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既に高い意識レベルで成長を続けてきており、次のステップに進む準備を固めつつある素晴らしい方々も見えるでしょう。

そうした皆さんは、自分自身の立ち位置や担うべき責務についてはすでに充分理解、覚悟しており、紆余曲折はありながらも日々精進、良き奮戦を展開していらっしゃることと存じます。

なにせ、やるべきことが決まっています。わかっているのです。成長についても決断済みです。迷いません。然るにそのあり様(よう)はとても清々しいものと想像されます。

当然ながら、そこまでたどり着いていない人と比べると、苦悩や葛藤のレベルも違ったものになってきているでしょう。自分のことだけではなく、他者のより良い成長へも関心を広げるので、その方面のものが多くなる傾向があるのです。具体的に言えば、後輩の指導育成に関するそれです。

自分自身の成長が覚束ないような人は、他者の成長など構ってはいられませんし、また仕事を通じた人間的成長が甘かった人も、ニンゲンとジンカンの乖離から、自分さえ成長すればいいという身勝手な考えになりがちです。他者の成長に対しては無関心となりがちなのです。

ところがです。

その意識の高い、優秀な皆さんでさえ、だからといって順風満帆、巡航洋々というわけにはいきません。個人として、仕事を通じて人間的な側面を含め、確かに成長を繰り返してきていても、依って自信と確信を持って献身的に後輩の指導育成にあたっていても、その微笑ましくも尊い光景が周囲の人々を更なる向上心へと駆り立てていても、後輩の指導育成の成果或いは後輩との間柄が今一つ、それどころか徐々に鈍化や乖離、否、今や風前の灯火というケースも間々あるのです。

なぜなら、指導する相手は人間、そして指導する本人もまた人間だからです。当の私を含めて、人間は弱くて、情けなくて、だらしのない、放っておけば低い方へと転がっていきやすいどうしようもない生命体です。すれ違い、行き違い、ボタンの掛け違い、言い過ぎ、言葉足らず、逆効果、誤解、偏見等は日常茶飯事です。ですから、後輩を育ててはいるものの、得体の知れない限界感に苛まれてしまいがちなものでもあるのです。

そこで、そもそもレベルが高く、故に他者の成長をも我がこととして引き受けようとしている素晴らしい皆さんに向けて、得体の知れない限界感が増幅し、心身の柔軟性と活力が奪われてしまわないよう、老婆心ながらヒントを提供させて頂きたく存じます。よって、この記事から先しばらくは、部下及び配下の指導育成について役立つお話を差し上げます。

「後輩の成長スピードが今ひとつ」とか「私の言葉や考えが、うまく後輩に響いていない」「なにを考えているのか正直わかりづらい」「ゆとり世代は難しい」等とコメント投稿された方は、是非とも以降の記事を注読頂きたいところです。


それでは本論です。

部下及び配下(皆さんが主導権をもって実施する共同作業などでは後輩は配下ということになります)の指導育成はマネジメントの重要項目の一つです。そういった意味では、このレベルで葛藤をしている方は、ある意味、既にマネジメント領域にまで意識が向いているということが言えます。

さて、配下の指導育成がマネジメントの重要項目であるからには、その品質を高めるためには・・・

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