『3億円事件の起きた地で』~所長のぶろぐ~

東京都府中市にある、「ライフケア整体研究所」所長のブログ。 施術録や趣味についても書いていきます。

おかげさまでここのところ忙しく、ブログの更新ができない状況になってきました。
そこで、日々の施術により注力するために、今回配信を停止する事に致しました。
これまでお付き合いして頂いた方々、誠にありがとうございました。

ここの所、東京はかなり冷え込んできました。
それに加えて雨の日が多く、夏もそうでしたが年間降水量はすごい事になっているのではないかと思います。
かなり体調を崩しやすい環境になっていますので、皆様どうかご注意下さいませ。

さて、今回は、内臓の痛みからくる背中の痛みについて書いていきます。
『内臓の痛みが肩や背中や腰に出てくる』健康系のTV番組や雑誌なんかでもたまに見かけるこれ。
なんとなく理解しずらい気がしますが、これは事実です。
専門用語では関連痛と言い、簡単に言ってしまうと、脳が勘違いしてそこに痛みを感じるという事です。
もう少し詳しく掘り下げてみましょう。
痛みというものを認識しているのは、脳です。脳がなければいくら激しい損傷が起きていても痛みを感じません。意識もないので当然といえば当然ですが、これはつまり、脳が勘違いすれば実際に異常がない部分に痛みを感じる事がありえるという事ですね。
内臓に不調が起きると、その痛みの情報は神経を伝ってまず脊髄に行きます。
しかし脊髄には内臓以外からの神経も接続されており、その中でも情報量としては皮膚からのものが圧倒的に多いため、その内臓から来た痛みの信号を、脳は皮膚からのものだと誤認識してしまいます。
これが関連痛のメカニズムです。

ですので、内臓の不調で背中や肩や腰が痛くなるというというのは事実なのですが、もちろん全てがそうなわけではありません。内臓以外から信号が来ている事ももちろんあるからです。

そこで困ってしまうのがその見分け方。
ただの肩こりや腰痛かもしれないのに、出るたび毎回病院に行くというのもなかなか生活的に難しいものですよね。
脳が勘違いしているのですから、痛みの強弱の感じ方で見分けるというのも難しいでしょう。知識もなしに思い込みで判断するのは危険です。

そこで、一つ目安にしてみるといい事をお伝えします。
それは、動かすと痛いのか、安静にしていても痛いのかという事です。
痛みの信号そのものは確実に発されている(例外として精神的なものを除く)のですから、それを感じるタイミングで見分けるという方法ですね。

寝ている時などは痛くないが、動かすと痛いならば内臓以外からの信号の可能性が高いです。筋肉や骨は運動器ですので、その名の通り動かした時に痛みが強く出ます。

ベッドで横になって安静になっていても痛いのならば、内臓から来ている可能性があります。内臓は絶えず働いているので、強弱の差はあれど安静にしていても常に痛みの信号を出しているからです。もし動かして痛くなるほど変性が進んでいるのであれば、もっと重篤な障害が出るはずですので、見分ける以前にもう病院に行くしかない状態になってしまっているはずです。

他にも見分ける方法がいろいろあるのですが専門的になりすぎてしまうので、一般の方は上記の方法で簡易的に見分けてみると生活に役立つかと思います。

体が冷えると内臓にも負担がかかり、それ由来の不調が出てくる事が多くなってきます。最近来所されるクライアント様の中にもこの内臓から来ていると考えられる痛みを訴える方がちらほらみられるようになってきました。

体を冷やさないように気を付けて生活していきましょう(*´▽`*)

ここのところ、東京は急激に冷え込む日が増えてまいりました。
秋になり、冬の兆しが少しずつ見え始めています。

さて、これからの時季に気を付けて頂きたいのが、体の冷え。
『冷えは万病のもと』という言葉もあるくらい、体の冷えというのは健康に多大な悪影響を及ぼします。過去に痛めた部分がまた痛くなってきたり、持病が悪化するのもこの時季である事が多いです。
これはなぜかを考えていきましょう。

恒温動物である人間の基本体温は35~37℃。少々の個人差はありますが、36℃前後で最も体がその全機能を効率よく発揮できるようにできています。そのため、人間の体は常にこの体温を保つようにできています。

まず、エネルギー消費という事について考えてみます。エアコンで冷房と暖房ではどちらがより電力を消費するでしょうか。
答え暖房ですね。既に持っている熱を発散して下げるよりも、新しく熱を作り出す方が、物理現象としてより多くのエネルギーを必要とします。
エネルギーを多く使うという事は、それだけ体にも代謝による負担がかかってくるわけです。
スキーなんかのウインタースポーツをやったあとにものすごく疲れるのは、単純に運動によるものだけでなくこういう側面もあるという事ですね。

次に、冷えてしまった場合の体の反応。
人間にとって、体温が直接生命に関わってくるのは体の内部です。もし体が冷えてしまい、全体が充分に温められない状況になった時、体は内部に熱を集中させようとします。内臓機能が落ちてしまえば直接命に関わってくるので、その為の機能ですね。命は保たれますが、手足など体の外側はそのぶん機能が落ちてしまい、筋肉や関節が硬くなってしまうので、体のポテンシャルは全体的に低下します。昔痛めた部分が痛くなってきたり、暖かい時季にはなかったいろんな不調が出てきたりするのはこの為ですね。
また、冷えるという生命に直結する環境はこれ以外にも様々な強い防御反応を引き起こします。
短期的に強い代謝機能の変化が起きるので、寒い風呂場でいきなり熱い湯につかって血圧の急激な変化で亡くなってしまわれる方がいたり、この時季にケガや病気をして重症化してしまう方が多いのもこの為です。

最期に、体に強い反応が起きるという事は、精神にも影響が出るという事でもあります。
寒い時に暖かい時より元気な人というのはあまりいないと思います。厳しい環境の時に活発に動かないようにして消費エネルギーを抑えるという働きは優れた機能なのですが、激しく反応が起きる状態が続き、これを暖かくなる時季までずっと引っ張ってしまい、周りとのギャップにより生活に支障が出るとまずいですよね。
春先に自殺が多いとよく聞きますが、こういった側面もあるのではないかと私は思っています。

冷えるのは体によくない。という事は漠然とみんな持っている意識だとは思います。
しかし、掘り下げて考えてみると本当に注意したほうがいいという事がよく分かってきます。
長く健康に元気に生きていく為に、体を冷やさないという事を改めて意識してみてはいかがでしょうか。

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