3-06.仮説で十分。まず動け! / 第3章.いざ就活


第一~二章で述べたとおり、働くとは「幸せになるための軍資金と力を手に入れること」である食うことは前提に過ぎない。それを踏まえた上で、就職活動を開始するに当たって先ずは自己分析、そしてその一助として適性検査を受ける。そして、決してその結果に支配されぬよう用心、あくまでも参考に留めつつ自分にとっての人生の目的(最終到達地点=存在意義)= “ 大いなる幸せ ” とは一体なんなのかについての仮説を立てる。そして、それを具現している未来の強く逞しい自分の姿に恍惚とし、それに適応していくためには、今の自分をどのように鍛えていけばよいのかを考えていかねばらない。
 
完全週休二日制や残業が少ないこと、あるいは人気の職種・会社であることが自分を鍛えるステージであるとは言い切れない。むしろそれらは、自己研鑽とは関連性の低い基準である。
       
さて、以上の事柄をじっくり考え過ぎていても先に進まないので、筋道をつけテキパキと仮説を立て、早々に動きはじめることが大切である。
  
自己分析は確かに大切かもしれないが、しかしそれを行うために就職があるわけではない。自己分析の罠に陥って、いつまでたっても自己分析の迷路から脱することができず、「自分は一体なにに向いているのだろう?」「なにをすればよいのだろう」と、もがき苦しんで鬱になりかける若者諸君も少なくない。         
           
仮説で充分、まず動け! 動きながら考え、考えながら動け。そこに活路を開くのがビジネス社会と実感せよ。   
           
例えば、やりたいことが見つからなくても、「やりがい」や「自己研鑽」という観点で就職活動をしてみることができる。その中で「この会社はなんか気になるなぁ」「ちょっと心にひっかかるなぁ」という出会いの芽も生まれてくる。それで充分だ。

「ひょっとしたらこの会社で自分は鍛えられて “ 大いなる幸せ ” を勝ち取る能力を身につけることができるかもしれない」

そんな仮説を立証するために企業研究をスタートさせればよい。

また、研究するには比較検討する対象や材料が必要だ。その研究対象企業が属する業界から数社をピックアップして同様に研究してみるといいだろう。そして、どこにどんな違いがあり、その違いがどこにどう現れているのかを見極めよう。従業員の表情か、売上や収益率の伸びなのか、拠点展開か、新商品開発か、業界におけるシェアなのか、そのほか様々な注視すべきポイントがある。そして、それらを総合して最終的には自分で判断をするしかない。最後は自分の感性が決め手となるのだ。

そのためには、まず「動く」ことだ。部屋に閉じこもってパソコンをクリックしていても、就職課で求人票とにらめっこしていてもはじまらない。それでは感性は磨かれない。そして仮説で動く過程で、新しいよりよい結論に出会ったら、比較検討即決断。より良い結論なら臆面もなく乗り換えてしまえばよい。ビジネス世界でのフットワークを磨く訓練はすでに始まっている。 



「3-07.なんちゃって企業研究」へ展開


 
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