サンドロ・ボッティチェリ

March 01, 2007

サンドロ・ボッティチェリ

Sandro BOTTICELLI_03

The Virgin and Child with the Young St. John the Baptist 1495〜1500 
Madonna(聖母) カテリーナ・スフォルツァ(Caterina Sforza)

 

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The Virgin and Child with Two Angels 1493

 

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 The Crucifiction with the Penitent Magdalene and an Angel 1500年頃  

精彩さがないといわれる時代のサンドロ・ボッティチェリの作品です。
 
1492年に、パトロンであったフィレンツェの支配者、ロレンツォ・デ・メディチが亡くなります。ボッティチェリは、反メディチの修道僧サヴォナローラを支持しますが、1498年には彼も焚刑に処せられます。
 
あらゆる芸術を保護していたメディチ家が衰退し、ダ・ヴィンチらは去っていくのですが、ボッティチェリただ一人、フィレンツェにとどまったのです。ナポリ戦争からイタリア戦争と、社会的不安な情勢で、芸術の冬時代が襲います。
 
フィレンツェにとどまって、困窮していく画家は、ボッティチェリだけではなかったことでしょう。
 
1作目は、「聖母子と聖ヨハネ」(パラティーナ美術館)ですが、「ヴィーナスの誕生」、「春(ラ・プリマベーラ)」のような、ボッティチェリ独特の優美な描き方ではなく、宗教画として描かれています。ただし、薔薇の花をご覧ください。「春」同様に、図像学がここから表現されているのではないでしょうか。この聖母はイタリアの女傑カテリーナがモデルとされています。
 
2作目は、「聖母子と二天使」」(シカゴ美術館,マックス&レオラ・エプスティーンコレクション)です。聖母子のうしろで、軽やかに伸びやかに、しなやか肢体で踊る二天使。修道僧サヴォナローラの治世がはじまった頃でしょうか。落ち着いた色彩です。
 
3作目は、「十字架の死−懺悔するマグダラのマリアと天使」(フォッグ美術館)です。サヴォナローラが処刑されたあとの作品。このあと、「ヴァージニア」、「ルクレツィア」、「誹謗」、「神秘の降誕」と続きます。
 
サンドロ・ボッティチェリ関連記事はこちら
 
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聖母子と四天使に六聖者 / 聖アウグスティヌスの展望(視野)
キリストの墓 / 聖ヨハネの首をはこぶサロメ
聖イグナチオの心臓の摘出
サンドロ・ボッティチェリ  Sandro Botticelli
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モーセ の 試練/聖シクストゥス2世像
ナスタジオ・デリ・オネスティの物語
聖ゼノビウス伝からの四つの場面
ヴァージニア/ルクレティア/誹謗
サンドロ・ボッティチェリ 聖母子
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「聖ジェローム (聖ヒエロニムス) の最後の晩餐」
「薔薇園のマリア」、「書物の聖母」、「聖母子」、「聖母子と聖ヨハネ」
サンドロ・ボッティチェリ Virgin and Child  聖母子(トンド スタイル)
「ボッティチェリ 模写 ヴィーナスの誕生」1859年 モロー
「ヴィーナスと三人の小さきもの」 サンドロ・ボッティチェリ
「ヴィーナスとマルス」1483年 サンドロ・ボッティチェリ
ボッティチェリ 至福の花々 (サンドロ・ボッティチェッリ)
ヴィーナスの誕生 / ( アフロディテ・アナデュオメネ by アペレス)
酔い 果実酒の寓話 / 聖母子と八天使
ヴィーナス / ウェヌス(ヴィーナス)・プディーカ
春(ラ・プリマベーラ)/ ミネルヴァ(パラス)とケンタウロス
眠る幼子キリストを崇拝する聖母 1490年頃
Sandro Botticelli サンドロ・ボッティチェッリ 
ここではカテリーナ・スフォルツァの肖像画や聖母子なども紹介されています。 
Sandro Botticelli サンドロ・ボッティチェッリ 三連画
こういう作品もあったんですね。
キリストの変容,側翼の聖ヒエロニムスと聖アウグスティヌス
「Sandro Botticelli ボッティチェッリ」
受胎告知ほか
サンドロ・ボッティチェッリ 受胎告知
受胎告知の作品6枚。上記の記事「受胎告知」の作品とは別です。
Sandro Botticelli's Rose ボッティチェッリの薔薇 ヴィーナスの誕生の庭へ
薔薇のお花のご紹介

Sandro Botticelli



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