0031 スガ釣り志摩チヌGET 0032 ショルダー/あり方の考察~志摩秘密のポイントでチヌ


☆1.あり方の考察 「(6)“ あり方 ” 喪失に拍車がかかる現代人」からの続き


あるべき姿をありありと思い描き、それを実現するために力強くこだわり続けること。それが「あり方」です。「あり方」が強靭化した人は、理に適わない誤魔化しや諦めを嫌います。なにせあるべき姿に並々ならぬエネルギーをもってこだわっているのです。随処に主となって、紆余曲折しながらも「やり方」「環境」を創意工夫、改善改良し続けます。

当然、その「あり方」の土台では何をもって “是” とするか “非” とするかの確かな価値観や道徳観が重要になってきます。そうでなければ、人類の存続繁栄に反して、間違った方向に強いこだわりを持って突き進む我利我利亡者やパラノイアが増え、世の中を益々荒廃させることとなります。この意味では今後の学校教育で、家庭内教育で、社会教育で、価値観教育や道徳教育の重要性はかつてない程に高まってくるでしょう。


さて戦後しばらくの日本には、先述の通り鮮明な「あり方」が存在していました。しかし団塊の世代から、団塊ジュニアの世代、その狭間と後遺症にさいなまれた世代を通じて、「あり方」が見失われ「やり方」「環境」にばかり気をとられる社会になってしまいました。
 
そろそろこの辺で「あり方」を取り戻さねばならないのです。もちろん正しい価値観や道徳観に基づいた「あり方」を。

ではその教育を、一体、誰がどこで行わなければならないのでしょうか。一度、社会に出てしまった人々を、もう一度学校教育に戻すには相当の社会負担、個人負担が強いられます。リカレント教育社会の実現はまだまだ遠そうです。今すぐという訳にはいかないでしょう。

家庭教育はどうでしょう。多少の期待はできるかも知れませんが、そこに主眼をおいた教育は望み薄です。男女共同参画社会、女性活躍社会の推進により、既に標準化した核家族化に加え両親が子供に関わる時間やエネルギーは益々少なくなっていくでしょうから。

ならば塾か。はたまた通信教育か。それらは知育としては有効かもしれませんが、「あり方」を練り上げようとするような教育には向きません。

となると、答えは一つしかありません。仕事を通じて先輩が、上司が、職場が、会社が実践=教育していかなくてはならないということです。

皆さんの会社では企業理念や会社方針、社是・社訓、マインドブック等を通じて「あり方」の理想像を提示しています。大概の場合、教科書は用意してあるのです。それを活用し、教育を実践するのは社員の皆さん自身でありもちろん経営者の皆さん自身でもあります。皆さんは皆さん自身に、同僚に、後輩や部下にどのようにそれを実施していますか。


人間個人としての「あり方」は、本人が困難に直面しながらトライ&エラーを繰り返し、本を読んだり、師と仰ぐ人から助言を貰ったりしながら葛藤、その中で一つまたひとつと覚悟を決め、練り上げていくものです。

組織で働く人々の共通の「あり方」は、協働する者たちが困難に直面しながらトライ&エラーを繰り返し、企業理念やマインドブックにヒントを求めたり、仲間同士或いは先輩や上司から助言を貰ったり議論をしたりしながら仮説と検証を繰り返しつつ練り上げていくべきものです。

まず用件や「やり方」について会話をする場から一時離れて、「あり方」について語る場を設けるところから始めましょう。
 


☆1.あり方の考察 ( 完 )
※ 岡崎信用金庫調査月報への寄稿「人を財と為す」を加筆編集



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