0023 スガ釣り淡路島グレGET     0024 ショルダー/あり方の考察~淡路丸山グレ


☆1.あり方の考察 「(2)成果希求の公式は万能=真理」からの続き


さて「やり方」や「環境」を偏重する傾向にある昨今ですが、どうしてそのようなことになったのか、そしてその延長線上でどのようなマイナスがあるのかについて考えてみましょう。

「やり方」は技術=テクノロジーです。ですから「(前提が整えば)誰でもができる」のです。特別な人間の、特別な才能、感性に依拠してできたり、できなかったりするのでは技術とは呼べません。前提条件を踏まえて定められた正攻法を忠実に実行すれば「誰でもができる」というものでなくてはいけません。

成果が速く、強く求められる現代においては、判りやすく、手っ取り早く成果向上を図るために「忠実に行えば、誰でもができる」という技術、つまり「やり方」に傾倒するのは当然の心情かも知れません。

しかしながら、そこで得られる成果は一時的なものであり持続しません。その成果はすぐに矮小化します。「やり方」に傾倒とは、つまりそれ一辺倒で成果を出そうとすることであり、つまりは小手先の対処となるからです。

人間は弱くて、情けなくて、だらしなくて、放っておけば低い方へと転がって行きやすい、どうしようもない生命体です。だから放っておいたらダメなのです。構ってやらないといけないのです。つまり人間はこの意味で「愛すべき存在」であるということです。

もし人間が気高く、崇高で、勤勉で、任せておけば放っておいてもどんどんとより良い成果を積み重ね続け、留まるところを知らずに発展し続けていける素晴らしい生命体であるなら、人類史の中に戦争の二文字が消えてなくならない現実に説明がつきません。

「あり方」に焦点が当てられず、「やり方」にばかり焦点を当てても、その「やり方」を実践するのは人間。弱くて、情けなくて、だらしないのです。教えられた「やり方」をおっかなびっくり腰が引けたような状態で実行するのです。そしてその「やり方」に慣れ、少し成果が見て取れるようになると、ほどなくして慣れが度を越し手を抜くようになり、惰性で動くようになります。マンネリ化です。当然、成果は低迷します。するとまた手っ取り早く違う「やり方」を求め、またその新しい「やり方」をおっかなびっくり実行。その後少し慣れて成果が認められるようになると、ほどなくしてたちまちマンネリ化。成果は低迷。このようにどんどんと新しい「やり方」を求め、しかし、何ひとつ決定打になること無く、延々とこのサイクルを繰り返していくのです。

ところが、「あり方」に焦点が当てられ、これが練られた人は違います。ひとつの「やり方」を伝授すれば、それを創意工夫して発展させ、自らいくつものより良い「やり方」をつくり上げ、整理整頓、体系化し、活用していくのです。

「環境」にしても同様です。「あり方」に焦点が当てられていない人々に対して環境整備をしてやっても、整備された居心地の好い環境に甘んじ、その分、楽をしこそすれ、決して、それ以上の環境を実現すべく自らが労をとるようなことはありません。そのくせ、なにかの不具合が生じると、すぐに環境のせいにします。「会社が××してくれなかったから」とか、「職場の空気がそういう空気じゃなかったから」とか、「そういう仕組や決め事が無かったから」とか。それらは、あり方が整っていない環境依存タイプ特有の言い訳です。

しかし「あり方」に焦点が当てられ、これが練られた人は違います。こういう人に「環境」整備をしてあげると、その環境を自らの創意工夫とアプローチにより、更により良い環境へと進化、発展させていくのです。

「あり方」に焦点が当てられ、これが練られた人は「やり方」「環境」をも自ら工夫、改善していくのです。

「あり方」「やり方」「環境」の三つのファクターは掛け算によって「成果」をもたらしますので、「あり方」が整っている人の「成果」は、そうでない人の「成果」と比べて、格段に優れたものになりますし、一時的にではなく、多少の紆余曲折はあっても、長い目でみると継続的に成果向上を実現していきます。

然るに「あり方」を整えることは非常に重要なのです。


 
☆1.あり方の考察 「(4)社員教育のベースは “ あり方 ” の伝承」へ続く
※ 岡崎信用金庫調査月報への寄稿「人を財と為す」を加筆編集



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