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プロレスラーの蝶野正洋さんは、40代の時に2人のお子さんに恵まれ、以来、子育てを趣味に、仕事もプライベートも充実した生活を過ごされています。そんな蝶野さんに、子育てについて伺いました。

――プロレス流の家事手伝い
できるだけ家事をしていますよ。洗い物もするし、哺乳瓶を消毒したり、たまにご飯をつくったりもします。プロレスラーって意外に家事が得意なんです。というのは、プロレスの世界で新人は掃除・洗濯・食事から教わりますからね。最初の1年間くらいは、プロレスの練習ではなく、先輩達の身の回りの世話が中心の生活でした。米の研ぎ方や洗濯物の畳み方を細かく注意されましたね。何のためにこの世界に入ったんだろうって思いました(笑)。まさかそれが将来、赤ちゃんの世話に役立つとは思ってなかったです(笑)。なので、家事は苦ではないですね。ゴミ出しも自分の担当です。
また、子どもの夜泣きには2人体制で交代しながら対応して、どちらか一方が寝られるようにしています。そうしないと体がもちませんから。

――2人目が生まれると、1人目は我慢を覚える
2人目が生まれると、お兄ちゃんは我慢することが多くなってきます。今まで独り占めしていた両親も、妹に譲ることも多くなります。我慢することは社会に出てからも勉強するけれども、その前に家庭内で学べるということはとてもいいことだと思います。
少しずつ、人に迷惑をかけないことと、我慢しなければいけないという、自分の感情をコントロールすることを教えています。しょっちゅう泣いていますよ(笑)。
「もう、パパと遊ばない!」なんて言って、すぐふてくされて泣きますが、すぐに仲直りすることは心がけています。怒っている瞬間は本人は興奮しているので、少し時間を置いて落ち着いてきてから、笑わせたりして、機嫌を直してやります。大人もそうですけど、子どももそのまま怒らせていると、一日中引きずるんですよね。ご褒美あげたりあやして遊んだりすると、忘れて、ほかのことに興味がいきますからね。夫婦喧嘩もそうだけど、やっぱり引きずっちゃだめですよね。時間が経てば経つほど変に引きずることもあるし。

――40歳を越えての高齢出産
実は30代の頃、子作りにチャレンジはしていたんですが、なかなかできなくて、半ば諦めていたんです。だけど40代になり、家内がやっぱりチャレンジしようと言って。
妊娠中、足がむくむなどの症状がでてきたときは、自分が仕事柄、ある程度簡単な知識はありますから、むくみを取るマッサージをしたりしました。また、血圧が高くなったりする妊娠中毒症を防ぐため、出産前から食事療法をしたり、早めの入院を考えたりと、かなり気を遣っていましたね。若い人たちに比べ、高齢での出産は母体に様々な負担がかかります。妊娠・出産を機に糖の排出機能が低下し、糖尿病になるケースもあるので、それが一番怖かったです。
でも無事生まれると、すぐに家内は2人目を考えていたようです(笑)。
――プロレスと子育ては同じ?
プロレスの仕事と子育ては、人間というものを学ぶ、という意味で同じですよね。結局はどちらも人と人の関係ですから。あと、子どもができてから、人の成長に対して「待つ」ことができるようになりましたね。プロレスで、若い選手がなかなか成長しなくてはがゆくてしかたない時、それが怒りにもなったりしていました。
ちょうどそういう時期に子どもができて、成長することを待つ大切さを学びましたね。ただ、子どもは大人に比べて成長の速度がはやいですよね。
自分なんて、夫婦で上手くやっていく秘訣がわかるのに15年かかりましたからね(笑)。


蝶野正洋さんプロフィール
1984年、新日本プロレス入門。同年10月5日、越谷市民体育館における武藤敬司戦でデビュー。87年3月に海外遠征に出発。89年10月に帰国後91年8月、第1回G1クライマックスに優勝し大躍進を遂げる。G1は前人未到のV5を達成し、92年8月には第75代NWAヘビー級王座を奪取。96年にはnWoジャパンを設立して一大ムーブメントを起こし、その後、TEAM2000を結成するなど、いまなお絶対的な存在感を放っている。現在はリング上に限らず、CM、テレビ番組に多数出演するなど幅広い活動を見せている。 1999年12月にはマルティーナ夫人と二人三脚のブランド「ARISTRIST(アリストトリスト)」を設立。デザインコンセプトはブラックを基調とし、「ストリート・フォーマル・ファッション」をキーワードにアパレル以外にもサングラスから靴までトータルデザインを手掛けている。また、国際結婚をしたマルティーナ夫人(ドイツ出身)との間には、長男・正独君、長女・正欧美ちゃんの2人の子供がおり、子育てが趣味の一つになっている。


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オフィシャルブログ 『蝶野王国』