tokuwo-sugasan-semakunedounatteru 5人間の根源的な3つの幸せという話がある。それは「他者の役に立つ幸せ」「求められる幸せ」「感謝される(ありがとうと言われる)幸せ」だそうだ。

この3つが確かなら、人間そう贅沢は言わない。必要最低限の衣食住があればそれでよいと思える。人間はそういう生き物だそうだ。

なるほど。「ニンゲン」即ち「ジンカン」であることをつくづく思い知る。これら3つの幸せは、即ち人邑(社会)の一員として存在が許され、認められ充足感を得られる居場所ができることを意味する。そして「ニンゲン」の幸せは「ジンカン」に見いだされ、「ジンカン」からもたらされ、その幸せに足ることを知った「ニンゲン」が増えれば増えるほど利己主義が影を潜めていくという公式でもあろう。

知識も技術もどんどんと長けてきている君たちだが、人の上に立つ「長」ともなれば、それにプラスして判断力や決断力も必要になってくる。そして配下の人々を導いていくためのコミュニケーション力や説得力、影響力なども不可欠だ。しかし求められるものはさておき、「長」と名のつく立場の人に一番期待されているものは、実は「徳性」である。「一夜にして徳は得ず。日に夜に養え(指導者十ヶ条より)」。それもまたバトンを受ける重要な準備である。

人間の根源的な3つの幸せを理解し、その幸せを堪能しながらその後ろ姿で人々を導き、個人の欲得に走る人あらばこれを諫め、「ニンゲン」が即ち「ジンカン」、「ジンカン」が即ち「ニンゲン」であることを体現する素晴らしい人になって欲しい。

君たちが務める会社には、そもそもそういう人を世に排出す文化、風土がある。それを廃れさせることなく、更に高め、次代へと受け渡していってくれ。


さあ、新たな扉を開けよう。


[ 完 ]


(※第3コメントとして当カテゴリ内全9本の記事を講読後、最も印象に残った記事1つにコメント投稿)



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