豚インフルエンザが広まりを見せているらしい。

しかし、厚労省をはじめマスコミからは、何ら具体的な情報が出て来ない。
感染した高校生はまるで犯罪者扱いだ。
わざと不安にしたいのか、その意図がはっきりしない。
通常の季節性のインフルエンザが流行しても、ここまでマスクをして外出する人の割合は高くなかった。
今のところ、それよりも低い致死率の豚インフルエンザにたいして、異様な防御態勢だ。

このところ、昼と夜の気温差が大きい。
ウチの子供達も、最近二人揃って風邪らしい症状で発熱した。
その時、頭をよぎったのはひょっとして豚インフルエンザじゃあないのかという思いだった。
経過を心配したのだが、いつもの風邪同様に済んでしまった。

でもあれは、豚インフルエンザだったかもしれない。
今回の大阪や神戸の例は、そんな程度の話だったはずだ。
簡易検査によって陽性反応がでたことが事の始まりだったのだが、町医者レベルでは簡易検査キットが入手困難になっているという話がある。

大阪、寝屋川の高校や、横浜の高校には、何故当人を隔離しないのかといったものから、バカやろうと罵倒する電話もあったらしい。

何が不安なんだ。
この冬の、いつものインフルエンザの時にも、彼らは同じ行動に出るのか。
今のままいけば年間でいえば、交通事故の方が死者数は多いのだが、それには何もしないのか。
何で車を規制しないんだとは言わないのか。

もはや論理ではない。
ただの日頃の不満のはけ口を探しているだけかもしれないし、
マスコミの言うことを基本的に信じていて、社会正義だという安易な『善意』でそうしたのかもしれないが、
どちらにしても大きなことではない。

彼らの行動は批判されるべきだ。厚労省やマスコミはもっと批判されるべきだ。
何故こんなにも情報が伝わらないのか。
それが引っかかっている。

ちょっとネットで調べてみれば良い。
色んな情報は転がっている。

安易に乗っかるとろくなことは無い。

今夜のB.G.Mは、THE BLUE HEARTSの、『チェインギャング』で。


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