dottinotama-zibun or anata-sugasanそれでは “ あなた「らしさ」” と “ 自分「らしさ」” のどちらを採用すべきでしょうか。  

考えてみましょう。

大抵の場合、「君(あなた)らしくないよ」と言われると、正直なところ、おもしろくない気持ちになったり、気落ちしたります。

「なにが『君らしくない』だ。お前に私のなにがわかるというのだ!」と、心の奥底でむきになったりすることもあるでしょうし、また自分を見失ってしまっていることを指摘されたような気がして、それは「いけないことなのだ」となんとなく自分を責めてしまったりもするでしょう。

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しかし実のところ、腹を立てたり気落ちしたりする必要はないのです。相手が言う “ あなた「らしさ」” とは、相手とあなたとのこれまでの人間関係によって、相手が会得した、相手にとって都合のよいあなたの言動パターンなのです。

つまり相手が認知していた筈のあなたの言動パターンが崩れてしまったり、思いもかけず適用されなかったりして、相手があなたへの対応に戸惑っていることを表しているのに過ぎないのです。若しくはあなたの特定の言動パターンにより心地よい影響を受けていたところ、その言動パターンが崩れることによって期待が外れた、つまりがっかりしたということなのです。

いずれにせよ相手本位の一方的な「こうあって欲しい」という押しつけがその背景にあるのです。

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つまり「あなたはこういうパターンの人でなくっちゃ。そういうパターンの人として私はあなたを認識し、あなたとの人間関係の紡ぎ方を準備しているのだから。それなのに、そのパターンから外れたことをされたら、どう立ち居振る舞っていいのかわからなくなるじゃないか」というソフトなクレームなのです。

または「あなたはこういうパターンの人でなくっちゃ。そういうパターンのあなたが、そういうことをすることに対して、私はいつも好感、時に感動すら覚えている。ところが、いつものように私が快感を得ることができる機会が訪れているのに、今日のあなたはいつものパターンではない。これでは快感が得られない。がっかりだ」という自分本位を隠しながらのクレームなのです。

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決して、あなたが自分自身を見失っているということを指摘されているわけではないのです。

もしそうした指摘をするのであれば、「君、自分らしくないよ」と言わなければなりません。しかしそんなことを言う人はまずいません。「あなた自身が認識する『自分自身のこうでなくっちゃ』という肯定的言動パターン、つまりあなたにとっての本性に関わるようなもの」を、あなた以外の人が知る由もないからです。あなた自身を知る人は、あなた自身しかいないのです。

さて、ならば他者から言われるところの “ あなた「らしさ」” については、気にする必要がないということでしょうか。

実はそうでもありません。真の意味で自己実現をしていこうとするなら、社会性が重要であると繰り返し述べてまいりましたが、「相手の都合はお構いなし」という塩梅では、とても社会性があるとは言えません。この意味では他者が認識する “ あなた「らしさ」” は重要です。

しかし相手の都合ばかり優先して、自分自身がなくなってしまってもいけません。そればっかりで立ち居ふるまっていれば、心の病の手招きに乗って迷宮に向かっていくようなものです。極端な言い方をすれば、それは「周囲の人々にとって都合のいい存在」でしかなくなっていくということです。この意味では “ 自分「らしさ」” がとても重要になってきます。

要はバランスなのです。


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