☆4.成長七則 「(6)第七の要件 ・・・ “ やってみる ” 」からの続き


偶発的なものではなく、恒常的な成長のためには成長七則「読む」「書く」「見る」「聞く」「話す」「考える」「やってみる」が欠かせません。

これらをバランス良く行うか、バランスに自信が無い場合は、順序なんてどうでも良いから圧倒的行動量で行うのです。そうすれば、向き、不向きと言った適性を超越して、どんなことでも必ず身に付けることができるとされています。

私の場合は、バランスに自信が無いので圧倒的行動量で行うことにしていますが、私の経験も踏まえ、そして成長を繰り返して行く人々との交流から、身に付けるために要する期間は3~6ヶ月程度であると推定されます。

もちろん、身に付けようとする内容やレベルによっては、この限りではありませんが、私たちが日常の中で身に付けたいと願う技術や感性の一般的レベル(上級者、達人、ベテランの域ではないということ)であれば、成長七則に従って圧倒的行動量で実践して行けば3ヶ月もあればコツが飲み込めるようになり、遅くとも半年くらいでは意識しなくてもある程度のことはできるようになっている、つまり身に付いているものです。当然、もっと短い期間で身に付くことも多々あります。

巷に「なかなかできるようにならない」「習得が難しい」などの声をよく耳にしますが、成長七則に照らし合わせて考えてみれば、何が不足或いは弱いのかにすぐ気づくでしょう。もしかしたら、全体的に行動量が不足している場合もあるかも知れません。どちらにせよ、そこで何をすれば良いのかが明確になります。

上達や成長を困難と捉えている人々に、是非この観点でヒントを提供してみて下さい。活路を見出されることでしょう。

さて、成長七則に従って、圧倒的行動量で「読む」「書く」「見る」「聞く」「話す」「考える」「やってみる」を実行するには、日常の中にそれ相応の時間を確保する必要があります。何せ“圧倒的行動量”を実現させるわけですから、日に1~2時間程度では間に合いません。

だから、「よし!これを身につけよう!」と決心したら、その時間を確保するために「この時間を削ろう」という決断もしなくてはなりません。

決断とは「すること」と「しないこと」の二つを決めて、迷いの基となる選択肢を断つことなのです。「すること」ばかり決めても、新たに「すること」が増えるだけで、一方では人間に与えられた一日の時間は一定ですから、結果的にどの「すること」も中途半端となり成し遂げることができなくなります。

既に私たちの日常には「せねばならないこと」がパンパンに詰まっています。「しないこと」を決めないで「すること」ばかりを決めていったらパンクします。そこに至る過程は迷いそのものです。

「あれをしないといけない。でも、TVも観なけりゃ」 「これもしないといけない。でも、飲み会にも行かなきゃ・・・」では、なにを遂げようかというものです。「あれをしないとけいない・・・よし。TVを観る時間を無しにしよう。TVの話題で友だちとの会話で盛り上がるのも無しにしよう」 「これをしないといけない。・・・よし。大事な飲み会だけれども、これに行く時間を無しにしよう。『お前は付き合いがいいな。気のおけない仲間だな』と言われるのも無しにしよう」などのように、することと同時にしないことを、無しにすることを決めなくては、なんとなくお茶を濁すことはできたとしても、明明白白ことを成就させるのは無理なのです。

習熟や成長、上達を困難と捉えている人々は、往々にして決断が苦手であったりします。そのような方には成長七則に加えて、最後に決断についてのアドバイスをされると良いでしょう。



☆4.成長七則 ( 完 )
※ 岡崎信用金庫調査月報への寄稿「人を財と為す」を加筆編集



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