image2013年6月1日(土)~9日(日)まで事業開催された “ 公益社団法人 日本青年会議所 東海地区協議会 主催 第40回 JC青年の船「とうかい号」”において、菅沼が講師団長を拝命しました。全、12カリキュラムの研修について、その要旨を講師団長の立場から主として「感動通信」と題してまとめ、乗船中に配信しました。しかし、宿泊部屋に1部ずつの紙資料配信でしたので、全員の方に行き渡っておりません。皆様からのご要望が多数寄せられておりましたので、ライフワーカーズのホームページには原文をUPし、当ブログには文章を転載いたしました。研修に参加した一般団員の皆様の復習に用いて頂くと共に、一般読者の皆様におかれてはご参考として頂きたく存じます。また、一般読者の皆様におかれましては、年に1回開催される当事業に是非ご参加又は参加推薦頂きますよう推奨します。若者がより良い人生のために大きく羽ばたく実り多き研修船事業です。詳しくは東海地区の各青年会議所様へお問い合わせ下さい。

尚、このページ(文書)につきましては乗船中に配信されていません。菅沼のセッションについても振り返り資料が欲しいとのご要望が寄せられておりますので、これにお応えして下船後に執筆公開したものです。

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研修⑪E-2「下船後の自分」
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菅沼の4th.セッションは下船前日の朝一番で実施されました。


このセッションは「下船後の自分」というテーマで開催されましたが、研修⑦同様、研修全体の概念図(当HPからダウンロードできます)の「道」の部分に焦点を当てたセッションでありました。道の部分に焦点を当てたセッションが研修「E」のシリーズです。

菅沼の研修については、研修ノートや配布資料に詳細がありますので、自主的に振り返り学習を進めて頂きたく思いますが、大凡の趣旨のみ振り返ってみましょう。

とうかい号 で学んだ皆さんが、下船後、愛ある夢在人として時代の灯火となって行くためには、下船を直前にして、一度、学習の決算をしてみる必要があります。「愛ある夢在人として時代の灯火になって行くため」の現時点結論(仮説)を明確化するということです。これから先の人生で、それはどんどんと進化、発展して行くのでしょうが、そのベースとなる部分を明らかにするのです。そこで、9日間の学習のまとめとして、研修ノート46~52ページ「私の決意Ⅰ~Ⅶ」を作成して頂いた次第です。


現時点結論(仮説)を持つということはとても大切なことです。若者に何かを問うと「よくわからない」という答えが返ってくることが多く、都度、がっかりします。「よくわからない」というのが一番良くありません。仮に間違っていても、質が良くなくても、自分なりの結論=仮説を持っておくことはとても重要です。もし、よくわからなかったとしても、わからないなりに「ひょっとしたらこういうことかも知れない」「多分、こういう筈だ」という自分なりの見解=仮説を持つべきなのです。自分なりの見解=仮説を持っていれば、他者からの情報提供や自らの体験によって新たな見解と出会ったときに、現時点のものと新たなものを比較検討することが容易くなり、二者択一で考えればどちらがより良い見解なのかが一目瞭然となります。そして、より良い見解なら臆面もなく乗り換えてしまえば良いのです。しかし、その乗り換えたより良い見解さえも、その時点での現時点結論=仮説に過ぎません。また、新たな見解と出会ったらすぐに比較検討、より良いものに乗り換えて行かねばなりません。心のフットワークが肝要です。このように心的なフットワーク軽く、見解、考え方、そして、その集合体である価値観をどんどんと進化させて行くことができれば、皆さんは人生そのものの価値を高めて行くことができるでしょう。しかし、現時点結論を持たない人、つまり「よくわからない」という人は、せっかく良い見解に出会っても、比較検討する基準となる自らの見解がないものですから、良いも悪いも判断がつかず「ふーん」といった調子で、その価値ある見解を受け流してしまうのです。現時点結論=仮説に拘りすぎると固定観念の罠に陥ってしまいますが、現時点結論=仮説を持たない人には価値観の進化は望めません。 

                       
かように現時点結論=仮説を持つことが大事であるが故に、「私の決意Ⅰ~Ⅶ」を書き上げて頂くのに1時間という、個人ワークとしては断然に長い時間を使って頂いたのです。もし、船酔い等でしっかりと仮説を打ち立てることができなかった方(書き上げることができなかった方)は、下船後、極力早い段階でこれを仕上げて頂くことをお薦めします。そして、その仕上げをもって、新たなスタートが始まるものと心得て下さい。
   
さて、「私の決意」を仕上げて頂く前に、菅沼個人の最後の講義として、確かな「道」を歩んで頂くためのお話を2題差し上げました。「心が人生に及ぼす影響について…心の重要性の理解」と「夢をビジョンへ」というお話です。覚えていらっしゃいますか? 詳しくは、メモをとって頂いた研修ノート44,45ページ振り返って頂きましょう。そして、この2つのお話の趣旨については、生涯、しっかりと胸に刻み込んでおいて頂きたいと切望します。色々な先生方の教えも頂きながら、私、菅沼が現時点の人生50年の集大成として概念化したもので、真理として確信、他の様々な分野の先生方からも共感、支持を頂いている考え方です。皆さんのより良い人生の一助になることは間違いありません。私の名前を忘れても、しかし、この考え方は生涯忘れないで頂きたく願います。

以上、研修⑪「下船後の自分」をもちまして、講師単体の研修は完結しました。後の研修⑫では、各講師が自らの担当セッションを簡単に振り返り、セッションの核心部分を再確認しながら「時代の灯火となる愛ある夢在人」となるためのヒントや心構えを述べました。また、研修⑫では、研修委員会の石川委員長から熱いメッセージもありましたね。

さて、下船して、まだ間もない皆さんですが、しかし、どうでしょう。「あの激動と感動の9日間はいったい何だったの?」と幻を見ていたかのような錯覚に捕らわれ始めている頃でもありましょう。日常という手強い相手が皆様を待ち構え、呑み込もうとしているからであります。峻烈な体験も、鮮烈な記憶も、大いなるカタルシスも、日常の中では、過ぎてしまえば全て過去となります。しかし、出会った仲間を、出会った熱い想いを、経験した素晴らしきことがらを過去に葬り去るのではなく、是非、未来に活かして頂きたいのです。体験を総括し、概念化し、皆さんなりの「俺のとうかい号」「私のとうかい号」を確立して頂きたいのです。そうでなければせっかくの貴重な体験も、日常にあって、たちまち風化してしまうのです。「私の決意Ⅰ~Ⅶ」を是非、仕上げて下さい。そして、その仕上げ=仮説をもって日々色々なことがらにチャレンジし、新しい世界を切り開いて行って下さい。そうすれば価値観も、夢も、人間関係も、どんどんと進化して行くことでしょう。「未来に向かって活かせる」…それが学習の価値です。皆さんの学習の価値を高めて行って下さい。

   
皆さんの人生という大航海に大いなる幸あれ。

    

2013.6.8..実施の研修⑪の振り返りとして/2013.6.12.菅沼



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