nininbaori-sugasan and zissya-sugasan※直前記事からの続き・・・

結論です。

私たちの日常(仕事に従事している日々)には、仕事関連以外の時間はあまりありません。

ですから、日常の中で、人間として生きる本質的な意味「個人と全体(社会)が表裏一体となって進歩、成長、進化し続けること」を確実に追究していこうとするなら、少ない時間の仕事関連時間外でするよりも、多い時間の仕事関連時間でするほうが確実であり、中でもそのコアタイムとなる仕事そのもので希求していくことが現実的なのです


business skill up image 14 presentation management


なにせ日常における仕事関連以外の時間は僅かです。その僅かな時間くらいは癒されたいものです。まったりとしたいものです。それが人情です。

その僅かな時間を利用して、仕事で疲れ切った身体に鞭打って、自らを鍛え、成長しようとするほど人間は立派ではありません。もちろん中にはそういう奇特な方もいらっしゃるのでしょうが、私を含めて大半の方々はそうではありませんでしょう。

また男女共同参画社会の実現に向けて、子を持つ既婚男性はもっと家事・育児の時間を増やしていかなくてはなりません。

内閣府男女共同参画局が行った「社会生活基本調査」の最新データ(平成28年調査)によりますと、共働き世帯の妻の育児・家事時間が平均6時間10分であるのに対し、夫が1時間24分と低迷しています。

共働き世帯の妻の就労形態がフルタイムに限ってのデータではなく、あくまでも共働き世帯全体の平均となっていますが、また仕事の勤務日と休日の別のないデータではありますが、それらを無視して荒っぽく計算すると、真の男女共同参画社会、ジェンダー平等を実現していくためには、少なくとも誤差である4時間46分(6時間10分-1時間24分)を埋めていかなくてはなりません。

単純計算すると子を持つ既婚男性は、現状にプラスして、あと2時間23分の育児と家事をやっていかなくてはならないのです。つまり1日当たりの育児・家事時間は3時間47分ということになります。


housework 01 man


フルタイム勤務が7時間以上であることを前提に考えた場合、仕事関連時間は少なく見積もって11時間(起床から身支度、通勤に加え、労働時間、休憩時間、退勤から帰宅、シャワーの時間の合計)となります。睡眠時間を6時間とるなら残された時間は7時間です。その7時間のうちの3時間47分が育児と家事に割かれることとなれば、残りは3時間程度となります。しかも残業をしない、飲みにもいかない、遊ばないという前提で、割と大らかに計算しての残り3時間です。

その3時間くらいはテレビを観たり、好きな音楽を聞いたり、漫画を読んだり、ラインをしたり、ボーっとしたりしていたいのではありませんか。大らかな計算での3時間は、ときに2時間、1時間、いや数十分くらいの時間になりますでしょうから。

例え3時間だとしても、そこから、個人と全体(社会)が表裏一体となってよりよく進歩、成長、進化していくことに向けた活動に時間を割く気になるでしょうか。割いたとして、1日当たり、その時間はどれほどのものとなるのでしょうか。そしてそれを続けていけるでしょうか。

日常が無理なら非日常でという考え方もあるでしょう。しかし休日は、日常的な家事では間に合わない諸々を片付けなければなりません。また子供の年齢にもよりますが、休日にどこかに連れて行ってやったり、或いは習いごとの発表会や試合にも付き添ったり、応援に行ったりしなくてはなりません。それはそれで結構忙しいのです。

休日が明ければ、更に忙しい日常が待っています。果たして休日の隙間時間を狙って、個人と全体(社会)が表裏一体となってよりよく進歩、成長、進化していく活動を、どれだけできるのでしょうか。


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ましてや家庭や家族のことがらについは、個人と家族が表裏一体となることはできますが、家族の枠組みを超えて全体と表裏一体となるには、あまり向いていないシチュエーションと言えるでしょう。

そこにいくと仕事は、正に個人と全体(社会)が表裏一体となってよりよくなり続けていく活動そのものです。向いているもいないもなく、ど真ん中、どストライクの活動なのです。


このようにして消去法で考えていくと、個人と全体(社会)が表裏一体となってよりよくなり続けていく活動に限っては、私たちが日常で展開している仕事、具体的には業務そのものを通じて行っていくのが最も自然で、最も確実、最も効果的な方法ということになります。

個人と全体(仲間、職場、組織、会社、社会)が表裏一体となりながら、仕事を通じて昨日より今日、今日より明日とよりよくなっていってください。

もちろん、やり方を教わったからといって、一朝一夕に成長は適いません。慣れと成長は違います。似て非なるものです。慣れはエネルギーの省力化であり、成長は能力限界の拡大です。然るに成長には紆余曲折、葛藤がつきものです。

しかし容易ならざる道のりであるからこそ、成長が適った時の喜びは一入です。そしてやればできるのだという自らを信じる力が湧いてくるのです。これ自信です。

また容易ならざる道を進んで成長を叶えるのですから、人間としても磨かれていくわけで、そのことによって子どもによい背中を示すことにもなりますし、だから親としての自信も増幅していくのです。


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単に業務に慣れるだけではなく、単に専門知識をつけるだけではなく、自分の仕事が周囲にいる人々を通じてどのように社会全体(世の中)をよりよくしていくことができるのかについて遠謀深慮、意気に感じ、理想に向かって大胆不敵の挑戦を繰り返していってください。

その先に、人間として生きる意味に沿った真実の充実感、充足感、幸福感があるでしょう。

必ずしも歴史に名を残す必要はありません。必ず表彰状を獲得しなければならないということもありません。規模は小さくても結構。レベルも足元を固めるところから始めればよし。

しかし重要は、成長を止めないことです。それが肝心です。

個人と全体が表裏一体となって成長し続けること。それが大事なのです。

なぜなら現状維持は退歩なのです。成長に向けてあがき、奮戦していかない限り、人間は堕落していってしまうのです。


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仕事は生活の糧を得ながら人間性を高めるツールです。そして職場はその道場です。

仕事を通じて成長しましょう。仕事を通じて人間そのものを磨きましょう。



1,800年代末から1,900年代のアメリカ経済を支えたモルガン商会を、一代で巨大財閥にした大立者として知られるJ・P・モルガンが次のような言葉を残しています。

「どこかに辿りつきたいと欲するならば、今いるところにはとどまらないことを決心しなければならない」

最近ちょっとマンネリ気味というかたは決心し、決断してください。「今いるところにはとどまらない」と。人間として輝きのある、あなたの人生のために。即ち、あなたとあなたの周囲の人々のために。そして大げさに言うなら、周囲の人の関係者をあまねくたどっていく先にある社会のために。


[ 完 ]


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